【白猫】フォースター☆プロジェクト 11th Story
2015/04/21
目次
剣:ホームランを探して
k こ、こんにちは……私はキララです。
r よう、お前が次の相手か。キアイはいってんだかわからねえ格好だな。
k あたしゃーコリン。よっろしっくねー。
k あ、あの……みなさんは、<ホームラン>をご存じないですか?
k なにそれ。ハヤッテるの?
r ハッ、知らねえのかよ。俺なんかいつもホームランだったぜ?
k <ホームラン>なんですか!
r ったりめーよ。俺を誰だと思ってやがる。
k いつもながら根拠のない自信だねえ。
k ほ、<ホームラン>なんですか!?本当に!?
お願いです!一目でいいから私に<ホームラン>を見せてください!
r つってもなあ。今の俺はそんなにホームランじゃねえし。
k じゃあ、感じだけでも教えていただけませんか!?
r なんだか、よっシャーとかんグーツとかえいヤーっとかなるアレだろ。
k なるほど。じゃあワタシホームランに変身してみるわ。
k こ、これが<ホームラン>……なんですか……!?
r ちがうぜコリン。こいつはまだホームランじゃねえ。けっこうイイ線いってるがな。
- そーなのー?ワタシあんまり手ごたえないけど。
k <ホームラン>はとってもすごいものらしいんです。
k なるほど。じゃあコンナ感じかねえ。
- どうスゴくない?
r なんかスゲエ!? でもちょっと違わねえか!?
k でも、なんだかすごくそれっぽい感じがします!
r もうちょっとなんだか……アツい感じなんだよなあ!わからねえかなあ!
k 走者一掃ですね!
r なんだその四字熟語は??
k <ホームラン>の枕詞のようなものらしいのですが、ご存じないのですか?
r 知ってるにきまってんだろ!
k なんかこのヘンじゃない?
k ものすごいライナーを打ちそうですね!
r ケッ、俺のほうが打つっての!……つうかリーゼント気合はいってんな。
- じゃあコレかな?
k こ、これは!?もしかしたらこの方が<ホームラン>なの!?
r 甘いなキララ。ホームランってのはまだまだこんなもんじゃない!
k ええっ!?
k 本物のホームランが知りたきゃ、まず勝負に勝つんだな!
k そうだねえ。これもホームランを知るための試練なんだよねえ。
k そ、そうなんですね。わかりました!アツいバッティングで逆転サヨナラです!
かっとばせーっ!おーっ!!
r
k ((ところで、ホームランって……なんだ?))
拳:フォースターごっこ
r 私はルーシーなのだ!悪魔なのだ!
f こんにちは、ルーシーちゃん。フィオーラよ?
k よろしくね、ルーシーちゃん!コヨミだよ。この子は弟のタローだよ!
t キャンキャン!
r フィオーラは体からお花が咲いているのだ。
f きれいでしょ?ルーシーちゃんはお花が好き?
r お花のみつをチューチューするの、すきなのだ!
k コヨミもすき!
r コヨミのおとうとはわんわんに似てるのだ。
k わんわんじゃないよー。コヨミとタローは狼なんだよ。
r そーだったのか。タローはかわいいのだ。お手なのだ。
<フィオーラの髪から、枝が伸びてきた。>
f たいへん、枝毛がのびてきちゃった。えい。
<フィーオーラは、伸びた枝を折った。>
r フィオーラ、その枝ちょうだいなのだ。
f いいけど?
<ルーシーは、枝を投げた!>
- あイデッ!!!
r タロー、とってくるのだー!
t キャンキャン!!
k コヨミもいく!
r ルーシーもいくのだ!
f ……あ、そろそろおやつの時間ね。
<フィオーラの髪からまた枝が伸びた。枝にはさくらんぼが生っている。>
f あ、さくらんぼ。むぐむぐ……おいしい!
r ただいまなのだー。
k ルーシーちゃん。なんであの入枝をお料理してたの?
t キャウン?
r わからんのだ。あ、さくらんぼなのだ!
f みんなもどーぞ。はい。
k わーい。さくらんぼだー!
r コヨミ!種をとばしてあそぶのだ!
<ルーシーは種を飛ばした。>
- ぼぺら!?
r なんか聞こえたのだ?
斧:激辛4倍!
r この俺が、激辛料理人のラーウェイだっ!!!
v そこで、ラーウェイよ。
r うぇぃっ!?
v 我が食材を調達してくる。調理するがよい。
ブランシュ、キッチンの新造は頼んだぞ。
b ええ、ヴィルフリートさん。素敵なアイランドキッチンをこしらえてみせますね。
v うむ。
r ……行っちまった。なんなんだあのオヤジ?
b 吸血鬼のおじさまですよ。そろそろ飽きてきたらしく、刺激が欲しいそうで。
r 剌激だとっ!? そりゃ俺も大賛成だぜ!
よし、極上のスパイスで、アルティメットにデンジャラスな激辛悶絶メニューを作ってやる!
b 私も、がんばりますね。ああ、高級ヒノキ材!腕が鳴りますわ!しゃらん!
r うおおおおおお!
b っしゃおらーっ!
…………
……
r いい火力だぜ!炒まってきたあここにカラミティターメリックをぶちこんで……!!
あイデッ!!!
なんだぁ!?この枯れ枝、俺の頭めがけて飛んできやがって!?
気に入ったぜ!これも刺激だ!こいつも一緒に鍋にドゴーン!
うおおおおおおお!
…………
……
v 戻ったぞ。遅かったな!
r 料理の方はもう出来てるぜ!
v 気の早い奴よ。ならばこのタコヤキはつけあわせにするが良いだろう。
b あ、タコヤキ!いいですね、私大好きですよ。
v 我も好む。うむ。見事なアイランドキッチンだ。これならば料理中も、皆とわいわい話せるな。
b ありがとうございます。ラーウェイさんの料理が早くて、結局このキッチンは使わなかったのですが。
v 未来がある。
b その通りですね。食は生きる要。それを支えるキッチンも、不滅です。
r ともかくまずは、こいつを食つてみてくれ!冷めないうちが激辛だぜ!
v うむ。では一口……
堅い。
r 木の枝だぜ!剌激的だろ!?
v ふむ。ブランシュよ。この枝で城を造れるか?
b 千分の一サイズですね。やってみます。
しゃーっおらー!
r ははははは!スパイス!激辛!剌激!俺が刹那のクライマックスを演出してやるぜー!
槍:これなんの音?
f 私はフローリア。庭師をしております。
s ああ、どうも。私はシュラです。エシリアさん、次は鬼ヶ島へお願いします。
E も~、<扉のルーン>をそうポンポン使わないでよ~。
s エシリアさんには感謝しています。おかげで世界各国のお土産屋巡りが楽になりました。
帰路の大荷物を気にせず、大量のお土産を持って帰れるとはなんて幸せなことでしょう。
E エシリアや~めた!シュラのお手伝いもうしな~い!
s そう言わずに。ほら、これをあげますから。
E わっわつ!なにコレ?全然意味わかんないお面だ~!
s 他にもありますよ。こっちには……おっと、手が滑った。
f いまの音……いまの音……ポコチャツカ族のヌワリンチョ人形ですね。
s !なぜそれを……! 落ちた音だけでわかったのですか!?
f はい。それくらいでしたら。
E すご~い!じゃあこれは?
f モンゴロガルガ共和国の守り神、プップポッポのお面じゃないですか?
s ご名答……!
f モミアゲとつながったおひげが特徴的なので、音にもそれがあらわれるんです。
E すごいすご~い!じゃあじゃあ、エシリア、他にもなんか持ってくるね~!
s いやはや、恐れ入りました。耳が良いだけでなく、広く世を知らねば出来ない芸当ですね。
f 以前私かお仕えしていたある貴族の方が、珍しい物が好きでしたので。
s 日常から学び続ける……中々出来ることではありません。
f ふふ、そう持ち上げなくてもいいですよ。
ところで、せっかくですから、お茶でもいかがですか?
s それは名案です。
E たっだいま~♪これな~んだ?
f あっ♪タコヤキですね。
E すご~い!今度は音も聞いてないのに~!
f とてもいいにおいがしたので、すぐにわかりましたよ。
E そっか~。エシリアおなかすいちゃった~!
f ふふふ、慌てずに。すぐにローズヒップティーを用意しますからね♪
弓:ほ
k 私はカスミ。馴れ合いは好きじゃないけど挨拶くらいはしておくわ。
p お姉さん、お姉さん。それな~に?
k ああ、これ? 来る途中でタコヤキを買ってきたの。
p タコヤキか~、いいな~……あちしもおなか減ってきちゃった~。
k 量はあるから。食べたければ勝手に食べれば?
p いいの?
k おおげさね、タコヤキくらいで。
p わ~い!いっただっきま~す!
ほふ、ほふ、ほう……くふ~、おいし~♪
k そっ。それはよかったわね。
l ほっふ!!!
p わぁっ!?
l ほっほっほ!ほっほっほ!
k な、なんなのあんた……?ほっほ!ほっほほっほほ!
p ああ、もしかして猫舌?出来たてで熱いものね。
l ほっほほ!ほっほほ!ほっほ!
k ふ~ん、そう。じゃあ、これを飲んだら?
l ほっ!?
k 甘酒よ。驚くことじゃないわ……<甘酒のルーン>の力を使っただけだから。
p へ~、パ~ッって甘酒が出せるんだ~。あちしもその一発芸やりたい!
k なによ芸って。
l ほっほ!!!
k はい、どうぞ。慌てないで……
l ほほーーーー!!!
k ちょっと!言ってるそぱからなんなの!甘酒なんだからアツアツに決まってるでしょ!て、うっかりしててごめんなさい!
l ほーーーー!
p ピロリロリ~ン♪それじゃあ、あちしが冷ましてあげるね!
k 急いで!
p ラジャッ!ふー、ふー、ふー、くふー、ふー、ふー、……
ホイ!
l ほ……
ほーーー!?!?
k こ、今度はなんなのよ!?
l ほっほほ!ほっほほ!ほっほほほっほっほ!
p え?お酒、ダメなの?そういうことは先に言わなきゃ~。
l ほー!!!!!!
ほー!!!!!!
ほー!!!!!!
k まったく……騒々しいわね。……私のせいよね……ごめんなさい。
p くふふ~♪お兄さん、最後までしゃべらなかったね~♪
story
I 私はイシュプール。うん、わかってる。だいたいの言いたいことはね。だからまあそれは置いておこうよ。
I 自己紹介を省略するでない。横着者め。
I まあまあ、ね?そのへんはさあ、おいおいで。
I くにゃくにゃした物言いをしおって……
p へ、へび、さん……しまった!見てはならぬプリムラ!こんな半裸の変態男……!
I う~ん、そうだねえ。あなたの服装も、結構イケイケだと思うけれど。
I これはわらわの正装ぞ!
I 一応、私もそうなんだけどね。文化が違う者同士だと、最初一瞬戸惑うよねえ。
p う……う……
I くっ……!もはや、手遅れか……!プリムラが泣いてしまう……!
p ……ぷっ!
I ぬ?
p あっはははは~♪へびさん、おもしろ~い♪
I なっ、なんと……!いまの一連のどこに面白いポイントがあったのだ……?
p 女王様も、おもしろ~い♪
I なっ……!?
わからぬ……!今の何かウケたというのだ……!?
I うん、私はほぼほぼなんとなくわかるよ。
p うわああーん!へびさんこわーい!
I あ、ダメだ。わかんないや。子供は神秘だねえ。
I イシュプールと言ったな!もう一度何かしてみせよ!プリムラを泣き止ませるのだ!
I おっけー、ためしてみよう。
イラケッチラケッチイ、イラケッチラケッチイ、イラケッチイ……
……クェーッ!
脱皮だよ~ん。
I おお!?なんと摩詞不思議な一発芸よ!
I ヘビだからね~。
I これならばプリムラも……!さあ!泣き止んでおれよ!
p …………
I ――!?無、無だと…………!?プリムラ、一体そなたは……!?
p …………
I これはなにかあるぞ。これはなにかあるぞ。……おや、背中のヘビの上に、蝶々が……?
<宙を舞っていた蝶々が、イシュプールの後ろの白蛇の頭にとまった。>
p あっはは~♪またちょうちょさんだ。かわい~、おもしろ~い♪
I なるほどね。
I そういうことであったか。さすが春の申し子よ。蝶々で心が踊るのだな。
それ、わらわにもとまるがよい。蝶よ。
蝶よ!とまらぬか、蝶よ!
p 女王様……こわいよう……
I しまった、ついムキになってしまった。ほ~れプリムラ、なでなでぞ~?
p ……ふぁっ……うん……プリムラ、泣かない……
I いいカンジにまとまったね。じゃ、私は抜けガラをかたしてくるから。
にょんにょろり~ん、ってね。
story
t タコチュー!タコパスデチュー!
g じゅるるう……美味しそうな匂いがする……
z へ~、タコが屋台だしてるたぁ珍しいな。
t ヘイラッシャイ!ヤスクテウマイタコヤキデチュヨー!
z 金はねえけど、
g 皿くれや。
t ダメデチュ。
g タコヤキガブリンチョ!
t チュー!ナニ シテルデチュ!カオツッコンジャ ダメデチュ!
z そりゃマナー違反だぜガブリー。そんなことしたらまた<前かけ>が喉をしめつけてメシ食えねえぞ。
g ぐぎぎぎ喉が……アダイのだごヤギ……
t チュー……イッタイ ナンナンデチュカ……
vおい、タコ。そのタコヤキを我に売るがよい。
t ヘイドーモ!
g まっで……アダイがざぎに…………
z そうだ、立て! 根性見せろガブリー!
Eタコヤキちょうだ~い♪マヨネーズいっぱいかけてね~♪
t ヘイマイド!
g ぬぐぉぉぉぉぉ……ダゴォオ……
z ほれガプリー。俺のヘソクリ11Gだ。これでタコヤキ買ってきな。
k期待してないけど、
g 皿もらおうかしら。
t マイドアリ!
g なんぼごれじぎ……がばん!我慢!ガバアアアアン!
z っしゃ、ガブリーその意気だ!屋台に突っ走れ!
t チュ?
g タコヤギください!
t ……オカネ タリナイデチュ。
g グヌウウ!モウイイ!オマイヲ ガブルッ!
t チュー!?イタイデチュー!
g ブビョブビョジデデ ガミギレナイ……
- コンナトコロデ ナニヲシテイル エージェント<タコパス>ヨ。
t !
z な、なんだありゃ!?巨大なたこつぼが宙に浮いてやがる!
t <マザーシップ>ガ ムカエニ キタデチュー!
- ムカウノダ、タコパスヨ。オオイナル ヨゲンノチヘ……
z おいおい……光の柱がタコを吸い上げようとしてんぞ。
t エーイ!ハナスデチュ!
t ニガサナイ……ジュルルルル……
t チュー! ヨダレデ マエガミエナイデチュー!
z ガブリーまで、空のたこつぼに吸い上げられちまった……
- キョウドウタイノ ジョウセンヲ カク――!?
シンニュウシャ!シンニュウシャ!ソウイングイゲキセヨ!
g ダゴイッパイ……!ゼンブ マトメテガブルゥッ!
z ……いったい中で何か起こってやがんだ?
ま……とりあえずタコヤキでも食うか。
へへっ、今日のメシ代ういたぜっ♪
#include(ストーリー用 mark,)
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