【黒ウィズ】ソフィ・ハーネット
ソフィ・ハーネット cv.山崎はるか |
2017/00/00 |
表情
形容
田舎で代々続く魔道士一家の出身。修行のために王都にやってきて暮らしていたが、お祭りの出し物でリルムと対決した際に、街を破壊し多額の借金を抱えてしまったことがある。現在は完済し、魔法の研究で作った新薬が大ヒット。ハーネット商会を作り、新薬を世界展開しているため、最近は非常に忙しい。魔道士協会の後ろ盾を得て、魔道士のための薬の作成に取り掛かっている。
『ソフィ』は魔女見習いの女の子。
今日も元気いっぱいに魔道の修行中。
魔道の修行は厳しいけれど、みんながいっしょなら、
『ソフィ』はぜったいくじけません。
王国一の立派な魔女になるため、今日も明日もがんばります!
――魔道を追及し、魔道を極める異界。
その王都で、年に一度のハロウィンの日にだけ開催される最大の魔道対決〈トリック・オア・トリート〉。
王都の大通りには、その様子を位置目見ようと、人々が詰めかけ、通りに面する家々の全ての窓には、身を乗り出して特等席から見物する人々の姿があった。
そして司会者は魔道で大気を震わせて、全ての見物者にその声を届ける。
「続いての戦いは……この二人だ!!」
「名門ロロット家からの飛び入り参戦! 戦いの始まりはいつも杖を投げる。今日も絶対に投げてやる。丸腰になってからが私の戦いだ! ロロット家の血はどうしたッ!! リルム・ロロットッ!!」
歓声が、禍々しい光を放つ杖を携えた少女を迎え入れた。
あ、あれを投げるのか……
見物客の誰もがそう思った。
続いて、その対戦相手が呼び込まれる。すでに見物客の歓声は最高潮を迎えていた。誰もが彼女の名を連呼していた。
「王都の名物娘の登場だ! 相手が飛び湯具なら、こっちだって飛び湯具だ。私はホウキで王都の空を飛ぶ! ソフィッッッッ!! ハーネットッッッ!!」
ソフィが王都に来た頃の、最初のハロウィンの時。ソフィは〈トリック・オア・トリート〉の光景に圧倒された。そして猛烈に憧れた。私もあの舞台に立ちたい、と。
あの時、憧れた光景が、いまこの場に実現している。王都に来たばかりの頃には、冷たい眼をしていると思っていた王都の人たちが、まるで身内のように声援を送ってくれている。
田舎から古臭いホウキを一本持って、やってきた魔女見習いの少女は、いつしか“王都の娘”として愛されるようになっていた。
だから、必ず王国一の魔女になる!
ソフィはそう決意してこの〈トリック・オア・トリート〉に臨んでいた。
だが、この年の〈トリック・オア・トリート〉は誰もが予想だにしない方向へ展開した。
ソフィとリルムの戦いの最中、突如現れた巨大ジャック・オー・ランタン。
〈トリック・オア・トリート〉の戦いに敗れた魔女か怒りにのまれ、禁呪に手を出し、暴走させたのだ。
愛する街、愛する人々を傷つける怪物を、ソフィは決して許さない、いや許したくなかった。
だが、強大な敵に立ち向かうには、まだソフィの力が足りなかった。そんな時――
『ソフィ……』
『ソフィ……』
と彼女を呼ぶ野太い声が聞こえた。声のする方にはリルムの杖が落ちていた.
『我は〈魔杖エターナル・ロア〉だ。我を使え。さすればお前の望みは叶う。ただし、その代償としてお前の精神と肉体は奪わせてもらうぞ。さあ、選択せよ。そして我を手に取れ』
ソフィは迷わず杖を手に取った。望みは叶う。その言葉しか聞こえなかった。
「待って、ソフィちゃん。私も手伝うよ」
「リルムちゃん……」ソフィは巨大な敵を見すえて、言った。「〈トリック・オア・トリート〉は大切なモノを一つ賭けて勝負に挑む。ソフィは、ソフィの大切なモノのために、絶対に負けたくない!」
「ソフィちゃん。二人の力を一つに。さあ、私にも杖をかして」
『小娘。まさかとは思うが……』
「うん。行くよ、リルムちゃん! 行っけー! グレェェーートザッパァァァーーッ」
『だから投げるなと言っているだろうに!!』
画像 | フルネーム | 声優 | 登場日 |
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アリエッタ・トワ | 黒沢ともよ | 2015/06/16 | |
ソフィ・ハーネット | |||
リルム・ロロット | |||
エターナル・ロア | |||
レナ・イラプション | 中原麻衣 | ||
イーニア・ストラマー | 久野美咲 | ||
エリス=マギア・シャルム | 安済知佳 | ||
グウィン・ネルビア | |||
古代都市トランディア |