【ストーリー】EPISODE 4-37 呪縛リリース!

| - 呪縛リリース! 熱砂の策謀家 |
登場人物
ジャミル、アズール、グリム、カリム、フロイド、ジェイド
テキスト全文
子どもカリム:「ジャミル〜! 遊ぼうぜ!今日こそはボードゲームでお前に勝ってやるからな。」
子どもジャミル:「またかよ、カリム。何回やっても俺の勝ちに決まってる。俺、別の遊びがしたいんだけど……。」
ジャミルの母:「コラ! ジャミル!カリム様になんて口のききかたをするの!」
子どもジャミル:「いてっ!」
ジャミルの父:「カリム様、いつもうちのバカ息子と遊んでくださりありがとうございます。」
ジャミルの母:「使用人にも分け隔てなく接してくださる優しさ……ご主人様のご教育の賜物(たまもの)ですわ。」
ジャミルの父:「……いいか、ジャミル。勝負はいつでも2回勝って3回負けなさい。」
ジャミルの父:「決してカリム様に勝ち越すんじゃない。」
ジャミルの母:「お前が賢い子だってことはよくわかってる。お母さんたちの立場……理解してくれるわね?」
子どもジャミル:「…………わかったよ。」
カリム:「ジャミル! 見ろよ。オレ、祭りのダンス大会で一等取ったんだ!」
カリム:「あっはっは! やった〜。今回のマンカラ5本勝負は3勝2敗で、オレの勝ち!」
カリム:「ジャミルが勉強に付き合ってくれた魔法史のテスト、オレ75点とれたぜ! え? ジャミルは70点?」
カリム:「そっかー。元気出せよ。」
カリム:「オレがスカラビア寮長に……?なんかよくわかんねーけど……どーんと任せとけ!」
カリム:「な、ジャミル!」
ジャミル:「学園長。何故カリムを寮長に?」
ジャミル:「魔法の実力もない、なによりまだ2年生です。俺たちはあいつのミスのフォローで手一杯な状態です。」
クロウリー:「ナイトレイブンカレッジにおいて、2年生で寮長になることはなんら不思議ではありませんよ。」
ジャミル:「しかし……」
クロウリー:「バイパーくん。教育を充実させるには、なにかと“かかる”んです。」
クロウリー:「アジームくんのご実家からは、多大なるご支援をいただいてましてねぇ……。」
クロウリー:「私も承認せざるを得ない立場なんですよ。」
クロウリー:「賢い君なら、それがどういうことか……わかってくれますよね?」
カリム:「これからも助け合ってやっていこうな、ジャミル!」
カリム:「ジャミルだけは、絶対にオレを裏切ったりしない。」
カリム:「ジャミル……ジャミル!」
< >

