【白猫】ピレスタ・思い出
ピレスタ・ムートマイム cv.黒沢ともよ サーカス団のお調子ピエロ。 驚きの曲芸を披露する。 | ||
2015/03/27 |
メインストーリー
思い出1
パンパッカパ~ン♪あちしはピエロのピレスタだよ~。
<おやおや、ちっちゃなピエロが、玉乗りをしながらやってきたぞ~。>
あらあら、ずいぶん可愛いピエロね。
すごいバランス感覚ね。
あっと驚くサーカスの、始まり始まり~。
サーカスをやるのね?見に行こうかしら。
<レディース・アンド・ジェントルメーン!!>
な、なに!?だれよ、いましゃべったのは!?
<さあぁ!ビックリドッキリ手に汗握るサーカスショーの開幕だ!
坊ちゃん嬢ちゃんトイレはすませたかい?ポップコーンの準備はOK?ここから先は瞬き禁止だぜ!!>
この声、どこから聞こえるの!?
カモン! ジャガー!
<グレイルジャガーがあらわれた!>
ぎにゃー!!
<おっと、ピレスタが乗っている玉をグレイルジャガーめがけキックしたぞ?
その玉を、グレイルジャガーがキャッチして、頭にのせた~?
そして……グレイルジャガーの頭上の玉に、ピレスタが飛び乗った!>
すごいわね、主人公……
<玉の上でバランスをとりながら、片手で逆立ちをきめた!>
……なかなかすごいわね。
<おっとぉ~ここで大砲があらわれた!サーカスの定番だ!>
えっ、えっ!?
はーっ!!
<ちっちゃなピエロが、ジャンプして、大砲の中にとびこんだぞ!>
ドキドキ……ドキドキ……
<5、4、3、2、1、発射!>
どわわわーっ!!
<なーんということだー!ピエロが空の彼方に飛んでいったー!>
ちょ、ちょっと!?
<さあこのあと彼女はどうなるのか!君の目で確かめてくれ!>
なんなのよこの展開は!
思い出2
パンパカパーン!さあ、たのしいサーカスのはじまりだよ!
<なんてこった!パラシュートをつけたピレスタが、とつぜん空から舞い降りたぞ!>
アンタ、無事だったのね!?
今日もサーカスを楽しんでいってね!
<ちょっと待ったピレスタ、今日はサーカスはお休みだぜ?>
あっ、そうだった!あちしうっかりしてた!
勝手にサーカスを始めて、勝手に休むのね。
ピレスタちゃん、私はアイリスよ。よろしくね。
よろしくおねがいします!
さすが芸人さんね。礼儀正しいわ。
ピレスタちゃんは、ちっちゃいのにピエロさんを頑張ってるのね。
そうなの。でもまだまだ未熟者なの。だから毎日練習を欠かさないんだよ~。
<おっとおー、ピレスタが、鉄アレイを取り出したぞー!?>
重そうな鉄アレイね。それでトレーニングするの?っていうかそれ持ち歩いてたの?
そうだよ~。これはむかしあるお姉さんからもらった想い出の品なんだよ。
大切な物なのね。
これで体を鍛えようと思ったけど、あまり効果がなかったんだって。
その人もサーカスの人?
ちがうよ?あちしと同じ芸人さん。口からケチャップを出すんだ~。
ずいぶんカゲキな芸ね!?
<おやっ?ピレスタが、鉄アレイを手に取り……なんとジャグリングを始めた!>
な、なにしてんのよ!
<いつの間にか鉄アレイは数十個に増えているぅ!?>
こうやって筋力を鍛えてるんだ~。
……?えっ、ちょっとお!?
<おっとおおお!!キャトラも一緒にジャグリングされているぅぅ!これはエキサイティングだ!>
やめれー!!
思い出3
<おっとお~。ここで猛獣の登場だぁ~。>
またまたグレイルジャガー!
ポテトだよ。よろしくね!
<この猛獣に~。飛行島最強の猛獣は~。いかにして立ち向かうのか~。>
相変わらずうるさいわね。ほんと、どこから聞こえてくるワケ?
<純白の毛皮に青い瞳。愛くるしいその姿に隠された獣の本能……
今や世界屈指のツッコミとも名高い、おしゃべり猫のキャトラだ!>
ウソ、アタシ!?
これは名勝負の予感がするね!
勝負をするの?
ポテトは新しい団員さんに勝負を挑んで、腕を試すんだよ。
アタシはべつに入団してない!
まさか、ピレスタちゃんもポテトくんと!?
そうなんだよ。どうしてもサーカス団にはいりたかったあちしは、ポテトと戦うことになった。
グレイルジャガーさんと……
意地と誇りをかけた玉乗り勝負……でね。
玉乗り?
相手より一秒でも長く玉に乗り続けるっていう勝負だよ。
三日間に及ぶ戦いの後、あちしはついにポテトに勝って、マブダチになったんだ~。
がんばったのね、ピレスタちゃん。
三日間も玉乗りを……
<おっと、ここでグレイルジャガーのポテトが玉に乗ったぞ~!?
ドヤ顔だぁ~ドヤ顔を決めているぅグレイルジャガーがドヤ顔だ!これはウザイ!
おっとお~キャトラの目の前にも玉が!転がってきたぞ~!>
……なにこれ。……アタシにも玉に乗れっての!?
ま、まあいいわ……試すだけなら。
あ、あ、あれ?けっこう乗れる!けっこう乗れるわ!
そういえばアタシ猫だった!猫ならではのバランス感覚ね!
おおぅ、キャトラちゃんさすがだね~。
って、えっ、ちょっ、おっ……わわわわわ!!
キャトラちゃん、玉の気持ちになって!玉と一体化するんだよ!
なによそのアドバイスはぁああ!!
思い出4
<ぬお~っと!目の前にサーカスの天幕があるぞ!
これは今日も~ハラハラドキドキのサーカスが始まってしまうのか!>
どうせ勝手に始めるんでしょ。
せっかくだから見ていきましょ?
<飛行島の皆さんが天幕の中に入って行った~。
おっとぉ~天幕の中はいつの間にかサーカスの会場そのものになってるぞ~。
そして天幕の上には、空中ブランコが吊り下げられているぞ~。>
そーれっ!
あっ、見て、キャトラ!
<おーっと!ピレスタが空中ブランコに乗って登場だぁ! >
よってらっしゃい、みてらっしゃい!あっと驚くサーカスショーのはじまりだよ~♪
<ちっちゃなピエロが空中ブランコでアクロバットをはじめたぞ~!>
すごいわ、ピレスタちゃん!
ほいほいほいほいほーい!
<おーっと!空中ブランコをしながら、空中で宙返りを……きめたーっ!>
……すごい運動神経だわ!?
<さあピレスタ大きくジャンプ!なんと綱の上に飛び乗った!
いや、ただ綱の上に乗っただけじゃない!いつのまにか一輪車に乗ってるぞ!>
ピレスタちゃん、気をつけて!
大丈夫大丈夫!
ちょっ、一輪車で綱渡りなんて……
こんなの楽勝だよ。いっくぞ~!
<さあピエロのピレスタ、発進だ!>
よっとっと……
がんばって、ピレスタちゃん!
ハラハラ……
よっ! ほっ……にゅおおお!?
……ちょ、ちょっとちょっと……
だ、大丈夫なの?
イヤー!もう見てられない!
なーんてね、大丈夫だよ~っと、……おっとっと。
もう少し……もう少し……おおっ? えっ? わわわっ!?
<おーっとピレスタここで落下だー!>
キャー!!
<ピレスタは無事なのか!あっ……安全網に絡まってるぞ!はあ、危なかった……
主人公が絡まってるピレスタを助け出したぞ!>
あ、ありがとう~主人公さん~。
もう! 心配させて!
あちしは綱渡り苦手なんだ……しっぱいしっぱい。
もっかいやるから見ててね!……よっこら…………ぎゃん!
たいへん、ひねっちゃったのね?今すぐ治してあげるから……
思い出5
<ちっちゃなピレスタが、一輪車にのりながらジャグリングをしているぞ~。
なかなか見事な腕前だが、なんだか浮かない顔じゃ~ないのピエロが笑わないでどうすんの~。>
どうしたの? ピレスタちゃん。
綱渡りがうまくできなくて落ち込んでるのね。
あちしは半人前だから、毎日がんばらないとお客さんが喜んでくれないんだ~。
なんでそんなにがんばるワケ?
あちしはサーカス団のみんなに恩返しがしたいんだよ~。
恩返しねえ……
あちしは昔、ピンの芸人だったの。でもあちしの芸はあんまりウケなくってね……
……いくつのときの話よ!
そんなとき、カワイイうさぎの格好をした女の子が、ほめてくれたんだ。
その子にさそわれて、いまのサーカス団に入ったんだよ。
キャリアのないあちしを表舞台に立たせてくれたみんなのためにも、あちしはお客さんを呼べるピエロになりたいんだ~。
がんばるのはいいけど、無理はよくないわ。
こんなのは頑張ってるうちにはいらないよ~。サーカス団のみんなも毎日頑張ってるし。
<……そう、コイツは頑張り屋でねえ。だがピエロってのは別に技のすごさを見せるもんじゃないんだよねえ。
だからなんちゅうか、空回りではあるんだよねえ~。>
そりゃそうかもしれないけど。
キャトラ、誰と話しているの?
……えっ?そういえば……この声誰の声?
<コイツに宿った精霊……みたいなもんかね?>
なんかテキトーね?
<コイツの周りでサーカスっぽいことが起きるのも、まあ俺のせいでね。>
アンタのせいか!
思い出6
わっ、いきなりスポットライト!?
えっ?
ちょっと……なにが始まるの!?
<なななんと!ルーンの光が一つに集まり、大きな玉になったぞ!?>
あちしに、これに乗れっていうの?
……でも、いまさら玉乗りするだけじゃお客さんは喜んでくれない……
主人公、なにを……!?
<な、なんだ?主人公が玉の上に乗り、バランスをとりはじめたぞ?
こ、ころんだー!>
な、な、なにしてんの!?
<どういうことだ!主人公!玉に!玉に乗れてないのに!それでも何度も乗ろうとする!彼は何をしようとしているんだ!>
どうしてこんなこと……
<ちょっとまて!見るんだピレスタ!転んでるだけなのに、なんか面白いぞ!?>
えっ、ええっ!?
ほんとうだ!無表情で玉に乗ろうとしているだけなのに、なんか面白い!
なにこの一連のくだり。
主人公、ピレスタちゃんに何かを伝えようとしている……!?
<見るんだ、ピレスタ……これが、これこそがピエロだ! >
……これがピエロ!?
<彼はいま、おのれのキャラクターをいかして笑いをとってるんだ。>
キャラクターを!?
<いくら芸を磨いても、それだけじゃピエロとしては半人前だ。ピエロは面白くないとな。>
面白く……?
<チビのお前が彼と同じことをやっても、面白くならないかもしれない。
だがお前にも、お前にしかできない芸が、きっとあるはずだ!>
わかった!あちしはあちしなりの……ピエロをめざせばいいんだね!
<おおっと、ルーンの光の玉が、二つに分裂したぞ~。
そして分裂した光の玉に、ピレスタが飛び乗った! >
あちしはもう一度、玉乗りからはじめてみるよ!
やったわね、ピレスタちゃん!
めでたしめでたし……かな?
<おーっと、グレイルジャガーのポテトが、突然現れた!
ピレスタが光の玉をポテトにキック!ポテトは玉をキャッチして頭に乗せた!>
アンタ、まだいたの!?
<そしてピレスタは~ポテトの頭上の玉に~飛び乗ったっ!
おっとおおお!なんだこの炎の輪はぁ~どこからあらわれたんだ~!?
そしてピレスタは、玉に乗りながら、鉄アレイでジャグリングを始めたっ! >
相変わらずワケわからんわね。……って、ちょ、ピレスタ!
<な、なんとキャトラがまたまたジャグリングにまきこまれた~!>
よーし、このまま火の輪にとびこんじゃうよ~。
ギニャー!!
その他