【白猫】フォースター☆プロジェクト 12th Story

開催期間 2015 5/28～5/30

目次

剣士：甘い話にご用心

武闘家：投てきおじさん

チェス辛一丁！

無駄に豊かな心の鼓動

恋の駆け引き

ポンポコポン♪

めでタコガブリンチョ！

剣士：甘い話にご用心

ｒ りんりん！　あたしは昆虫忍者の諜報部員、リンプイなの！

この<フォースタープロジェクト>の会場に甘い話があると聞いてやってきたの！

ｋ はっ！？　それってもしかして<ホームラン>のことですか！　私も探してるんです！

ｒ ほーむらん？　初耳なの！　詳しく教えてほしいの！

ｒ ヘイヘイへイッ！　ホームランのことならこのリアム様にまかせときな！

ｋ <代打>ですね。よろしくお願いします。

ｒ 俺の首にぶらさっがってるのが、かの有名な<ホームランボール>だ！　どうだ、イカスだろ？

ｒ そうなの？　あたしにはただの石ころにしか見えないの……

ｒ だろ思うよなぁ。だがこいつには眠った才能を呼び起こし、己の力を限界まで高める効果があるんだぜ。

って、商人が言ってた。

ｒ それはすごいの！　あたしもほしいの！

ｒ しょうがねぇな。そんじゃ、特別にこいつをお前にプレゼントしてやる。ほらよ、受け取れ。

ｒ ありがとうなの～♪　りんりん！　落としたときにそなえて名前をかいておくの！

ｋ サインも入って、よりそれらしくなりましたね。

ｒ でも、ほんとにいいの？　大事なものなんじゃ……

ｒ 平気さ。なんたって俺には、<三冠の王>があるからよ。

ｒ さんかんのおう？

ｒ へっ、目ん玉おっぴろげてとくと見やがれ！

まずはこの<ユニフォーム>とかいうやつだ！　こいつはデッドな魔法だろうが銃弾だろうがなんだって跳ね返す！　って、商人が言ってた。

ｒ それはすごいの！　ただのチャンチャンコにしか見えないのに！

ｋ アウトー！

ｒ 続いて<グローブ>だ！　こいつはノーコンな弓矢だろうが砲弾だろうがなんだって受け止める！　って、商人が言ってた。

ｒ それはすごいの！　ただの汚れた軍手にしか見えないのに！''

ｋ アウトー！

ｒ 最後に<バット>だ！　こいつは猿が高い場所にあるバナナを取るときに使うんだぜ！　って、商人が言ってた。

ｒ それはただの木の棒なの！

ｋ アウトー！

ｒ どうだリンプイ。伝説って感じだろ？

ｒ うん！　伝説がはじまった気がするの！

ｋ はい、ゲームセット！　試合終了！

…………

ところで、<ホームラン>ってなんですか？

Story 武闘家：投てきおじさん

ｂ 三人のうち、一人が必ず落とされるフォースタープロジェクト……

栄えしものは必ず滅ぶとはいえ、えげつないことをしてるねぇ……

ｒ ヘンなおっさん発見なのだ！新しい人なのだ？

ｋ コヨミです！よろしくお願いします！

ｂ ワシはベンケイ。……しかし、子供二人が相手とは、面白くなりそうにねぇなぁ……

ｒ ルーシーは悪魔なのだ！強いのだぞ！

そんなに言うなら、さっそく勝負なのだ！

ｂ いいぜ？

ｒ 投げあいっこ勝負なのだ！先に相手を投げたほうの勝ちなのだ！

ｂ おう、こい！

ｒ たー！

ｂ ふん！

ｒ よいしょ、よいしょ！よいしょ、よいしょなのだ！

ｂ そんなものか？

ｒ 負けないのだー！

ｂ 甘いわ！ぬうりゃあああああ！

ｒ うわー！？

ｋ ルーちゃん！？

ｂ ふっ……

ｒ すごいのだ！ぶっとんだのだ！面白かったのだ！

ｋ ルーちゃんすごい！　一瞬で戻って来ちゃった！

ｂ ほう……

ｒ もう一度なのだ！

ｂ いいだろう、こい！　ぬうりゃああああ！

ｒ あはははは～♪

ｂ たわいもない……

ｒ すごいのだ！気持ちいいのだ！これ、楽しいのだ！

ｂ ぬう……

ｒ コヨミもやってみるのだ！

ｋ お願いします！

ｂ おう。どりゃああああああ！

ｋ あ～～～～～～！？

ｂ ふふん……

ｋ ほんとだ！　これすごく楽しいね、ルーちゃん！

ｂ なっ……！

ｒ タローもやってみるのだ！

ｔ ワオーン！

ｂ うおりゃあああああ！！！！！！

ｒ すごいのだ！タローが星になったのだ！

ｂ ふん、ワシとしたことが……

ｋ わんわん、わおーん♪

ｂ むう……！

ｒ きんにくー！もっと投げてなのだー！

ｂ ……なるほど。見てくれだけじゃあ、実力はわからねぇってかい

ちったぁ楽しめそうだな……！

ｒ はやく投げてーなのだー！

ｋ もーいっかい♪　もーいっかい♪

ｔ わんわんわわわ～ん♪

ｂ よかろう……！うぬりゃあああああ！！！！！

ｒ ｋ わ～～～～～い♪

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チェス辛一丁！

ｋ あたしはプロチェスプレイヤーのキャロよ！　そんなあなたをチェックメイト！

ｖ つまり、<辛味>とは<痛み>なのだ。わかるかラーウェイよ？

ｒ わかったぜ旦那。だからウニとクリをイガごといれるんだな。

ｖ うむ。

ｒ さらにこいつを、マーダーペッパーで炒めて……！　うおおお！　燃えてきたぜぇ！

ｋ ちょっと！　無視しないでよ！

ｖ 帝王は多忙なのだ。

ｋ はぁ！？　そっちのあんたも帝王なの？

ｒ 俺は激辛の帝王だぜ！

ｋ なによそれ！？

ｖ よくぞ言った、ラーウェイよ。おまえならば、必ずや完成させるであろう。

一口喰らえば、いや喰らわずとも、見ただけで炎を吐き出す究極の激辛料理をな。

ｒ おう！　もうそれ料理じゃなくて兵器だろ！　って言われるような、デンジャラスなのを作ってやるぜ！

ｋ 待ちなさい！　なんの目的があってそんなのを作るわけよ！

ｒ 俺は激辛料理で、人類の頂点に立ってやるんだぜ！

ｋ わけわかんない！　もう！　しょっぱなから突っ込んでばっかで疲れるわ！

ｖ ならばこれを食すがいい。チェスプレイヤーのキャロよ。

ｋ なんでよ！？　お願いだから、あたしのことについて話を広げさせてよ！

ｖ 落ち着くのだ。激辛料理で汗を流せ。何かがスッキリするぞ。

ｋ なんであたしがそんなのも食べなきゃいけないのよ！？

ｒ そうだな。俺の激辛料理、お嬢ちゃんにはまだ早いかな。

ｋ え？

ｒ デンジャラスこそデリシャス！　それがわかるのは、酸いも甘いも経験した大人だけだ。なあ、旦那？

ｖ うむ。

ｋ ちょっと。決め付けないでくれる？　激辛料理くらい食べられるんだけど？

ｒ へぇ？

ｋ 信用してないわね！？　ちょっとそれよこしなさいよ！

ｖ 無理をするな。

ｋ 無理なんかじゃないわ！　あたしはね、なんであれ、負けるってのが大嫌いなの！

激辛料理なんか、楽勝なんだから！　さっさとちょうだい！

ｒ あっ。

ｋ いただきます！

ｒ …………

ｖ …………

ｋ ……なによ、全然ーー！？

！！！！！！！！！！！！！！！！　痛い痛い痛い痛い痛い！　なにこれなにこれなにこれ！？

ｒ やっぱりお嬢ちゃんにゃ、刺激が強すぎたか！　旦那、水、水！

ｖ うむ！

ｋ ……だひほーぶよ……！

……い、いがいと…………おいひいわね…………すきよ、こへ……

ｖ ほう。昨今稀に見る、中々のド根性である。

ｒ 気に入ったぜお嬢ちゃん！

ｋ おようひゃんやない……あらひはひゃろよ……！

あんららひなんかひ……ぜっらいまけらいんらから……！

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無駄に豊かな心の鼓動

ｚうぅぅ……大会とか。絶対人たくさんくるよぅ……

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