ミカエラ・思い出
ミカエラ・セラフィム CV: |
メインストーリー
思い出1
私はミカエラ・セラフィムと申します。どうぞよろしくお願いいたします。
よろしく、仲良くしようね!
いえ、慣れ合うためにここに来たわけではありませんので。
では何の用で……?
……近い将来、天界と魔界との決戦が行われます。
急に穏やかじゃない話が来た!
魔界の王は剣の達人、私は普段この杖で戦っておりますが、懐に入られてはひとたまりもありません。そこで……
この剣で戦おうと思っております。そのための予行演習、および剣の試し切りのためにこの世界に来たのです。
修行、ってことね。
ですのであまり長居するつもりはございません。
それでも、少しの間だけでもご一緒するなら仲良くできるといいと思うんですが……
ご迷惑はおかけしませんので。どうぞお構いなく。
絡みづらいわね……
思い出2
いただきまーす!
お茶も用意しておいたからね。
……? 何を召し上がっているのですか?
これは焼きそばですよ。ミカエラさんも食べますか?
いえ、見た事がなかったので気になっただけで……
別に食べたいわけでは……
そんな事言わないで食べてみなよ。おいしいよ?
カニカマもたくさん入ってるよ?
はいどうぞ、ミカエラさん。
そ、そこまで言われては仕方ないですね……
――! こ、これは……様々な具の味が混ざり合うだけでなく、この香ばしい味付けが……!
初めて食べたって顔してるわね。おいしいでしょ?
ま、まぁ……悪くはないですね。
天界ではどんなものを食べていたんですか?
とても豪勢な食事でした。その焼きそばとは比べものにならないくらいの。
小さい頃はよく弟と一緒に……いえ、この話は関係ありませんでしたね。
そんなに豪華な食事はできませんけど、おいしいものはたくさんありますよ。
欲しいものあったら遠慮しないで言ってね?
……も、もう一口もらってもいいですか?
思い出3
ミカエラさん、その手に持っているのは……焼き鳥?
うわぁおいしそう!
焼き鳥はすばらしいですね。
炭火で焼き上げたふっくらした食感もさることながら、タレと塩で違った味わいを楽しめる……
それに、串に刺すという発想! まさしく神の食物!
神の食物と串に何の関係があるのよ!
それだけではありません。
このたこ焼き……中のたこのプリプリ感と生地の実に上品な味わい、もうたまりません!
もう完全に食の虜ね。
他にも何か気に入ったもの、ありました?
はい! 一番はラーメンです! <カタメコイメオオメ>が通ですよね!
――♪
わかっていただけますか! 主人公さん!
何を言っているのかわからないわ……
すごく好きなんだなってことは伝わるけど。
こんな素敵な食生活ができるなんて羨ましい限りです!
でも、ラーメンとかたこ焼きで満足するなんて、威厳も何もあったもんじゃないわね……
……はっ! 私は聖王、そのことをすっかり忘れて食に興じてしまった……!
いいんじゃないですか? 食事は大切ですし。
こ、これはいけません!
私の聖王としての尊厳が! 実家に帰らせていただきます!
威厳とか言ってるなら、その手に持ってる焼き鳥の串は離しなさいよね……
思い出4
ミカエラさん、どこかに行くんですか?
ここにいると聖王たる威厳を失ってしまいかねません。
焼き鳥を食べられなくなるのは名残惜しいですが、天界に帰らせていただきます。
そんな……せっかく来てくれたのに……
でもいいの? 帰っちゃうともう二度とラーメンも食べられないわよ?
そ、それは……! ……もうちょっと残ります。
よかった!
案外かわいいトコあるのね。
か、かわいい?! そんなのじゃありません! 私は……!
もっと楽にしていいんじゃない?
聖王とか威厳とか、別に気にしなくてもいいだろうし。
そうですよ。ミカエラさんが普通にしてくれたほうが私たちも嬉しいです。
……そうですね。ちょっと気を張りすぎていたかもしれません。もっと楽に……ですね。
頑張ってみます。だから、そんなに悲しそうな顔をしないでください。主人公。
じゃあ焼き鳥食べに行こうか。
はい! 喜んで! 主人公も!
思い出5
主人公、あなたの生まれ育った国について、教えてもらえませんか?
急にどうしたの?
せっかく来ている世界ですから、色々と知っておきたいと思いまして。
そういえばアタシたちも聞いたことないわね。
そうね、私たちが最初に会ったのがアストラ島だったよね。
それからどうやってこの島に来たのか、なぜこの島は空を飛んでいるのか……
あの魅力的な食べ物はどうやって生まれたのか、そしてこの世界の<ルーン>とはいったい何なのか。
ちょっとちょっと! 質問は一つずつ! 焦らないで!
あっ、ごめんなさい。ゆっくりでいいですよ。
ありがとうございます。
<――そして、ミカエラは主人公の耳元でそっとつぶやいた。>
主人公のことが、もっとよく知りたいから――
思い出6 (友情覚醒)
――これが……ルーンの光?
すごい力……それに、主人公の心が……この光を通して伝わります……
私、この島に来て色々なことを知りました。
皆様のこと、この世界のこと、そして……主人公のこと――
でも、私にはまだ知りたいことがたくさんあります。
だから、もう少し……というかしばらくこの世界にお世話になりますね!
あれ? 魔界との決戦は?
決戦まではまだ時間があります。だから大丈夫です!
ミカエラさん、すっかり肩の力が抜けたね。
楽しそうでよかったわ。
うふふ、でもこのことは聖王としての私を知っている方には秘密ですよ?
ねえアイリス、そろそろご飯の時間じゃない?
そうね。じゃあ今日は焼きそばにするね。ミカエラさんも食べますよね?
もちろん食べます! ありがとうございます!
じゃあ準備しますね。キャトラもお手伝いお願いね。
はーい。
<ミカエラは満面の笑みで{主人公を見つめている――>
――あなたのことも、もっと教えてくださいね――
その他
相関図