【白猫】コジロー・思い出
スオウ・コジロー・ヨシユキ cv.森久保祥太郎 呉服屋<粋染屋>の店主。 のんべんだらりと日々を過ごしている。 |
思い出1
中々痛快なもんだな、空に浮かぶってぇのは。
Aすっげーなー。雲が下にあるぞー。
sこんな高いトコ、はじめてやわぁ。
s遊びに来たでー。
sたまに来るくらいなら差し支えあれへんよ。
Aオイラもー。
s強がりはって。寂しくなったら、いつでも帰ってきてええんやで?
Aオイラもちょいちょいコジローに会えると安心するなー。
俺様は生まれ変わったのさ。
と、見せて、何も変わっちゃいねぇがな。
主人公、俺様参加記念に、宴会すっから金貸してくれ。
思い出2
知ってるんだから!
俺の物は俺の物、弟の物は――
思い出3
ひなどりや
さえずる枕に 雲の峰……か。
これは<俳句>ってやつさ。
まぁなんか感動したこととか伝える文化だな。
巣の下に雲があるもんだなぁ、っつーとこだな。
言われてみれば、ちょっと不思議なことかも。
もうちっとひねるとするか。
食べるとどうして なくなるの?
素質あるじゃねぇか。
思い出4
sコジローはんいますかー?
sちょっと話があるんよ。
<粋染屋>の店主のコジローはんになぁ。
sなんや、店を建てるときに、
出資してくれはった言う人が来てなぁ。
正味な話、ちゃんとお金返してくれるんかいな、ちゅーてきたんや。
赤字で返すアテなんかないんでしょう?
sんー、皮肉なことなんやけど、
コジローはんがおらんくなって、
少しずつ儲けが出てきたさかい、
不可能ちゅーこともないんやけど。
いっぺんに返すんはさすがにキツイからなぁ。
コジローはんに相談したいんよ。
sまあ、いざとなったら
将軍はんが肩代わりする、言うてはったけど。
sせやんなぁ。店主の意見がいっちゃん大事やんなぁ。
sあ!向こうから来るの、コジローはんや!
こんな見事な色合い、中々あるもんじゃねぇぜ。
おかげで値は張ったがなぁ。
Aまーた悪いクセだー。
知らねーぞ、セオリに怒られたってー。
s……コジローはん……?
セ、セオリおめぇも来てたのか……
s……ウチらの苦労も知らんと……!
怒るでしかし!
思い出5
こないだから、セオリもずっとカリカリしてるしよぉ。
やりづらくってしょうがねぇぜ。
あくまで<今は>だぜ。
いつまでも貧乏なんてな、俺様だってイヤだっつぅの。
だからよ、俺様は未来に向かって投資してんのさ。
アンタがそんなこと言っても、何の説得力もないわよ~。
ゆくすえの
目じるし兼ねる 蛍かな
思い出6 (友情覚醒)
コジローの体が光に包まれる……
よき風を
つつむ光の きらめきて
束と強まり 闇も散るかな
五、七、五じゃない、ルールいは~ん!
Aおーい、コジロー!
Aなーんか人が来てさー、
コジローにこれ渡してくれって。賞金だって。
俺様の俳句集がな、本になることになったのよ。
sコジローはーん!
sこないだは堪忍なぁ。
あの染物、まさかウチの即位祝いとは知らんかったんや。
おーきに、コジローはん。ウチめっちゃ嬉しかったわぁ。
s高かったんやろ?
賞金はまだまだあるぜ。
じゃあその賞金で、借金も返すんだね。
宵越しの金なんぞ残したら、末代までの恥でぇ!
Aおー!
sちょ、コジローはん?
金は天下の回りものってな。そのうち懐に転がってくらぁ。
s……そういうノーテンキな考え方やから……!
怒るなって、どのみちこれからは俳句で稼げるし……
sそういう問題やない!
もっとしっかりせんと、アカンちゅーとるんや!
Aまたおっかけっこかー。二人とも飽きないねー。
家族みたい。
覚醒絵・覚醒画像
慧眼なる先の将軍
その他