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【ストーリー】EPISODE 3-4 約款プレス!

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最終更新者: novira

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約款プレス!
深海の商人

登場人物

ジャック、ハーツラビュル寮生、サバナクロー寮生、スカラビア寮生、アズール、エース、デュース、グリム、ポムフィオーレ寮生


テキスト全文

── 鏡舎 ──


ジャック:「ここは……各寮に繋がる鏡舎か。」

ハーツラビュル寮生:「今回は絶対に50位以内に入れたと思ったのに~!」

サバナクロー寮生:「ちくしょう、騙された!あのインチキタコ野郎!」

スカラビア寮生:「オレの学園生活お先真っ暗だあ~!!」

ジャック:「なんだ!? あの3馬鹿以外にも、頭にイソギンチャクを生やした奴らがたくさんいやがるぞ!」

ジャック:「2、3年の生徒もいるみてぇだ。全員オクタヴィネル寮に繋がる鏡へ入っていく。」


選択肢:

├ [ テスト順位を口々に叫んでる…… ]

└ [ インチキタコ野郎って誰だろう? ]


ジャック:「俺たちも行ってみるぞ。」


── オクタヴィネル寮 ──


選択肢:

├ [ うわぁ! 水の中に寮がある! ]

└ [ 乾燥したサバナクロー寮とは真逆だね ]


── 分岐:【うわぁ! 水の中に寮がある!】 ──

ジャック:「マジかよ!すげぇな、ナイトレイブンカレッジって!」


── 分岐:【乾燥したサバナクロー寮とは真逆だね】 ──

ジャック:「水の中に寮があるなんて、マジかよ!すげぇな、ナイトレイブンカレッジって!」


────

ジャック:「……ゴホン。仮にも別の寮の縄張りに入るんだ。お前も浮かれてねぇで、用心しろよ。」


── モストロ・ラウンジ ──


選択肢:

├ [ イソギンチャク軍団は全員ここに集められたみたい ]

└ [ すごい人数だね ]


ジャック:「100……いや、200人近くはいそうだな。それにこの場所は? サ店みてぇな……」

ジャック:「『モストロ・ラウンジ』?エースたちはどこに行った?」

アズール:「これはこれは。成績優秀者上位50名からあぶれた哀れなみなさん。」

アズール:「ようこそ『モストロ・ラウンジ』へ。」

アズール:「みなさん僕のことはよ~くご存じでしょうが、改めて自己紹介を。僕は、アズール・アーシェングロット。」

アズール:「オクタヴィネル寮の寮長であり、カフェ『モストロ・ラウンジ』の支配人であり、そして──」

アズール:「今日から君たちの主人(あるじ)になる男です。」

ジャック:「……なんだって?」

アズール:「君たちは僕と勝負をして、負けた。」

アズール:「契約に基づき、これから卒業までの間、僕の下僕(しもべ)として身を粉にして働いてもらいます。」

エース:「ちょっと待った。こんなん詐欺だろ!」

アズール:「たしか君は、1年生のエース・トラッポラさんでしたね。詐欺だなんて人聞きが悪い。」

アズール:「僕は契約通り君に完璧なテスト対策ノートを渡したはずですよ。」

アズール:「しっかりこなせば、90点以上は取れたはずだ。」

エース:「ああ。確かに取れたぜ、92点!」

アズール:「それは良かった!お役に立てたようでなによりです。」

エース:「でも、対策ノートを渡した相手がこんなに居るなんて話は聞いてねーよ!」

デュース:「エースの言う通りだ。」

デュース:「これじゃ、いくら対策ノートをもらったって上位50位に入れるわけないじゃないか!」

グリム:「みんなが90点以上じゃ、85点取っても赤点の時と順位がかわらねぇんだゾ!」

アズール:「あなたたち、守秘義務、という言葉をご存じですか?」

アズール:「楽をして良い点を取りたい、落ちこぼれになりたくない、テスト前日まで遊び呆けていたい──。」

アズール:「今回、期末テストで僕を頼ったバカ……いえ、みなさんの事情はさまざまでしたが……」

アズール:「“誰が”、“どんな事情で”、“どんな契約をしたか”……などというプライバシーに深く関わることを」

アズール:「僕がペラペラと他人に喋ったりするわけがないじゃないですか。」

アズール:「僕はとても誠実な男ですから。」

アズール:「ほら、契約書127ページ目に秘密保持契約についての約款(やっかん)があるでしょう。」

アズール:「僕はそれを守っているだけのこと。」

グリム:「じ、じゃあテスト対策ノートの担保に預けたオレ様の火の魔法は、どうなるんだゾ?」

ポムフィオーレ寮生:「そ、そうだ。僕の水の魔法は?」

スカラビア寮生:「オレのユニーク魔法、返してくれよ!」

アズール:「おやおや、みなさん。契約条件をもうお忘れで?」

アズール:「『期末テストの対策ノートを渡すかわりにあなたの“自慢の能力”を1つ僕に預けてもらう。」

アズール:「あなたが成績優秀者上位50位以内に入れば能力は返還し……」

アズール:「さらに卒業まで全てのテスト対策ノートをあげましょう。」

アズール:「でももし、あなたが50位以内に入れなかった時には──」

アズール:「卒業までのあいだ、僕に絶対服従の下僕(しもべ)になる』……とね。」

アズール:「契約上、すでにみなさんの身柄は髪の毛の1本まで僕のものです。」

アズール:「つまり、能力を返すも返さないも僕の自由だ。」

エース:「そんなんアリかよ!」


選択肢:

├ [ だからグリムたちは魔法で喧嘩しなかったのか ]

└ [ 能力を預けることなんて出来るの? ]


ジャック:「さっきから聞いてりゃ……」

ジャック:「どいつもこいつも気にいらねぇ!!!」


!!??


デュース:「ジャ、ジャック!? どうしてここに?」


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