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【白猫】ガオシー・思い出

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最終更新者:にゃん

組織の若頭
ガオシー・ジェンズ cv.澁谷梓希
<空賊島>の勢力<天泳一家>の跡取り。
昔からアザクの馴染で友情に厚い。

2021/05/13



飛行島の思い出 
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思い出1



あら?あそこにいるのは……?

gこの島の持ち主か?

……そうだけども。

gふうん、ここでは猫がしゃべるのか。

なによ!藪から棒に!世界広しといえど、しゃべる子猫はこのキャトラさんだけよ!

g見て来たように言うんだね?

見てなくったってわかるモンはわかるわよ!

あの……あなたは?

g僕はガオシー。<空賊島>から来た。

くうぞくじま……?それってどんなトコよ?

g早速知らないところじゃないか?

まあまあ、細かいコトはいいじゃないのよ?

g……まあ、いいよ。

<空賊島>は、自分で言うのもナンだけど、物騒な島でね。

空賊たちの集まってる島なワケね?ところで空賊って何かしら?

gありていに言えば、飛行艇に乗った海賊だよ。

わっかりっやすぅ~い!

gところで、キミたちは?ボクはだいぶ前に名乗ったと思うんだけど?

アラ、ごめんしたわね。アタシはキャトラよ。

私はアイリス、彼は主人公です。

gよろしく。

こちらこそよろしくお願いします♪歓迎します、ガオシーさん♪

gありがとう。

ハラ……?アンタって…………もしかして、わりと偉い???

gん……?……そうか……

いや、そんなことはない。ー般人だよ。

……ー般人が、自分のことを『ー般人』というかしら……?

……という気もするけど、いったんはいいわ!よろしくね、ガオシー!

ガオー!

g

ガオってなんかカワイイわよね。

g……それは、褒められてるのかな?

アラごめんしたわね。おとこのこには嬉しくない言葉だったわね。

(……?)

gそうだね。以後、気をつけて。

わかったわ。それにしても――

アタシも『ぎにゃー』じゃなくて『ガオー』だったら、もっとかわいかったのかしらね?

gうん。知らないよ。



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思い出2



――破っ!

あれは……

主人公とガオシーが組手をしているわね。

まったく、男のコってのは元気なんだから。ねえ、アイリス?

……うん、そうだね……?

g……ふう。これくらいにしておこうか。

いい鍛錬になった。また今度頼むよ。

せいがでるわねえ。

g見ていたのか。……そうだね。

男だからね。外に出れば、どこに敵がいるかわからない。強いに越したことはないさ。

もっと強くなりたいの?

g……そうだよ。

ふーん……なにか事情がありそうな表情ね。

g事情はあるとも。軽々に他人に語ることではないけどね。

アチャー先手を打たれちゃったわ!

「あっ!みんな!いいところにいた!

あら、イグニ。どうしたの?

「えっヘヘヘ~!すごいのみつけたんだよ!

アンタの言うすごいのって、まさか……!

「ほら!

ぎにゃー!やっぱろナメクジー!

gなめくっ……!?

……っ……!

いや……なんでもない。これだけ自然があるんだ、ナメクジだっていて当然さ。

「あ、お兄ちゃんきょうみある?はい!もっとよくみていいよ!

gひゃっ……!

「てのひらだして!

g……ぁぁっ……

「ほらね。かわいいでしょ?

g……ぁぁ……!か、かわいいな……!

ガオシーさん?どうかされました?

g特に……なにも……?……ナメクジにさわるくらい……!

ところで、いつまでもここにいていいの?イグニ?

「そうだった!そろそろもどらなきゃ!

バイバ――ーイ!

g…………

あぁ――あの子は?

獣人兄弟のイグニです。

g元気ー杯で、結構なことだね。

ふふふ♪そうですね♪



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思い出3



あら?

ガオシーじゃない。優雅に一人でお茶の時間?

gああ、そうだよ。ここは中々いい酒場だね?

そう?ちょっと騒がしくない?

g僕にとっては、喧噪の中が心地いいのさ。

なんで?

g空賊島がそうだったから……かな。あそこはいつだって密度が高いんだ。

だけどそれが、僕にとっては嫌ではない。子守唄のようなものだったからね。

それに、父もよく言っていたんだ。人混みの中で聞こえてくる声に耳を傾けろって。

そこに住民の本音が出る。統率者として、その声に敏感じゃなきゃいけないってね。

統率者として?

gおっと……ほら、たとえば、そこのテーブルだ。

あ、ミラさんにハルカさん。

ぐうぜんね。ねえ――

gしっ。聞いてみようじゃないか。

――だからあたし言ってやったわ。『いくらあたしが悪魔だって――

え?あなたが悪魔?

ぎっく――ーん!

???

……じゃなくってね。『あたしはあくまでも、ーシスターにすぎないんだから、行動するのはあんた自身よ』って。

ああ、『あくまでも』ね。うんうん、それでそれで?

(ふー!デビルヒヤっと!あぶないところだったわ!)

それでね――

……今の会話に本音はあったのかしら?

g察するに、ローブ姿の彼女は――

指を立てている彼女に――

正体を隠しているようだね。

(まだ隠しているんだ……)

あらま!ちょっと行ってアタシが教えてあげようかしら!

gそっとしておいてあげなよ。

それもそうね。でも、隠し事って、あんまりよくはないわよねえ。

いつか打ち明けられればいいわねえ。

g……ああ、そうだね。

(たぶん、あの二人なら、それで関係が変わったりはとくにしないんだろうな……)



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思い出4



ガオシー!アンタ、アタシに隠してることあるわね!?

g……どうしてそう思うんだ?

アタシのプリンがなくなってたからよ!

g……プリン?

あら、知らない?なんて言えばいいかしらね、ぷるぷるで甘いお菓子なんだけど。

gそれが?

なくなってたのよ!食べたでしょ!?

g僕が?知りもしなかったというのに?

信じてあげたいのは山々だけど、証拠もないじゃない?

g食べていない証拠か……これは悪魔の証明、いや、邪竜の証明とでもいうところかな。

どゆこと?

gなんでもない。じゃあ、行こうか?証明してほしいんだろ?


……………………

…………

ヒーッ!!!ヒーッ!!!

カラ――――イッ!!!

gだからやめとけと言ったのに。

だって、平気そうな顔してぱくぱく食べてるんだものー!

g美味しいからね。

なんでそんな平気なのよ!?めちゃくちゃ辛いわよソレ!?

gこの程度、全然辛くないけどな。

どういう舌してんのよー!?

g実家の料理の方が、もうちょっと辛かったよ。

そういう卜コで育ってきたのねー!

「(……冗談で作ってみた激辛メニューだったけど……)

(これじゃ、まだまだね……!)

gとにかく、これでわかっただろう?

なにがよ?

g僕は辛い物が好物なんだ。キミのブリンに興味はないさ。

…………

……でも、辛い物のあとの甘い物って最高じゃない?

gわかる。

わかるんかーい!ズコー!そうなってくると、容疑が晴れないんだけどー!?

あ、キャトラ、ここにいた!こんにちはガオシーさん。

アイリス、どうしたの?

今朝、けとばしてこぼしちゃったブリンをまた買ってきたよ♪

……ぁ……

g……今朝、か。

……ええと……

そんなことあるはずなさすぎて、記憶から抜け落ちちゃってたの……

g…………

疑ってごめん、ガオシー!

gこの代償は腕ー本かな。

ぎにゃー!?

gははは、嘘だよ。ここは<空賊島>じゃないからね。

ほっ。

(……ということは……?)



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思い出5



ガオシーのこと、もっとよく知りたいのよねえ。

きゃ、キャトラ!?

(文脈とかの概念を……!ー時的に取り払ったの……!?)

ちょっと部屋行ってみようかしら?それともまだ朝早い?早すぎ?

――でもいいわよね!思い立ったが吉日っていうもの!

キャトラ!?

寝起きドッカーンよ――ー!!!

いけない!このままでは!

キャトラを追いましょう!

(おーはーよーお―、ごーざーいーまーす……)

(どうして急に小声なの……?)

(早朝であることに配慮してよ。ここは宿屋だもの、お寝坊さんもたくさんいるはずだわ……)

(なんだかいつにもまして、はつげんが親切すぎるかもね、キャトラ……)

(それはごめんしたわね……でもそれも、ここまでよ……)

(どうして合鍵を!?)

(合鍵じゃないわ、アタシのひげで鍵穴をチョチョイとまさぐればざっとこんなモンよ……)

(どういうこと……!?とにかく、これって罪じゃ……?)

(なあに、言わなきゃわかんないわよ……!)

(なんの音もしないわ……まだ寝てるのかしら……?)

(キャトラ……ホントに行くの……?)

(たしかに危険な気も――!?)

<突然キャトラがつまづいた!バランスを崩して椅子に突撃!椅子がバタンと倒れる!>

<その衝撃で机の上にあった瓶やらなにやらが落下する!結果皿も割れる!>

<ガチャンガチャンと皿が割れる!>

……っ!!!

g……ふわぁぁ……うるさ――

ひゃん!!!??

!!!

!!!

お願い、光って!!!



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思い出6



gなっ、なにやってるんだよ!何時だと思ってるんだ、ここは僕の部屋だぞ!

ごめんったらごめんてばー!

とにかくいまのうちですガオシーさん!いまのうちに身だしなみを!

gアイリス!ああ、わかった、助かるっ!

――うひゃあっ!?

大丈夫ですか!?

gだって前が見えないからっ!

そこは、ファイトです!気配を察知する的な、心眼的なアノアレでっ!

gそ、そんなこと急に言われたって……!

ぎゅむー!!!

gあああ、ごめんキャトラ!ふんじゃった!

気にしないで、これは罰だわ……!甘んじて受け入れるから……!

キャトラもこう言っていますから!いまは、とにかく!

gう、うん……!


…………

……

……ガオシーがミステリアスだから……仮面かぶってるカンジだから……

だからもっと……仲良くなりたかっただけなのよ……

gそう言えば許されると?

ギリ、いけるんじゃないかと……

g…………

……ガオシーさん、私がらもお願いします、キャトラも反省していますから……

キャトラの腕だけは……

g…………

……ふー。僕も、まだまだだな。

何も気にしてないよ。むしろ、そこまで僕のことに興味を持ってくれたことに感謝する。ありがとう。

え……?ほ、ホントウに……?

gああ。

なんだか急に、やたらとふところ広すぎない……?

gそうあるべきだからね。

謝るのは僕の方かもしれない。少し、自分を隠しすぎた。これで疑問を抱かれては逆効果だ。

僕は、<空賊島>を仕切る組織――

<天泳ー家>というマフィアの次期総帥なんだ。

だからたまに物騒だったり、辛い物得意だったりしたのね……!

gああ。(……辛い物関係ないな……?)

その関係もあって、明かせないことも多くてね。不信感を抱かせてしまった。

申し訳ない。改めて、今後ともよろしく頼むよ。

もちろん、こちらこそ♪

ちなみに、ーつだけいいですか?

gなんだい?

そんなガオシーさんが、島を出たのはどうしてですか?

g…………

――かけがえのない友のためさ。





覚醒絵・覚醒画像


  ガオシー・ジェンズ







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画像説明
ガオシーガオシー
<空賊島>の勢力<天泳一家>の跡取り。
昔からアザクの馴染で友情に厚い。


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