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【白猫】フォースター☆プロジェクト 19th Story

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん

開催期間 5/17 19:00 ~ 5/19 16:00


剣士:我が名は

 トモエ ライフォード ミカン 

「ライフォードだ。今日は楽しませてもらうぞ。」

  「あたしミカン!イメージガールなんだよ!」

「帝国陸軍大尉、トモエ・シンジョウであります。本日はよろしくお願い致します。」

「よろしく、レディたち。戯れとはいえ手は抜かない。全力できたまえ。」

  「よーし、がんばるぞー!」

「ふつつかながら、全身全霊で参ります。」

それが君たちの全力か!名乗りも全力!それでこそ冒険家であろう。」

「そういうことですか。ならば!」

  「わかった、やってみる!!シャッキーン!!みかんなっめよー!!」

「意味はわからんが、勢いがある!!」

  「シャキシャキトロッピー、よろしくね!」

「シャキシャキ良し! だがアイスは腹が冷えるので食べすぎはいかん!」

「確かにそうですね!」

「トモエ殿、続いて参られよ!」


「我が名はトモエ!剣となりて敵を討つ!」

「剣となって、何を斬る。」

「立ち向かうもの全て!」

「我ら<連邦>もか――?」

「帝国の敵となるのであれば、斬って捨てるまで。」


「両名意気やよし!ならば俺も名乗ろう!!

我が名はライフォード!!我は望む! 人が熱く激しく生きる時代を!

我は絶望に抗う。強者に抗う。我が胸に誇りがある限り!

我に続く者は剣を取れ!今こそ未踏の大地を踏みしめる時!!」


「なんという覇気!」

  「すごい気合だー!!」


「夢は世界征服だ。」

「冗談に聞こえませんね。ライフォード『少佐』。」

「俺はいつでも本気だとも!」



余興につきあってもらうぞ?
シャキシャキトロピカル!
我が心胆を剣に込めて!

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武闘家:戦闘データ

ジェガルヨシナカチャッピー

「シャイニングである!」


 ジェガル  

「勢いで押してきたか!」


 チャッピー 

「どことなく、シャナオウさんに面影が……?」


 ヨシナカ  

「我が名はヨシナカ!サンシャイン・ジェネラルなり!

それがしMINAMOTOの決戦兵器である!

この朝日のルーンの輝きを畏れぬものは、かかって参れ!当方ウェルカムなり!」


 ジェガル  

「混じりけ無しの闘志……こいつは戦闘機械か。」


 チャッピー 

「強い人なのです……!!油断はしないのです!」


 三者はにらみ合った!


 ヨシナカ  

「ジェガル殿、失礼拝見スキャン!」


 ジェガル  

「ぬっ……俺を測るか!」


「強いなお主。ステータス<アッパレ>なり。いいデータがとれそうだ。」

「力以外には無関心か。」


 ヨシナカ  

「力あればこそ価値がある。チャッピー殿、拝見スキャン!」


 チャッピー 

「わー! ヨシナカさんに見られてます!」


「チャッピー殿。」

「なんでしょうか!」

「貴殿、ドングリだな。」


「どういう意味だ!」

「それがしにもよくわからん!」


「なんですかーそれは!真面目にやってください!」

「それがしのセンサーが曇っていると申すか!」


「ドングリだから、なんだというのだ!」


「ドングリは――強さなのか?」

「なのですか!?」

「だとすると、ドングリこそが、それがしの探す答えなのか!?」


「確かめてみるがいい。その拳で!」

「よくわからないのですが、リーグンドーは最強なのです!」


「来るがよい!いざバドルを始めようぞ!」



卜モ工……? 聞いたことが……
我が誇りに賭けて!
どんくりということは最強です!

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ウォリアー:おひかえなすって!

カルディナ チトセ ロザリー

「お控えなすって!」

「お、おひかえなすって?」


「さっそくのご挨拶、失礼さんにござんすがお許しこうむります。

手前、生まれも育ちも<エンニチの島>です。

稼業、露天商の<転び>まかり通ります。

若僧の身をもちまして姓名の儀、一々声高らかに発します。

姓はアラレ、名はチトセでごじゃっ!?

うう……噛んじゃった……」


「大丈夫かい……チトセちゃん?」

「すいません……<仁義>もろくに切れない不調法者です……」


「なんだかよくわかんないけど、雰囲気はスリルがあってよかったよ~。」

「ほ、ほんとですか!」


「ところで、その飴はなんだい?」

「あっしは……いえ、私はこう見えて飴細工師なもので。」

「へー、それじゃひとつ作ってもらえないかい?」

「よござんすよ♪ では――

<飴のルーン>よ、おあげなすって!」


<>


「もし、形はどうなさいまねぇ?


『ハト! ぜったいハト!なんたって平和のシンボルですから!』

「うわっ!?ぬいぐるみがしゃべった!」


<>


「あ……」

「これは……」

「牛のようでロバのような……」


「うぐっ……堅気さんの笑顔が見たかったのに……これじゃあ……」


「うっししししし!なにこれおもしろい!牛っ! うしししし!」

「ぷっ、アハハハハハ!なんだいロザリー、その笑いかたは。や、やめ、アハ、アハハハハハッ!」

『そういうの!――も、たまにはいいですかね。』


「えっ? 笑って……る……?

…………へへへ、お粗末さんです♪」



おひとつ10Gになりやす。
ヘー、安いんだね。
デビットと同じ値段だ。

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ランサー:ランチタイム

バーガー

「見つけたぞバーガー!もう逃げられんぞ!」

「はっ、追いつめられたのはお前のほうさ。」

「撃て! マスター!」

「なにっ!?」

「くそっ……が……」

「お手柄だマスター。こいつの懸賞金で娘さんを幸せにしてやりな。」

「バーガーさん……」

「…………」


 バーガーはレタスとトマトの間に一本のポテトを挟んだ。


「ふう……それじゃあ、俺は行くぜ。誰かに呼ばれた気がしたんでな……」


 ***


 リンデ コッペリア

「待ってるんですけど。」

「うーん、遅いです……チラシには注文して10分で届くって書いてあるのにです……」

「まったく……乙女のランチタイムがどれだけ重要かわかっていないようね。」

「なにかあったんですかね……お店に連絡してみますです?」

「いえ、ここは待ちましょう。クレーマーだと思われるの嫌だし。」


 ***


「ちっ……橋が切り落とされてやがる……」


「ひとり指相撲! 勝者、リンデ!つってね。」

「アップリケができたです~♪かわいいゾウさんです~♪」


 ***


「後ろに乗りなバーガー!送ってくぜ!

「ビッグか?はっ、ナイスなタイミングだ!」


 ***


「クレームいれましょう。これ以上は待てない。

「ええっ!?さっきと言ってることが……」


「おい。俺を注文したのはお前らか?」


 リンデ バーガーコッペリア

「あっ、きましたですハンバーガー!ひとりでに歩いて……えっ?」

「そんなのどうでもいいわ。で、いくらなの?」

「ちっちっちっ。男の価値は女が決めるもんさ。」

「好きな値をいいな。」

「じゃあ、キャンセルで。」

「…………いい選択だ。」



ちっ、ポテトが切れちまった……
ちょっとクレームいれてくる。
ま、待ってくださいですー!

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アーチャー:未来へのしるべ

 ミラ ラクアジェバンニ

「初めまして、私はラクア。

よろしくね、ミラ、それからジェバンニ。」


「え? あ、ああ、うん。よろしく!」

「あの、初めましてと言ってますが、どうして僕たちの名前をご存知なんですか?」

「これはアレね。あたしの活動の成果が出てきたのね!!」

「ざんねん、不正解。」

「えっ?! ちがうの?!」

「では、なぜ僕たちの名前を?」

「私には未来を知る力があるからよ。」

「未来を……ですか?」

「ええ。私は未来樹の精霊、過去も未来も知る事ができるの。」


「ね、ねぇ?あんたに未来のことがわかるなら、教えてほしいことがあるんだけど?」

「どんなことですか?」

「あたしの布教活動の報われる日がいつなのか!」


「「…………」」


「え……なに、ふたりとも?なんで黙るの?」

「あ、いえ、なんでもありません。」

「……ミラ。信仰とは結果を求めることなく、信じて歩むことだと思いますよ。

そして未来は、その行いによって切り開くものです。」

「あ、うん……そうね?」

「だからこそ、未来を気にする必要はありません。あなたは自分の道を、信じて進めばよいのですから。」

「そうですね。僕もそう思いますよ、ミラさん。」

「そ、そう? つまり、えっと……聞かなくても大丈夫ってことでいいのよね?」

「はい♪」


「ねぇ、ジョバンニ……」

「はい。なんでしょう?」

「なんかあたし……今ならもっと信徒を増やせそう!」

「……は、はぁ……」



未来は自分でつかみ取るもの。
僕の信じる道は、この衝動です。
明るい未来が見えそうだわ!

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魔道士:落ち着きのない子

ミス・モノクローム ヤマネ  チェルシー 

「こ~んに~ちわ~!あたしはヤマネー!」

『元気な子。私は、ミス・モノクローム。よろしく。』


「あの、わわわ、私はチェルシーです!」

「あははは♪あなた面白いね~♪」

「えっ、ええっ!?」

「あたあたあた、あたたたたー!ヤマママ、ヤマネー!」

「ま、真似しないでください、違うんです、これは、初対面の人には緊張しちゃって……」


『そう緊張しなくていい。ヤマネは、子供。』

「え?」

「あなたわかるのー?どうしてー?」

『なんとなく。』

「すごいねー!あたし、こー見えても7歳なんだー!」

「えっ、な、7歳!?ど、どうしてなんですか……?」


「あー、なんかあっち、ピカピカしてるのがあるぞー?あれはなんだー?」

「あっ、ヤマネさん……」

『子供は落ち着きがない。』


「とくになんでもなかったよー!見に行っても損するだけだよー!」

「も、戻ってきた……」

『子供はすぐ飽きる。』


「よーし! もっとここを探検するぞー!

なにかないかなー?他にもなにかないかなー?面白いことないかなー?

「そ、そんなにちょろちょろしちゃだめですよ、始まるのを待たないと……』

『子供はちょこまかする。』


「あっ? ちょっと疲れてきたかも!まぶたが落ち、落ち……」

『そして、子供はすぐ疲れて眠る。』

「落ちなーい!」

「えっ?」

『フェイントだった。中々やる。』


「まだまだ眠るわけにはいかないぞー!

もっともっと、もーっとあそぼー!!!」



たたかうー? いいよー!
あ、あんまり走っちゃ……!
子供と遊ぶのも、仕事のうち。

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クロスセイバー:女の魅力

レンファレーラノブナガ

「私はダークエルフのレーラ。バイオリニストよ。みんな、よろしくね。」

「へぇ、バイオリンいいわね。私はエスメラルダよ。

それにしても、あなたなかなかすごい格好してるわね。」

「フフ……今時の音楽家は見た目でも人を魅了しなくちゃね。」

「そうだね、自分の魅力を最大限に活かしてこそ本当の表現者といえるかも……」


「いかぁぁああん!!」


「ひゃあ!? な、何!?」

「嫁入り前の娘が人前で肌を出しすぎじゃああああ!」

「え、えっと……」


「ちょっと、おじさん落ち着いて!彼女困ってるでしょ。」

「あ、ごめんごめん。おじさん古い人間だからつい……

おじさん、ノブナガっていうんだ。怖がらなくても大丈夫だからね。」

「は、はぁ……」


「でもおじさんの言うことも一理あるかもね。」

「う~ん、そうかしら?お客さんには結構ウケが良いんだけど……

ねぇ、おじさま♪どこがどうダメなのか……私に教えてくれる?」

「ぬ、ぬぅぅぅ!?そ、それは……!」


「わ、ずいぶんと大胆ね。」


「ほら……どうせなら、もっと近くで教えて……♪」

「ムゥゥゥゥ!?わ、ワシは……ワシはぁ……」

「? おじさん?」


「ふふふ……ハッハッハ!」

「な、なに!?」

「小娘の誘惑ごときで、ワシを骨抜さにできると思うたかあーーっ!」

「ひゃあああ!?す、すみません!!」


「え……?」

「ほぅ……」


「あ……えっと……ごほん……

フフ、甘くみられたものね。なら、私たちも本気を出すとしましょうか。」

「『たち』って、私も入ってるの!?」


「まだまだ尻の青いガキの誘惑など毛ほども効かんわぁ!」

「フフ……私たちの誘惑にどこまで耐えられるかしらぁ?」

「えっと……これなんの勝負だっけ……」



もっと大胆に攻める!
小童どもが束になろうと!
なんでこうなるのよ……

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ドラゴンライダー:先輩と後輩

カモメ
(ガルボード)
モニカ
(ソルト)
レザール
(シャグラン)

「あたしはモニカ。こいつはソルト。ぶっとばすんでよろしく!

『ギィ……!!』


「帝国海軍特務少尉、カモメです!よろしくお願いします!」

「演劇界の新人、レザールだ。」

「あたしは特に何もないぜ。ただの新人冒険家だ。」

「私も、まだまだ新人です!」

「俺も昔は、魔王として恐れられたが、今は新人という立場だ。」

「めっちゃ貫禄あるじゃねぇか。」


『ギィ。』

『…………』


「ところでカモメ先輩。あんたのドラゴン、変わってるな……」

「これはドラゴンではありません。乗り物です。」

「ドラゴンライダーって、乗り物でもいいのか!?」

「その辺りは適当なようだ。役者の俺もドラゴンライダーと呼ばれているしな。」

「乗ってればいいのか。」

「そうですね!立派にドラゴンライダーです。」

「冒険家の世界はわからねぇな。何か、気をつけたほうがいいこととかあったりすんの?」

「上下関係だな。」

「そうだったのか!?えっと……すいません、レザール先輩。」

「役者の世界は厳しい。」

「あ、役者じゃなくて。」

「冒険家のみなさんはフランクな方が多いので、最低限の礼儀を守れば大丈夫です!」

「そいつは助かるぜ!」


『ギィギィ。』

『……………………』


「何か冒険に役立つものとか。買っといたほうがいいものとか。あったりすんのか?」

「メモ帳があるといい。」

「確かに! でもそれ、役者へのアドバイスなんじゃ……」

「役者も冒険家も一緒だ。」

「ナイフがあると便利です!」

「だよなあ。身に染みてわかるぜ。」

「おや、ご経験があるのですね。」

「自慢じゃないが、最近まで漂流してたんだよ。で、無人島でしばらく暮らしてた。」

「なんだと!」

「な、なんだよレザール先輩!いきなりすげえ剣幕じゃねぇか。」

「今度の公演で、漂流した男が無人島で生活するという舞台をやるのだ。」

参考にさせてくれ! モニカよ。詳しく話を聞かせるのだ!」


「船に乗ってるドラゴンライダーに、新人役者の魔王……なんなんだ、冒険家って奴らは!」


あたしら……やってけるのか!?
小腹が空いたときには乾パンを!
役作りだ!

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