【ストーリー】EPISODE 4-5 邂逅スパイシー!

| - 邂逅スパイシー! 熱砂の策謀家 |
登場人物
グリム、火の妖精、ジャミル、スカラビア寮生A、スカラビア寮生B、スカラビア寮生C
テキスト全文
── オンボロ寮 ──
グリム:「わー、見てみろユウ!雪が積もってるんだゾ!」
選択肢:
├ [ どうりで冷えると思った ]
└ [ 暖炉の様子が心配だね ]
グリム:「火の妖精ってヤツらも震えてるかもしんねぇな。薪を持っていってやるか。」
グリム:「ついでにキッチンになにか食い物がないか漁ってやるゾ!」
グリム:「らんららーん♪」
── 大食堂 ──
グリム:「ヒェ~寒かった!肉球が氷みてぇに冷てぇんだゾ!」
グリム:「ユウ、早く持ってきた薪を暖炉に入れてくれ!」
ガラガラ
火の妖精:「パチパチ……パチパチ……」
グリム:「ほぁ……オマエたちが暖炉に住み着いてる火の妖精か。側に寄ると毛皮の芯まであったまるんだゾ。」
火の妖精:「パチパチ……パチパチ……。」
ジューッ、とんとんとん
グリム:「ン? なんだ?」
グリム:「薪の燃える音に混じって、軽快な包丁のリズムと肉の焼けるジューシーな音が!?!?」
グリム:「さらに、スパイシーでいて食欲を刺激する異国の香りが漂ってきたんだゾ!」
グリム:「キッチンのほうからだ。行ってみようぜ、ユウ!」
── 大食堂‐厨房 ──
ジャミル:「野菜に火を通し終わったら解凍してあった肉を茹でてくれ。」
ジャミル:「油が温まったらナッツを入れるのを忘れるな。」
スカラビア寮生A:「はい!」
スカラビア寮生B:「副寮長、スパイスの量なんですが大さじ1杯でいいでしょうか?」
ジャミル:「寮長の好みはもう少し辛めだな。」
ジャミル:「あと小さじ1杯足してくれ。」
グリム:「にゃんだぁ?冬休みのはずなのに、生徒がいっぱいいるんだゾ!」
ジャミル:「ん? 君たちは……。」
選択肢:
├ [ あなたは確かマジフト大会の時に…… ]
└ [ はじめまして、こんにちは ]
── 分岐:【あなたは確かマジフト大会の時に……】 ──
ジャミル:「ああ、マジフト大会前に怪我をした時少し話をしたな。」
── 分岐:【はじめまして、こんにちは】 ──
ジャミル:「はじめまして……?いや、君らとは以前会ったことがある。」
ジャミル:「マジフト大会前に怪我をした時、少し話したはずだ。」
────
ジャミル:「君たちは確か……ユウとグリム、だったか?」
グリム:「物覚えがいいヤツなんだゾ!オマエの名前は、ええっと……。」
ジャミル:「ジャミルだ。ジャミル・バイパー。スカラビアの副寮長をしてる。」
ジャミル:「俺は昔から人の顔と名前を覚えるのは得意でね。それに、君らは入学以来とにかく目立つからな。」
ジャミル:「この学園で君らの名前を知らないヤツはいないんじゃないか?」
グリム:「えっ、そ、そうか?」
グリム:「にゃっはっは!オレ様たちも名前が売れたもんなんだゾ!!」
ジャミル:「ところで……君たちは冬休みなのに何故学園に?」
グリム:「オレ様たちには帰れる実家なんかねぇからな。」
グリム:「それに学園長から暖炉の火の番という大役を任されてるんだゾ。」
グリム:「オレ様、真面目で有能だからな〜!学園長に頼られるのも仕方ねぇことなんだゾ!」
ジャミル:「へぇ………そうなのか。学園長にね……。」
ジャミル:「……それは、使えるかもしれないな。」
グリム:「ン? なんか言ったか?」
ジャミル:「あの学園長に認められるなんて君たちはすごいな、と。」
スカラビア寮生C:「お話し中すみません、副寮長。野菜の下準備が終わったのですが……。」
ジャミル:「ああ、今行く。」
グリム:「このスープ、美味そうだけど嗅いだことない匂いがするんだゾ。」
ジャミル:「それは熱砂の国の伝統的な家庭料理で………。」
ジャミル:「……ああ、そうだ。」
ジャミル:「ここで出会ったのもなにかの縁。良ければ君たちも食べていかないか?」
グリム:「にゃにっ! いいのか!?」
ジャミル:「ああ、もちろん。」
ジャミル:「料理の完成まであと少しだ。君たちも手伝ってくれ。」
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