【白猫】クルーシャ・思い出
クルーシャ・ブラッティ cv.井上喜久子 塩で悪霊と戦う自称エクソシスト。 ナメクジには負けない。 | ||
2015/07/29 |
メインストーリー
思い出1
私はエクソシストのクルーシャ・ブラッティ!
覚めない悪夢に聖なる光を!
やっほ~クルーシャ。最近どう?
ちゃんと悪霊退治してる?
ええ! バリバリ退治したつもりになってます!
やっぱりまだ自称エクソシストのままなのね……
これでも悪魔祓いの訓練は一通りやってきたんですけどね。どれも上手くいかなくて……
ふむ、聞かせてもらおうじゃない。アンタの失敗エピソード。
では、最近の話をいたしましょう。
訓練の最中にお腹が空き、教会の外で魚を焼いていたんです。そしたら、焚き火が聖油に引火してボヤ騒ぎになって……
大丈夫だったんですか?
幸いケガ人は出ませんでした。
しかし、大事な儀式書が燃えてしまい父から大目玉を食いました……
おとーさんから?
はい。父は私と違い、他称でもエクソシストなのですが……
ついに堪忍袋の緒が切れたようで、家を追い出されてしまいました。
なんとまあ……
汚名を返上しないと、家にも帰れません・・・…
それは、がんばらないといけませんね……!
ですが、ご心配なく!私にはこの<塩のルーン>がありますので!
アンタ、まだ塩で悪霊と戦ってるわけ?
いいかげんそんなのに頼るのよしなさいってば。
私にはもう塩しかないんです!
なんでよ!
あら? 主人公、顔色が……
今日は日差しが強いから、それで気分が悪くなったのかしら?
それは悪霊の仕業です!
なワケあるかい!
今すぐ浄化しなければ!
<塩のルーン>よ! 私に力を!
<塩のルーン>が光り輝き、クルーシャの手のひらに大量の塩が生まれる。
悪霊たいさ~ん! てててーい!
ぎにゃああ! ぺぺぺっ!なんでアタシに塩かけてんのよー!
あ、ごめんなさい!こんなタイミングでノーコンが出ちゃいました!
もう! そんなんじゃナメクジも倒せないわよ!
うぐ……!生まれて来なければよかった!
んなオーゲサな……
思い出2
そういえば、クルーシャ。なんでそんな格好してるの?
汗を飛ばしやすいからです。
はあ?
<塩のルーン>をくれた夏の人に、『汗とガッツで使いこなせ!』と教えられたもので。
誰よ夏の人って……
あの……どうしてそこまで塩にこだわるんですか?
実は、とある島でオバケを教育しているという女の子に出会ったんです。
その子は迷えるオバケを無理に浄化させるのではなく、オバケとの絆を育み、正しい方向へと導いていました。
そのとき気づいたのです。戦わずして勝つ方法があるのだと……それはつまり……
まさか<敵に塩を送る>とか言い出すんじゃないでしょうね?意味間違ってるからね。
えっ?
……やっぱりか……まあいいわ。アンタの信じた道をいきなさい。
はい!
では良質な塩を生み出すために、汗をかく練習をいたします。
なによそれ!
おお! 主人公さんいい汗のかきっぷりですね!
その秘訣を是非、私に教えてください!
簡単には教えられないのですね……じゃあいいです!見て学びますから!
じ~っ……
あの汗の量は……主人公が困ってるわ!
思い出3
うげっ!? このカニカマなんだか酸っぱいわ…………傷んでるのかしら?
ふっふっふ。どうやら私の出番のようですね。
なにその自信は……どうするつもりよ?
まあ、見ててください。サラサラサラ……
<クルーシャはひとつまみの塩をカニカマにふりかけた。>
さっ、めしあがれ。
そんな塩をかけたくらいで
味が変わるわけが……
……うそっ!? おいしい!
どうです? 私の塩加減は。
辛くもなく、しょっぱくもなく、かといって酸っぱくもない!な、なんて絶妙なの!?
まさに<塩梅>とはこのことですよ。
こんなことで勝ち誇られても……アンタの本分は、悪霊退治でしょうよ……
ああ、どうしよう……
ん、どうしたのアイリス?
花瓶の水を取り替えるのを忘れてて、お花が枯れちゃったの……
おやおや、そんなときは私の出番ですね。
えっ? クルーシャさん?
サラサラサラ……
えぇっ!?塩で花が咲いたわ!
へぇ~!塩ってこんなこともできるのね~、ちょっと地味だけど。
じみ?いま地味とおっしゃいましたね!ふっ、だったらとっておきを見せてあげますよ!
とっておき……?
てーい! てててーい!
<クルーシャが池に次々と塩を投げ入れる。>
クルーシャさん……いったいなにを?
塩を大量に含んだ池は体が沈まないらしいですよ。てててーい。
それがクルーシャさんの
<とっておき>なんですね……
ええともです!
へ~、そんな不思議な現象もあるのね~。でもそれってどれくらいかかるの?
このペースで、ほっ!塩を投げ入れ続けて、ほっ!三日くらいですかね、ててーい!
じゃあやめていいよ。
(キャトラ……!バッサリいったわね……!)
思い出4
今日はなんだかジメジメしてて……
<あれ>が出そうですね……
あれってなんですか?
なにぼさっとしてんのクルーシャ。ほら、砂糖と醤油持ってきたわよ。
ありがとうございます。後はここに私の塩が加われば、特性カニカマのタレの完成ですね。
ふふ、楽しみだわ~。
あ、あれは!?
どうしたのよアイリス?
やはり出たようですね、<あれ>が!
あれって?
逃げてください! 悪霊です!とりつかれたら、大変なことに……!
なにいってんのよ。このアタシが、悪霊なんかにとりつかれるわけ――
へぶちん!
ああ!
どうしたんですか?
くしゃみをする瞬間、人は、悪霊に対する抵抗力が著しく低下するんです!
キャトラは猫ですが!?
おそらく猫も同じです!
ちょ……なー……にー……こー……れー……
キャトラがのっぺりしてる!
しまった……!ナメクジの悪霊め……!一瞬の隙を逃さないとは……!
…………
キャトラ……!おなかで地べたを這わないで……!四本の足があるじゃない……!
こうなったら、私にまかせてください!塩のルーンよ! 私に力を!
悪霊たいさーん! てててーい!
ぎにゃー!?
効いてるわ!
しかし、いまので塩が尽きました!
なんてこと……!他に打つ手はないんですか?
塩がなければ……砂糖です!てーい!
もがー!?
これも効いてるわ!塩と似てるからかしら?だとすればこの悪霊は慌てん坊よ!
醤油も持っておいきなさい!
……
これは……効いてないわ!なんでかしら! 考えるだけ無駄なような気もするけれど!
くっ……! かけるものがなくなってしまいました……!あと一押しだというのに……!
ヌメ……ヌメ……
きゃあ! 来ないでー!
クルーシャさん!
こうなったらば……!聞きかじっただけの技ではありますが……!
<クルーシャはとっさに腕を振りかぶり、飛行島に伝わる赤い獣人のポーズを決めた!>
はぁっ!!!
あれはナメクジにとって天敵……
ヌッ……!?
キャトラも様子が……
イ、イグ……!……ウグ、グググゥ……!
ぎにゃあああああ!
……う、ううん……あれ?アタシはいったい……?
はあ……はあ……
私が悪魔を祓った……?特訓の成果が出たようですね!
……おや?塩のルーンの光が消えて……?
思い出5
キャトラ大丈夫?顔がむくんでるけど……
むむむ……塩カニカマを食べ過ぎたせいからしらね。
塩分のとりすぎはよくないよ。
だって美味しいんですもの。
…………
あ、クルーシャ。塩がなくなったからちょうだい。もう、あれがないとアタシ……って!?
<クルーシャがナメクジのように地面をはっている。>
みなさんどうも……クルーシャです……
なにやってんのよアンタ。もしかして例の悪霊に……
いえ……どうも最近体の調子がおかしくて……力が入らないのです……
どういうこと?
見て、キャトラ!?<塩のルーン>が!
<白く輝いていたルーンは黒ずんで岩のようになっている……>
ぐうう……また……!頭が痛い……血が足りない……汗が出ない……
塩……塩がほしい……
これって塩分不足ってこと?
そうかもしれません……ルーンが黒い光を放つたびになんだかめまいがして……
もしかしてクルーシャさん、<塩のルーン>に、逆に塩分を吸い取られているんじゃ……?
だとしたら……力を使いすぎたことが原因かもしれません……
ああ……目の前がしょぼしょぼします……意識がもうろうとしてきました……
そんな……どうすれば……
ふふっ、バチが当たったんですよ……なんでもかんでも塩に頼りすぎたんです……
いつもそうなんです……困ったことがあれば助けを求めてばっかりで……
物事を自分の力で解決したことなんてないんです……
私はエクソシストどころか人間失格なんです……だからもういっそここで……
ナメクジとして……余生を送ればいいんです……
なにもそこまで……
主人公……!このままじゃ、クルーシャさんが……!
思い出6 (友情覚醒)
こ、この光はまるで……潮風に飛び散る汗のような輝き……
ぐうう……でも力が入らない……手遅れみたいです……
クルーシャ!
<主人公の熱き魂に呼応して、ルーンの光が沸騰する。
飛行島の気温を上昇させていく!>
なにこれ! あっつ!
汗が止まらない……
主人公?
<主人公が
<塩のルーン>に駆け寄り、汗を落とす。>
ま、眩しい……なにが起きてるの……?
<塩のルーン>が主人公の汗に反応してるんだわ。
んなアホな……
どんどん光が強くなってる……私たちも手伝いましょう!
えーい、わかったわ!
<光の向こうに透き通った結晶が現れ、そこへクルーシャが地面をはいながら向かう。>
し、<塩のルーン>よ……私に力を……
<その呼びかけに応えるように、<塩のルーン>が大量の塩を生み出しクルーシャの全身を包み込む。>
ク、クルーシャの塩釜焼き!?大丈夫なのあれ……助けたほうが……?
……ぇーい、てててーい……!
待って! 声が聞こえる……!
塩釜の中から塩釜を……!叩いているんだわ……!
てーい! てててーいてい! てい! てーい!
<ひび割れた塩釜の中から、クルーシャの拳が突き出る。>
てーい!
クルーシャがでてきた!
みなさん、
心配をおかけいたしました。
でも、もう大丈夫です!
なんだか生まれ変わったように
お肌がツルツルしています。
よかった……
元気になったんですね……
みなさんのおかげです。
どうもありがとうございます!
わけわかんないけど、なんだか
クルーシャが輝いて見えるわね~。
汗のせいかしら?
ぺろ。
おい! 自分の汗を
舐めるんかい!
しょっぱっ!
なにがしたいのよ、アンタ……!
この味は……塩分高めですね……
血圧が心配です……
しばらく控えなければ……
ハイハイ。
私、塩に頼ることをやめようと思います。
え!?いいの?アンタから塩をとったら……
大丈夫。
私にはガッツがありますから!
自分で言うんかい……まあでも、塩だけで悪霊と戦ってきたアンタのガッツは本物よ。
ほんもの?そうですか……私ついに……本物のエクソシストになれたんですね……
都合よく勘違いするんじゃないわよー!
むっ!悪霊の気配がします!
<塩のルーン>よ、私に力を!
塩は使わないんじゃなかったの!?
これは使ったうちに入りますかね!?
決まってるでしょ!ぎにゃー!!!!
いいじゃない、キャトラ。やっぱりクルーシャさんはこうでなくっちゃ。
……そうね!
<塩>こそが生きとし生ける物の源……!
それがこの世の理ですから……!
いかなる悪魔も悪霊も!この本物のエクソシスト、クルーシャ・ブラッティから逃れることは不可能です!
悪霊たいさーん! てててーい!
その他
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