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【アナデン】よみがえる港 Story

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「リンデか……。魔獣王は倒したけどこの街の活気はまだ戻らないか。

「そう! その通り! もう魔獣王の脅威は去ったんだ!

「い、いきなりなんだ!?

「僕はリンデ警備隊……見習いのミール。

君だろう? 魔獣王を倒してくれたのは。本当によくやってくれた! これで魔獣におびえなくてすむ!

でも魔獣達のせいでこの街はこんなにさびれて……。

僕は以前のように人々でにぎわう元気な街に戻ってほしいんだ。

「へえ……。それはいいな。港はやっぱり活気があってこそって感じがするし。

「だろう? そのためにはこの街が本当に安全であると証明できないといけない。

守りを固めて安全さをアピールするんだよ。

そうすれば以前のように交易も盛んになって活気も取り戻せるはずだ!

「そうだな商売が盛んなら景気もよくなって豊かになる。でもどうしてそれをオレに?

「実はね守りを固めるためにある用心棒の集団と契約をするんだ。

魔獣王を倒せるほどの腕なら打ち合わせ場所までの護衛をお願いできないかな?

「ああ……そういうことか。街の用心棒っていうのはいいな。どこで打ち合わせを?

「カレク湿原さ。僕は君たちの後ろをこっそりついていくから先導は頼んだよ。


 ***


「おお! あなたがリンデの用心棒を請け負ってくださる方ですね!

「ああ。よろしく頼むぜ。料金は……そうだな。ざっとこんなもんでどうだ?

「ふむふむ……? な、なんと!?こんなに格安で請け負ってくれるんですか!?

「俺たちもこの仕事を始めて日が浅いんでね。まずは信頼を勝ち取りたいのさ。

「こっこんなに安いなら 文句なんかありませんよ……!

「……おいミールちょっといいか?


「……いくらなんでも安すぎた。それにこんな場所を指定するのも怪しくないか?

「でもこの人たちより安く請け負ってくれるところなんて……。街には今お金がないんだ。


「ヘヘ……俺たちに任せておけば安心さ。それにあのリンデの街が護衛対象だろう?

あの街のためなら無料でたってやってやるさ。」


「ほらこういってるし! きっと思い入れや借りが街にあるんだよ!

こんなチャンス滅多にない! 逃す手なんかないよ!


「交渉成立です! それじゃ街まで同行しますね!

「へっへっへ……。話が早くて助かるぜ。

じゃあ早速リンデまで案内してくれよ。


「……本当に大丈夫なのか? 街まで戻って様子を見るか。


 ***


「アルドさん! 大変なことに!!

「ええ!? 一体どうした?

「用心棒たちが街で暴れはじめて!

「なんだって!? やつらのところまで案内してくれ!


 ***


「あ、あの……。そこをどいてもらえませんか?

「おいこいつでいいんじやないか?

「ああ駒に使えるなら誰だっていいぜ。手当たり次第に……。


「何してるんだ? あいつら。街の女性に絡んだりして! やめさせに行くぞ!


「おい! お前たち!

「ちっ、邪魔しにきやがった。おいどうするよ?

「決まってるだろやっちまおうぜ!


「う、うわあっ!?

「あいつら魔獣が化けてたのか!


「ハッずいぶんと警備の

ぬるい街だなあ!? 何が守りを固めるだ笑わせる!

斥候のつもりだったがこんな簡単に入れるなんてな! お前のおかげだぜバカな街人さんよ!

「な、なんてことだ僕が魔獣を招き入れてしまうなんて……。


「たっ助けて!!

「フンうるさい女だな。お前をさらって人質にしてやる。

「やめろ!その女性を解放しろ!

「ああ、いいとも。人質など取る必要もない! 今ここで貴様らを根絶やしだ!



「ぐっ……!?こいつなかなかできる……!いったん退いて立て直すぞ!


「大丈夫か!

「は、はい……!

「よかった……! しかしあいつら魔獣だったなんて……。

「しかも斥候と言っていた。どこかに本隊が待ち構えてるんだろう。放っておけばまた来るかもしれない。

「それはダメだ……今攻めこまれたら誰が街の住人を守れば……。

「オレたちに任せてくれ。あいつらを追って本隊ごと叩く。


「お願いします! 魔獣たちはセレナ海岸の方に逃げていきました!

「あの……足手まといかもしれないが僕もついていっていいか?

魔獣を引き込んだのは僕のせいだし……責任をとらないと……。

「よし。いくぞミール!

「ああ!


「待てッ魔獣!

「チッ追ってきたか……! だが本隊と合流できた。貴様らを今度こそ倒す!

「我々は魔獣王様より任命されしリンデ攻略部隊! なんとしてもあの街は落とす!

「リンデ攻略部隊だと!?

「リンデは交易の拠点となるであろう街だ。人間に勢いづかせるわけにはいかん!

それが魔獣王様が我らにリンデ攻略をお命じになられた理由よ!

「魔獣王はもう倒したのに見上げた忠誠心だ。だがあの街を攻めさせてたまるか!

「なに……? き、貴様……!! 魔獣王様を倒した者だな!?

クックック……。好都合だ! 魔獣王様のカタキ今ここで朽ち果てるがよい!!


「ぐうっう……!! む、無念……!!

「魔獣王様ばん……ざい……。


「……ふう。攻略部隊を潰したしこれでリンデは魔獣の脅威から遠ざけられたはずだ。

「ありがとう……。君のおかげで魔獣を退治できた。一度街に戻ろう。



「よしリンデに到着っと。これで一応一件落着ってことかな?

「今回は君に世話になりっぱなしだったね……。

……僕が奴らを街に入れてしまった。

僕の安易な行動がこの街を危機にさらしてしまったんだ。

「落ち込んでいる暇はないんじゃないか?

リンデ攻略部隊は壊滅したけどまたいつ同じような魔獣が現れるかわかったものじゃない。

いまだに魔獣王の影響は根強いみたいだからな。

ミールお前の考え方自体はいいと思うよ。

ただ少しそそっかしいのが玉にキズだけどさ。

街の発展のためにはまずは安全な街にしていかないと。

そのためにはお前たち警備隊が頑張るしかないんじゃないか?

「ああ……そうだね。その通りだ。

リンデは僕の故郷なんだ……。僕が守るさ。

「そうだな。あんたたちがその決意を忘れなければこの港は何度でもよみがえるさ!

「ああ! 今回はいろいろありがとう!

またなにかあったらよろしくな!!

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