【ストーリー】EPISODE 5-4 公募アナウンス!

| - 公募アナウンス! 美貌の圧制者 |
登場人物
グリム、エース、デュース、クロウリー
テキスト全文
── 大食堂 ──
グリム:「ふな~~腹減った!」
グリム:「午前中に体力育成がある日は昼休みまでが長く感じるんだゾ。」
エース:「体力育成があってもなくてもお前は毎日腹減らしてるじゃん。……ん?」
デュース:「なんだ? 食堂の壁際に人だかりができてるな。」
デュース:「えぇと、」
デュース:「『全国魔法士養成学校総合文化祭・「ボーカル&ダンスチャンピオンシップ」」
デュース:「出場メンバーオーディション』……?」
デュース:「ああ、総合文化祭で行われる音楽発表会のことか。」
エース:「毎年テレビで放映されてたからたまに見てたけど……選抜メンバーって、オーディションなんだ。」
エース:「『来たれ! 歌自慢・ダンス自慢。プロデビューのチャンスあり!」
エース:「全国の高校生の頂点に立つのはキミだ!』」
エース:「『なお、大会で当校代表チームが優勝した場合……』」
エース:「『メンバーに優勝賞金の500万マドルを山分けいたします。』」
ご、500万マドルを山分け!?
クロウリー:「そうなんですよ~! 豪華でしょう!?」
うわっ! びっくりした!
エース:「学園長、いつも思うけど急に出てくんのやめない!?」
クロウリー:「おや、失礼。脅かしているつもりはないんですが。」
クロウリー:「この『ボーカル&ダンスチャンピオンシップ』に500万マドルもの賞金が出る理由……」
クロウリー:「それは、たくさんの企業がスポンサーとしてこの大会を支援しているからです。」
クロウリー:「『VDC』は、そこいらの軽音部のコンテストとは訳が違う。」
クロウリー:「優勝チームには様々な芸能事務所や音楽レーベルからデビューのオファーが殺到。」
クロウリー:「一躍トップアーティストの仲間入りも夢ではありません。」
クロウリー:「学園の名誉のみならず、己の未来をかけた本気のミュージックバトルなんです。」
クロウリー:「より多くの精鋭を集めるためにもご褒美は豪華でないとね。」
エース:「なるほど。スポンサーからすれば、ここからマドル箱スターが生まれるなら」
エース:「500万マドルくらい安いもんってことね。」
グリム:「500万マドルあれば、ひとつ300マドルの高級ツナ缶がいっぱい買えるんだゾ!」
デュース:「待て待て。賞金はチームメンバーで山分けだって書いてあるだろ。」
デュース:「たとえばチームが4人だとすると、ひとり………。500÷4は……ひゃく……ひゃくさん……。」
エース:「125万マドル。300マドルのツナ缶なら4000個以上買える。」
グリム:「ウヒョーッ!! 4000個!!!」
グリム:「なあなあ、ユウ!オレ様この大会に出たいんだゾ!」
選択肢:
├ [ まずオーディションに受からないと ]
└ [ ツナ缶4000個も食べきれないでしょ…… ]
クロウリー:「学校によっては、合唱部や軽音部所属の生徒から代表を選ぶそうですが……」
クロウリー:「我がナイトレイブンカレッジは、全生徒からオーディションで代表を選びます。」
デュース:「本気でぶつかりあって、一番強いヤツがテッペンに立つ、ってことっスね!」
クロウリー:「もちろん本気の生徒は、大会を見越して昨年から準備をしているとは思いますが……」
クロウリー:「スターを夢見る権利はいつ、誰にでもあるかと思いましてね。」
クロウリー:「フフ、どうです?私、優しいでしょう?」
クロウリー:「在学生なら誰でもこのオーディションを受ける権利はありますよ。」
クロウリー:「今年は誰が代表になるか、楽しみですねぇ~。」
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