ディートリヒ・ベルク【キャラクター】
戦争を。
異界 | 空戦の異界(正式名称不明) |
---|---|
所属 | ドルキマス国元帥 |
CV | 森川智之 |
概要
ドルキマス国元帥、ディートリヒ・ベルク元帥。
元ドルキマスの第三王子。
現王に母もろとも、その記録を「抹消」された。
アルトゥールとエルナは異母兄妹にあたる。
2014年11月7日にウィズセレ限定として初登場。性能に関しては後述するが、当時としては限定クラスの火力を誇るぶっ壊れキャラ。
勝つためには手段を選ばないダークヒーロー的なバックストーリーも人気の一助となったのか、翌年5月のニコ生の投票で「主人公にして欲しい精霊」にノミネートされ(募集は事前にツイッターで行っており、トップ9が選ばれていた)、見事1位を獲得。
ここから「空戦のドルキマス 沈まぬ翼」の企画が始まり、10月に超大型イベントとしてリリースされた。
投票で選ばれたことで運営が気合を入れて作り、リリースを延期しながら満を持して始まるイベントの主人公である、どれだけ強いのかと蓋を開けてみれば当時としては残念な性能。
さらにプロローグイベントでは潜在能力500%解放アイテム(元帥の手袋!)を大量に配布し、イベント中にも宝箱やサブクエ報酬でじゃんじゃん手に入るため、「手袋そんなにいらねえよ」と感じたユーザーも少なくない。
(もっとも、この手袋はドルキマスⅡのガチャ・イベント・魔道杯精霊にも使えたので、処分せずに保管しておいたプレイヤーはエーテルを節約できた。エーテルを節約してももはや無意味ではあるが)
ニコ生での開発進捗ではエリア争奪戦という触れ込みだったが廃止され(大魔道杯さえ開催なし)、ただ長く面倒くさいだけのステージとなってしまった。後日リリースされたハードも嫌がらせスキルのオンパレード。開催期間が長かったとはいえ不満は避けられなかった。
新要素として「元帥パネル」が登場。このパネルのみ多答クイズで、正解すると敵全体に50%削りなど絶大な効果があるが、ハードはこれ前提の難易度に設定されていたようである。また、パネル補充時の回転するエフェクトのため、あくどい笑みを浮かべる元帥の顔が回る演出も見られる。失笑モノである。
時系列的にはウィズセレ版のバックストーリーよりも遥かに後の設定で、ウィズセレ版のストーリーを期待していたであろう人々をがっかりさせた。それだけではなく、ストーリー序盤でいきなり元帥が失踪するなど物語的にも少なからず問題点はあった。
クロマグ同様エピローグがなく、風呂敷を広げてたたまなかったことも少なからずイベントの評価を下げる一因となった(当時からのドルキマスⅡへの布石であったとは到底考えられない)。
不幸なことに、人気を取ってしまったばかりに元帥=ネタキャラの構図が定着するようになる。
ディートリヒ、シーツになる
一グッズにすぎないのに告知画像がお知らせのトップに表示されていた時代もある。
あの元帥が寝転んで誘っているようなポーズはもはやキャラのイメージどころではない。
けしからんおっぱいのファムのシーツよりもよっぽど話題になり、シーツがディートリヒのあだ名になったほど。
むしろこのネタキャラ感はスタッフすら楽しんでいるフシもある。
2015年12月のニコ生の最後で、スタッフからのメッセージが書かれたホワイトボードが公開。左上に手袋おいしい。あつめたまえよの文字が(イベント自体は年明けまで続いていた)。
↑そのホワイトボード。
画像が荒くて判読がしづらいが、2016の0の上を拡大すると・・・
翌年、正月ガチャに再びディートリヒが登場。
しかもそのストーリー中の回想に「心を暖めるには薄すぎる布切れを1枚」という台詞がある。(シーツを連想したユーザーもいたことだろう
回想は王に捨てられた直後だが、ストーリーはウィズセレ版の後、ドルキマスⅡの直前にあたる。
その後一ヶ月もせずに、グリコ×白猫コラボに登場。白黒ともに抜擢メンバーは投票ではなく人気キャラである(昨年の投票が人気ではなく位置によるものであることに運営も気づいたのであろう)。
不死者の帝王ヴィルフリート・オルクスとタッグで登場。ここでさらなるあだ名を頂戴することとなる(カード情報にて詳述)。
ラヴリによってスィー島に呼ばれたが、何故彼が召喚されたのかは黒猫のストーリーでは明らかにされていない(白猫版によると、想定以上の被害を出した認識の「甘さ」について考えていたとの言及がある)。
戦場を抜け出してきた元帥は、呼び出されたことに不満を持ち早く帰せと不満を抱いていた(この元帥がどの時間軸から呼び出されたのかは不明)。
ヴィルフリートは何を血迷ったのかそんな彼に目をつけ、一緒に(漫才の)世界を取ろうと言いだす。やってられんと足を踏むなどの暴力を振るうが、それすらも素晴らしいツッコミだと嬉しそうにするので結局無視する。
ヴィルフリートは封印された妻を目覚めさせるために笑いの道を極めているのであるが、詳しくは白猫のデータバンクを参照されたし。
白猫版では、飛行島の仕組みを尋ね、戦争に使えるかと考えるなど軍人らしい一面を最初こそ見せるが、「部下が優秀だから私がいなくても問題ない」と開き直り、どうやって資金調達したのか白猫世界の本を読みまくる始末。
白猫ファンブック2では「部下を厚く信頼する優秀な指揮官」とまで書かれている。
その為か、白黒合同の投票(ソース不明)の男性キャラ部門では1位を獲得したそうである。
ディートリヒに限ったことではないが、白猫プロジェクトが絡むストーリーは、全て本筋とは異なる世界線の出来事であると考えるべきで、コラボの物語を正史と考えてはいけない。
2015年冬のコラボではレナとルルベルが同じ異界にいるが、現在それはあり得ないことが判明している。
2016年の白黒グリココラボのストーリーも、黒猫はタッグにそれぞれ会うストーリー、白猫は黒猫キャラ8人全員で島を回るという形になっている(もちろん黒猫の魔法使いと白猫の主人公が出会うこともない)。
このように、完全なパラレルワールドであることが明らかである。
3周年記念の第3回黒ウィズグランプリでは、またしても男性部門1位を獲得。ネタキャラとしての地位も確実なものとした。
そのGP元帥は馬に乗った姿で登場。
時系列的にはウィズセレ版と同時期にあたる。自分の上司を戦艦ごと葬り去るというストーリーで、彼らしさを押し出したストーリーといえる。
通称は「うまえよ」(馬+彼の口癖「たまえよ」)
さらに程無くして、高校生クイズとのコラボイベント「真夏のグレート・クイズ・ウォー」の、ローヴィのカードに背中を向けた姿として再び登場。
ローヴィがメインなのでボイスはないが、とかく存在感を放っていた。この絵はドルキマスⅡでも効果的に使われることになる。
9月6日のクロの日にクラリアとローヴィのカードをリリースしたのを予告代わりに、その後「空戦のドルキマスⅡ 昏き英雄」が始まる。
ストーリー的には前作のそのまま続きだが、異なる世界線の過去、具体的にはウィズセレ版の直後にあたる時間へと移動する。
ローヴィを裏切り者だと知っていながら副官として置いておく、主人公の制止に従ったように見せて王を射殺するなど、ネタキャラ感などどこ吹く風、とにかくカッコイイ悪の元帥の姿を見せた。
ドルキマスⅠからシーツと迷走し、第3回グランプリで元の路線に戻った感じだろうか。
大人気キャラ、ディートリヒ・ベルクの活躍にご期待あれ。
カード性能(要加筆修正)
ウィズセレ版
ASが3チェインで全体に分散しない80%の倍率、SSが自己エンハ200%と言うキャラであった。淡々と書いてみたがただの壊れである。
単純に言うと3chで合計540%、SS使用時1140%の倍率*1で敵を殴る化け物である。
まあ、わかりずらいが全体に10000ダメージを1人でやり始めると言えばいいか…(イザークですら単体3ch5000で壊れでした)
とはいってみたものの艦隊組むなら話変わってくるが、11段でもエンハ組んで戦士デッキじゃないと使いにくいしイベントや魔導書は楽にはなるけど必須ってほどでもない……
肝心なオゥランディ15-4とかで使えないといった器用貧乏といったキャラであった。天下を取った時期というものは全くなかったがアユタラ登場まで活躍し続けた有用キャラであった。
2015年10月24日に元帥はL進化を果たす。といってもあんまり強くならなかった
エンハを乗せた状態なら全体に15000近くのダメージを出してくれるので弱いわけがないんだけど…環境と合わなかった不遇な精霊である…
空戦のドルキマス
空戦のドルキマス沈まぬ翼の先行ガチャと言うことで登場した新元帥
HP2304、味方のHPを50%消費する代わりに、2ターンでチェインプラス3のパネル効果という強いが全く強さを感じさせることのない性能だったのである。特に火属性は初撃が遅いが以降はchいらないと言うキャラが多かった。また有用な回復がほとんど居ないのも特徴であった
そう。完璧に当時の環境からしては弱かったのである。この前にアルティメットガールズというイベントがやっていたがそのイベントの当たりが元帥とは比べ物にならないくらい強かったというのもあるが…
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