【ストーリー】EPISODE 5-9 熟練ティーチ!

| - 熟練ティーチ! 美貌の圧制者 |
登場人物
エース、デュース、グリム、カリム、ジャミル、アズール
テキスト全文
── 体育館 ──
エース:「ブハッ! デュース。お前、簡単なステップもマトモに踏めてねぇじゃん。」
デュース:「なっ……しょうがねーだろ」
デュース:「ダンスなんかやったことねぇんだから!」
グリム:「ぐぬぬぅ~。手と足が同時に出ちまうんだゾ~。」
選択肢:
├ [ 練習、頑張らなきゃね ]
└ [ 自主練だと限界がありそうな気が…… ]
カリム:「おっ? お前らもダンスかぁ?オレたちも混ぜてくれよ。」
グリム:「ふなっ。スカラビアのギクシャクコンビ。」
ジャミル:「変なコンビ名をつけるな。それに、別にギクシャクはしてない。」
エース:「もしかして、カリム先輩とジャミル先輩も『VDC』のオーディション受けるんスか?」
カリム:「おう! だって、でかい祭りなんだろ?せっかくなら踊りたいじゃないか。」
カリム:「オレもジャミルもダンスと歌は得意だし。な、ジャミル!」
ジャミル:「俺は目立つことはあまりしたくないんだがな……はぁ。」
カリム:「しかし、後ろから見てたけどお前ら本当にヘッタクソだな~!」
カリム:「ゾウが二本足でどすどす慌ててるみたいだったぜ!あっはっは!」
カリム:「踊りだけでおぼつかないのに、本番じゃ歌わないといけないだろ。大丈夫か?」
デュース:「うぐっ……。悪気がないぶん、逆に刺さる。」
エース:「そうだ。ジャミル先輩、前にバスケ部でフロイド先輩にダンス教えてたことありますよね。」
エース:「たしか、ダンスが趣味なんでしょ?オレらにもダンスのコツ、教えてくださいよ。」
カリム:「おう、いいぜ!ジャミルのコーチなら間違いない。」
ジャミル:「なんでお前が返事をするんだ!」
ジャミル:「ゴホン……まあ、誰かに教えるのは自分の復習にもなるし。」
ジャミル:「いいだろう。」
ジャミル:「素人ならまずはアイソレーションからだな。足を肩幅に開いて……。」
ジャミル:「デュース、もう少し肩の力を抜け。」
ジャミル:「首と肩が一緒に動いてると全体がぎこちなく見えるぞ。」
デュース:「か、肩と首を別々に動かすなんてどうやって!?」
デュース:「考えてるうちに音に置いていかれる……!」
ジャミル:「ダンスは頭で理屈を考えても無駄だ。リズムに乗って、身体で覚えるしかない。」
~~~♪
ジャミル:「おっと。もう午後の授業が始まるな。ダンスの練習はここまでにしよう。」
カリム:「ええ、もう?」
カリム:「踊ってると時間があっという間だな~。」
デュース:「はぁ、はぁ……」
デュース:「バイパー先輩、アジーム先輩特訓あざっした!」
エース:「さすがジャミル先輩。教え慣れてるっつーかなんつーか……。」
エース:「たった何十分かで、デュースたちも少しは踊れるようになってきたじゃん。」
ジャミル:「リズム感はともかく、運動神経は悪くない。」
ジャミル:「練習を重ねれば問題無く踊れるようになるんじゃないか?」
デュース:「押忍! アザッス!!」
ジャミル:「グリムは上達したかどうかの判断に困るが……キレはある。と、思う。たぶん。」
グリム:「踊るのって結構楽しいんだゾ。明日はもっとキレキレのダンスを見せてやる!」
ジャミル:「だが、踊りだけに夢中になっていると歌のほうがおろそかになる。」
ジャミル:「どちらもバランス良くレッスンをしていかないとな。」
デュース:「そうだった。まだまだ課題が山積みだな。」
カリム:「なあ、お前たち。明日からも一緒に練習しないか?」
カリム:「ジャミルは歌も上手いからさ。見てもらえよ。」
ジャミル:「なっ! お前はまた勝手に……!」
カリム:「いいじゃねーか。歌と踊りと宴は人数が多いほうが楽しいだろ?」
よろしくお願いしまーす!
カリム:「おう! 一緒に頑張ろうな!」
ジャミル:「ったく、調子のいい奴らだ……。」
ジャミル:「まあ、いいだろう。ただし、優しい教え方は期待するなよ。」
エース:「余裕でしょ。スパルタにはウチの寮長で慣れてるし。」
デュース:「ビシバシオネシャス!」
ジャミル:「それじゃあ、引き上げる前に使ったフロアの整備だ。倉庫からモップを取ってこい。」
はーい。
ジャミル:「カリム、お前はしなくていい……」
ジャミル:「はぁ。」
コツコツ……
アズール:「ああ、よかった。ここにいらしたんですね。ジャミルさん。」
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