【白猫】エリーナ・思い出
甲冑ギャル エリーナ・グレヴィッチ cv.藤井京子 艶やかな甲冑姿の少女。 お気楽かつ大雑把な性格だが、ある組織のリーダーを務めている。 |
メインストーリー
思い出1
やっほ~。アタシ、エリーナって言うの~。
<甲冑を着込んだ少女が、軽いノリで自己紹介する>
よろしく、エリーナさん。
うん、よろしく~。……で。
<あいさつを交わすなり、エリーナはじいっとこちらを見つめ……>
……ダサい。
!
主人公だっけ? アンタ、ダッサ~い!もっと身だしなみに気をつけなよ~。それじゃリーダーやってけないよ?
ダサい……かしら? そう……?
しょーがないなぁ~。
今度アタシがいい服コーディネートしたげる!
思い出2
やっほ~、元気ぃ~?アタシは、もちろん元気だよ~。
アンタはホント元気そうねぇ~。
そりゃそうだよー。アタシが元気じゃなかったら、みんなが―――
<言いかけて――エリーナは振り向きざま、弓に矢をつがえ、瞬時に放つ!
1匹のモンスターが、胴を射抜かれ悲鳴を上げて倒れ伏す――>
モンスター!? こんなトコにまで入り込んできてたのぉ~!?
すごい……エリーナさん、よく気づきましたね。それに、一発で仕留めるなんて……
このくらいはできとかないとさ~。
アタシもいちおうリーダーやってるワケだしぃ~?
主人公。アンタも気ィ抜いちゃダメだよ~?
思い出3
『リーダーやってる』って言ってたけど、なんのリーダーなの~?
革命軍だよ~。
ふぅ~ん。革命軍かぁ~…………かくめいぐんっ!?
って言っても、まだまだ小っちゃいけどね~。
アタシの国、オーサマはワガママでさ~。みんなに、めっちゃ重い税かけてんの。
それがガマンなんなくって革命軍に入ったら、いつの間にかリーダーやっててさ~。
いつの間にか、って……
なんか、セーシンテキシチュー?っていうの?
あたしがリーダーだと盛り上がるんだって~。
みんなが、そのほうがいいって言ってくれるなら、アタシもうれしいし~。
だからアタシ、リーダーとして、ダサいトコ見せらんないんだよね~。
思い出4
エリーナさん、この島にいても大丈夫なんですか?革命軍の方は……
あ、へーきへーき。今、アタシがいない方がいいんだ~。
リーダーなのにぃ?
目立ちすぎちゃってさ~。暗殺者とか来んの。マジウケるっしょ?
いや、笑い事じゃないし……
アタシは戦う気満々なんだけど、
みんなは、アタシが死んだら革命軍が崩壊するって言ってて~。
だからアタシ、部隊を転々としてることにしていったん隠れてんの~。
でも、いつまでも隠れてるってわけにはいかないんじゃないのぉ?
もちろん、今はね。革命軍の仲間が布石?を整えてくれてんの。
アタシが戻れるようにさ~。
アタシは、ここでそれを待ってるってワケ。
それに、ボーケンしてたら一発逆転系のルーンとか手に入るかもしんないしね~。
思い出5
うーん……どうしよっかなぁ……
<エリーナが、腕組みをして悩んでいる>
どうかしたわけ?エリーナ~?
ん。ちょっとねー。革命軍に戻ろうかなーって。
へ?今戻ったらヤバいんでしょ?
そうなんだけど~……なかなか戻れる状況になんないからさ~。
アタシ、何もしないで待つとか苦手だし。それに……
革命。なるべく早く成功させたいしさ……
思い出6
えッ……うそうそ!?何コレすごくなーい!?
マジヤバなんだけど、この光~!
主人公? アンタが出したの?すっごーい!
ルーンの光は、心の光……
彼『が』信じようとする心と……彼『を』信じようとする心の光です。
ふぅ~ん……なんだ。ちゃんとリーダーやってんじゃん。アタシより、イイ感じにさ……
<そう言って――エリーナは、どこか恥ずかしそうにうつむいた>
……アタシね。地方貴族の家に生まれてさ。かわいい服とか、いくらでも買ってもらえたワケ。
でも、ある日、街に行ったらさ。同じくらいの歳の子が、泥まみれの服で働いてたの。
それ見たら……、アタシ、かわいいカッコしてんの、ハズくなってさ。
アンタ……
でも、アタシが地味なカッコしててもさ、その子たちがかわいいカッコできるってわけじゃないじゃん?
だったら、全部まるごとどーにかしなきゃ、って……そう思って、家出して革命軍に入ったんだ。
だからさ……焦ってた。早く革命やって、あの子たちにかわいいカッコさせてあげたかったから。
でも、アタシが死んだら、全部パーになるから……やっぱ今は、じっとしてないとね。
待ってれば……きっとアタシの仲間が、戻れるようにしてくれるから!
……そうですね。信じましょう――みなさんのこと。
うん!
あ、ケド――
アタシが超スゴいルーン見つけて、一発逆転するってテも、やっぱあるんだよね~。
待つだけってのもダサいしぃ~。そういうのあった方が、リーダーとしてハクがつくしね~。
よーし!ここはひとつ、リーダーの底力、見せるっきゃないっしょ!
思い出7
やっほ~、おひさ~♪ 元気してる~?
ええ、おかげさまで。
アンタは相変わらず軽いわねぇ。
ふっふ~ん♪ そんなこと言うのもいまのうちよ~?
アタシ、いーもの手に入れちゃったんだ~♪
その名も<ギャルルーン>!
どう!? 見た目もアタシにぴったりじゃない?
さ~、すんごイ<力>アタシにちょうだ~い♪
これでパワーアップしちゃえば、革命もきっと一発なんだからね♪
思い出8
わぁ~♪すっご~い♪これ、マジやばくない?
これがアタシの新しい力か~。
これでもう、一発逆転間違いなしっしょ!
ん~? そんなウマイ話はないって~?
……アハハ、そ~かもね~……
ま、でも!ないよりよくない?いいよね!?
ついちゃったな~、ハ・ク♪
この調子で、革命もなんもかんもワッショ~イ♪
アゲハ蝶の甲冑姫
その他
王家を倒すため、スラム街の孤児たちが革命軍を結成。
エリーナは地方貴族出身であるが、家出して革命軍に入った。
王家は<連邦>に、革命軍は<帝国>に助けを求めようとしている。