【Obey Me!】Devilgram「隠れた思い」の詳細情報【おべいみー】
Obey Me!(おべいみー)のアクマカード「隠れた思い/ベルゼブブ」のDevilgram詳細情報です。ネタバレ必至の内容となりますので閲覧ご注意ください。
Devilgram【隠れた思い】
レア | SSR | 種類 | アクマカード |
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カード名 | 隠れた思い/ベルゼブブ | ||
✓カ-ド入手先 | Sの章 Aの章 | ||
以下はネタバレ必至の内容となりますので 閲覧ご注意ください。 | |||
ep.1 | |||
アスモ | ベールの胃ってブラックホール? | ||
ベルゼブブ 「ふん……」 レヴィアタン 「どこいくんだ、ベール?」 ベルゼブブ 「キッチン。何か、食べるもの探してくる」 アスモデウス 「嘘でしょ、もうお腹空いたの!?ついさっき夕食を終えたばかりじゃないか」 レヴィアタン 「ていうか、夕食の前にもキッチンに入ってつまみ食いしてたし」 マモン 「つまみ食いってレベルじゃないぞ」 「がっつり一食分たいらげたって、今日当番のサタンが嘆いてたからな」 ベルゼブブ 「控えめにしたつもりだったが……」 アスモデウス 「ああ、ぼくが食事当番のときも困ったことあるよ」 「一応ベールのつまみ食いの量を見越して食事を作ったんだけど、前回の当番の時よりつまみ食いの量がめちゃくちゃ増えてたんだもん」 「鍋のサイズがやたら大きなものに変わってたから、おかしいなとは思ったんだけどさ」 「たぶん今はもう二回りくらい大きな鍋に変えないと、ベールの食欲に追いつかないよ」 マモン 「鍋の買い替えペース早すぎだな……」 ベルゼブブ 「最初から一番大きな鍋を用意しておけばいいのに」 レヴィアタン 「作りすぎて余ったらもったいないし、後処理も大変だろ。鍋重いんだぞ?おまえが毎回洗って片付けるのか?」 ベルゼブブ 「俺が残さず全部食うし、片付けてもいい」 アスモデウス 「というか、ベールの胃ってどうなってんの?なんだか心配になるよ」 レヴィアタン 「全部消化しないで素通りしてるんじゃない?」 マモン 「むしろ全部消化されてるだろ。このガタイ見ろよ。着実に実になってる」 「強靭な胃が驚異的なスピードで消化してるに違いない」 ベルゼブブ 「食べ物を無駄にはしない」 |
ep.2 ×3 | |||
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シメオン | 何の自慢をしてるんだか。 | ||
マモン 「しっかし、常に頭の中を食欲に占領されてるのは問題ありだよな」 「生活しにくくないか?」 ベルゼブブ 「別に」 「マモンだって、いつも頭の中はお金のことでいっぱいだろ」 アスモデウス 「あはは、言えてるー」 「しかも何一つ実にならないどころか、身を削ってるんだから生活しにくいどころの話じゃないよ。ね、ベール」 ベルゼブブ 「アスモの頭は色欲に支配されてる」 アスモデウス 「うっ……。ぼくはベールの味方をしたんだぞっ、裏切り者!」 「それに、ぼくの愛は心を豊かにするんだから、マモンと一緒にしないで」 ベルゼブブ 「満たされてるのはアスモだけじゃないのか」 アスモデウス 「はうっ……!そんなことないもんっ。ぼくはみんなに悦びを与えてるもんっ」 レヴィアタン 「あはは!独りよがりって、めちゃくちゃアスモっぽいじゃん」 アスモデウス 「うるさい!レヴィはアニメのことしか考えてないくせに!」 ベルゼブブ 「…………」 レヴィアタン 「バカにすんな!」 「ゲームのこともアイドルのこともヘンリーのことだって、いろいろ考えてるっつーの!」 「それにぼくはアニメのレビューをマメに投稿してるんだぞ」 マモン 「なんの自慢だよ」 ベルゼブブ 「…………」 |
ep.3 ×5 | |||
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アスモ | もしやストレス発散!? | ||
アスモデウス 「レヴィはどうせ、レビューっていうより評論家気取りの的外れでくどいダメ出しだろ」 レヴィアタン 「違う!」 「ちゃんと今後の制作に役立つ、価値ある意見を視聴者代表として親切に教えてあげてるんだ、ぼくは!」 マモン 「……評論厨のニオイしかしねぇな」 レヴィアタン 「あー、言ったな!だいたいマモンはいつもいつも──」 ベルゼブブ 「……三人とも!」 「食え」 アスモデウス 「食えって─お菓子!?」 マモン 「いつの間に持ってきたんだ……」 レヴィアタン 「鍋の買い替えペース早すぎだな……」 ベルゼブブ 「最初から一番大きな鍋を用意しておけばいいのに」 レヴィアタン 「部屋を出て行ったのも気づいてなかったよ」 ベルゼブブ 「つまらないことでケンカするのは、腹が減ってるからだ」 「だから、食え」 アスモデウス 「え、ごめんベール。心配してくれたのかな?」 「でもぼく、空腹で苛立ってるわけじゃないんだ。むしろ今、満腹状態だし」 マモン 「俺も」 レヴィアタン 「ぼくも……」 ベルゼブブ 「なんだ……。だったら俺が食うからいい」 マモン 「本当に食べることしか頭にないんじゃないか?」 ベルゼブブ 「バリバリ……」 アスモデウス 「さっきのベールの理屈でいくと、ベールが食べるのはストレス発散のためだったりするのかも……」 ベルゼブブ 「ボリボリ……」 |
ep.4 ×8 | |||
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ルーク | 皆の脳内を占めるのは…。 | ||
ベルゼブブ 「バリボリバリボリ……」 レヴィアタン 「ぼく、なんか心配になってきた……」 「あ、そうだ!ちょっとこのアプリで調べてみるか」 マモン 「なんだそれ?」 レヴィアタン 「『魔脳スキャン』だよ。使用者の脳内を占めるものと、その割合を言語化して教えてくれるんだ」 マモン 「そんなの、ただのお遊びだろ?」 レヴィアタン 「ただのお遊びだと侮れないって、今めちゃくちゃ話題なんだぞ」 アスモデウス 「面白そうじゃん。どうやってやるの?」 レヴィアタン 「ストアから自分のD.D.D.にアプリをダウンロードしたら、基本的なパーソナルデータを入力して」 「ほら、ベールもやりなよ」 ベルゼブブ 「……ああ」 レヴィアタン 「あ、結果が出た!ぼくの脳内は──」 「ええっ!『妬み僻み』で7割を占めてる!?」 マモン 「ハハハ、結構当たってんじゃねーか」 アスモデウス 「たしかに、レヴィの僻み根性って末期な感じあるもんね。当たり前すぎて忘れてたよ」 レヴィアタン 「自分たちの結果はどうなんだよ」 マモン 「俺は『金銭』だけで9割だ」 アスモデウス 「ぼくは……『自分』が8割、あとは『美』と『その他』が1割ずつ」 レヴィアタン 「二人ともまんまじゃん……。やっぱりこのアプリ、評判通りかなり信ぴょう性高いんじゃないか?」 マモン 「ところで、肝心のベールの結果は?」 アスモデウス 「食欲がらみで10割いっちゃってるよね?」 ベルゼブブ 「『食』は、4割」 マモン 「ええっ、たったの4割!?」 アスモデウス 「でもでも、それが1位だよね?」 ベルゼブブ 「いいや」 「1番多かったのは……5割を占めてる、『兄弟』だ」 レヴィアタン 「きょう……だい?」 ベルゼブブ 「ああ。兄弟だ」 マモン 「……兄弟、か」 アスモデウス 「ぼく……もう一度、やり直してみようかな」 マモン 「お、俺も!結果に納得いってねーし」 レヴィアタン 「ぼくも──」 ベルゼブブ 「貸してみろ」 レヴィアタン 「ベール!ぼくのD.D.D.に何を──」 ベルゼブブ 「出た。『その他』の詳細……」 「その他の中に、『兄弟』がある」 レヴィアタン 「えっ、あ、本当だ!!」 マモン 「おお、俺のとこにもあった!」 アスモデウス 「ぼくの『その他』の中にも!」 ベルゼブブ 「よかったな」 「全員に共通するのは、『兄弟』だ」 |
兄弟の仲の良さが窺えるお話でした。