【Obey Me!】Devilgram「次男の威厳」の詳細情報【おべいみー】
Obey Me!(おべいみー)のアクマカード「次男の威厳/マモン」のDevilgram詳細情報です。ネタバレ必至の内容となりますので閲覧ご注意ください。
Devilgram【次男の威厳】
レア | SSR | 種類 | アクマカード |
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カード名 | 次男の威厳/マモン | ||
✓カ-ド入手先 | Sの章 Aの章 | ||
以下はネタバレ必至の内容となりますので 閲覧ご注意ください。 | |||
ep.1 | |||
レヴィ | マモンならやりかねない。 | ||
マモン 「ふんふふーん♪」 「昨日も今日も、クソ魔女たちから恐喝電話がこなくて平和だぜ」 「ずっとこんな日が続けばいいのに──」 「お?」 ベルゼブブ 「…………」 マモン 「あーあ、ぼさーっとして。ベールのやつ、寝起きか」 「全然俺に気づいてねーな……」 ベルゼブブ 「…………」 マモン 「ははーん。また食いもん探しにキッチンに行く気か」 「フフ。シャキッと目が覚めるように、いっちょ驚かしてやろう」 マモン 「…………」 ベルゼブブ 「…………」 マモン 「…………」 マモン (ん?ケツのポケットから、なんか落ちそうに……) (ったく、だらしないヤツだなぁ) マモン 「おい、ベール……」 レヴィアタン 「あっ!!!!」 マモン 「な、なんだ!?」 レヴィアタン 「ベール、危ない!!マモンが財布盗もうとしてる!!!」 ベルゼブブ 「あ……」 マモン 「はぁ!?」 |
ep.2 ×3 | |||
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ルーク | 日頃の行いが悪いからだな。 | ||
サタン 「なんの騒ぎだ?」 アスモデウス 「ゲスのマモンがベールのお金をくすねようとしたらしいよ」 マモン 「ば、バカ!勘違いだ!!」 レヴィアタン 「勘違いなもんか!ぼくはこの目ではっきり見たぞっ」 「ベールの後ろから忍び寄って、ポケットの財布にそーっと手を伸ばしていたところを!!」 マモン 「俺がいつ財布に手を伸ばしたよ!」 ルシファー 「現行犯か。終わったな」 アスモデウス 「さすが、魔界七大クズのうちの一人だよ」 サタン 「さて、どんな処刑がふさわしいかな」 マモン 「勘弁してくれよ!」 「盗むどころか、俺はポケットから何か落ちそうになってるのを親切に教えてやろうとしただけだっ」 レヴィアタン 「マモンが財布を前にしてそんな親切をするわけないだろ」 マモン 「いや、マジで!俺はそれが財布だとも思ってなかったんだから!」 レヴィアタン 「絶対うそ……」 マモン 「うそじゃねーっつの!」 「フンッ!だいたい、ベールみたいに金持ってなさそうなやつの財布なんか狙うわけねーだろ」 「俺は効率悪いのは嫌いなんだよ」 アスモデウス 「でも、ぼくの部屋のものをデビカリで売ろうとしたことあるよね。そのほうが効率悪いと思うけど……」 レヴィアタン 「あ、思い出した!」 「昨日『むかっ腹姫ご降臨』のドラマCD買おうと思って財布開けたら、入れてたはずのお金がなくなってたんだ」 「さてはあれも、マモンの仕業だったのか!」 マモン 「はぁ!?」 |
ep.3 ×5 | |||
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シメオン | 楽しんでるな、ルシファー。 | ||
マモン 「みんな!陰湿根暗ヤローの言うことなんか信用すんなよ!!」 ルシファー 「だったらレヴィとマモン、どちらの話が本当だと思うか多数決でもとってみるか」 マモン 「上等だ!」 ルシファー 「マモンの話を信じる者、挙手」 マモン 「…………」 ルシファー 「レヴィの話を信じる者、きょ──」 アスモデウス 「はいはいはーい!」 マモン 「食い気味で手挙げんな!!」 「てか、全員手挙げてんじゃねーよっ」 ルシファー 「満場一致で、マモンは有罪だな」 サタン 「RADで公開処刑なんてどう?」 マモン 「うらぁああああ!!!!ざっけんな!!!」 「もう、アッタマきた!!おまえらと兄弟なんてやってられるか!!」 「俺は出て行く!!」 「本気だからな!」 「追いかけてきても無駄だからな!!!」 サタン 「あーあ、行っちゃった」 ベルゼブブ 「どうする?」 ルシファー 「放っておけ。どうせすぐ帰ってくる」 アスモデウス 「だよね」 ベルゼブブ 「帰ってこないな……」 レヴィアタン 「まあ、一日くらいは意地見せるんじゃない?」 ルシファー 「…………」 |
ep.4 ×8 | |||
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サタン | あんなのでも兄弟だからな。 | ||
サタン 「マモンはまだ帰ってないんだ?」 ベルゼブブ 「飢え死にしてたりして……」 アスモデウス 「ベールじゃないんだから、二日や三日食べなくったって死なないよ……」 ルシファー 「…………」 | |||
マモンが家出して三日目── | |||
マモン 「……よし、侵入成功。第一関門は突破だ」 「しかし、なんで自分ちに帰るのにコソコソしなきゃなんねーんだよ」 「D.D.D.の充電器持って出るの忘れた自分を恨むぜ」 「……にしても、静かだな。誰もいないってことはないはずだが」 「みんなどこいったんだ?俺を罠にはめようってんじゃないだろうな」 「──こっちか!」 「……あ、なんか話し声も聞こえてきた」 サタン 「……もし、今夜マモンが帰って来なかったら探しにいってくる」 ベルゼブブ 「俺も行く。どこかの橋の下でずぶ濡れになって泣いてるかもしれない」 アスモデウス 「捨て猫じゃないんだからさ……」 レヴィアタン 「マモンがここまで意地になるってことは、本当にぼくの勘違いだったのかも……」 「マモン、現金持ってないしカードはルシファーが止めちゃってるから、何も食べてない可能性あるよな」 アスモデウス 「ぼくも探しに行くよ」 「いつもはうざいけど、マモンがいないと張り合いがないっていうか……」 ベルゼブブ 「寂しい」 アスモデウス 「……そう、それ」 サタン 「やっぱり、一家に一人はにぎやかしが必要ということか」 「今回はマモンが相手と言えど、悪ふざけがすぎたかもしれないな」 ルシファー 「…………」 マモン 「あいつら……」 「俺も、疑われるようなことしかしてない生活を反省しないとな……」 「とはいえ……今からあいつらの前に出て行っても、どのツラさげて帰って来たんだって感じだよな」 「いっそもう一度出て行って、みんなが探しに来てくれるのを待つほうが格好がつくか」 「よし、充電は後回しにして外に──」 マモン「あ……」 ルシファー 「誰だ!」 サタン 「泥棒!」 マモン 「うわっ!」 「や、やめろっ!」 アスモデウス 「え、この声って!」 レヴィアタン 「マモンだ!」 ベルゼブブ 「帰って来たのか」 マモン 「ふ、フフン!」 「あんまりおまえたちを寂しがらせるのも大人げないから、帰ってきてやったんだよ」 「もう二度と、俺様のありがたみを忘れんな!」 |
マモンが兄弟たちに疑われるお話でした。
マモン、不憫……でも良かったね!