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【白猫】エマ(正月)・思い出

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最終更新者:にゃん
春光楽楽迎春少女
エマ・イングラム CV:加隈亜衣
イノシ神社の精霊に懐かれた巫観の少女。
晴れ着はちょっぴり恥ずかしい。
2019/01/01


メインストーリー
飛行島の思い出 
その他関連ストーリー関連キャラ



思い出1



<ウトウ島での騒動から、少しだけ後のこと――>


みなさん。改めて、明けましておめでとうございます。

あっけおめー!

あけましておめでとうございます、エマさん♪

相変わらず、素敵な晴れ着姿ですね。

そ、そんなことありませんよ……

ケンソンしないの!なかなかの美人さんよ♪

ありがとう、キャトラちゃん……グラハムさんが、アオイの島で買ってきてくれたんだよ。

おじーちゃんたら、フンパツしたのねぇ……

私ももらったとさ、びっくりしたよ……

「エマはーん!待ってーな!」

あ、イノシ神さん。どこ行ってたんですか?

空飛ぶ島なんて物珍しくてなー。ついひとっ走りしてきてもうた!

あら、アンタも一緒だったんだ?

イノシ神さん、ようこそ飛行島へ♪

お邪魔するで。手ぶらで堪忍な!

それは全然いーけど、アンタってイノシ神社に祀られてる精霊なのよね?

せやで。

今の時期、ぶらぶらしてていいの?

ぶらぶらちゃうわ。たまには総本社だけやなくて、分社の様子もこの目でしっかり見とかな思てな。

そんで各地を回っとったんや。

リンツにも、イノシ神社の分社があるんです。

それでさっき、ちょうどイノシ神さんとお会いしたんですよ。

しっかり回り終えたし、そろそろ帰ろー思てたら、エマはんか飛行島っちゅー楽しそうなとこに行こうとしとるやんか?

こんなんもう、遊びにいくしかないやろ。

ないやろって。

はー、たっかいわー。思わず鳥肌たつわー。わしイノシシやけどー。

やかましい。

ええと……とにかく、今年もよろしくお願いしますね。


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思い出2



あー―ん!エマはん、そここそばい!こそばいわー!

もう少しで終わりますから、我慢してくださいね。


なにしてんの?

イノシ神さんの手当てだよ。さっき、走ってたら木に激突しちゃったんだって。

鼻の穴に枝食い込んだわ。

なにしてんのよ。

ついテンション上がりすぎてな。はー、あいたたた。

そんなんツバつけときや治るわよ。

雑ぅ……

エマさん、私も手伝いましょうか?

あ、大丈夫です。かすり傷ですので。

ホンマに~?

はい。よし……これでおしまいです。お疲れ様でした。

おおきにな。エマはんの優しさ、五臓六腫に染み渡るわー。

こんな優しい氏子に恵まれて、わしは幸せ者やで……

エマは毎年、イノシ神社の分社にお参りしてたの?

うん。森の奥にあるせいで、分社があること自体、リンツではほとんど知られてなかったけど。

イノシ神さんは確か、崇り神として祀られていたんですよね?

せや。奉りなぐさめることで、山に豊穣をもたらすって昔から信じられとってな。

恵みと実りを司る精霊さんだったんですね。

はい。でも実はイノシ神さんには、他にもご加護かあるんですよ。

だからまだ私がお腹の中にいた頃、お父さんとお母さんも分社を参拝したそうです。

どんな祈願をしたのかしら?

私が力強く、まっすぐ歩める子に育ちますようにって。

……そんな思い出があったんですね。

はい。だから二人がいなくなってからも、毎年、足を運んでいました。

私は元気です、っていう声が、イノシ神さんを通じて二人に届く気がして。

だから今年は、初めて総本社をお参りできて、とても嬉しかったです。

…………

アンタって子は……

――しい。

はい?

わしは今!!自分が恥ずかしい!!

なにがチヤホヤされたいや……なにが貪銭の書き入れ時や……

煩悩にまみれた神社の精霊なんてありえへんやろ!なんやわしは!ホンマもんのアホか!?

知ってる。

駄目だよ、キャトラ……

エマはん!!

は、はい!

正月とか関係あらへん。困ったことかあったら、いつでもわしに相談しい!!

イノシ神の面子にかけて、いつでもどこでも駆けつけるで!!

ありがとうございます……でも大丈夫ですよ。皆さんやバルバラたちもいますし……

もー、遠慮いらんてー。わしとエマはんの仲やんかー!

ええと……

ちょーい!なんで!?なんで距離とるん!?




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思い出3



今年も、よろしく、お願いします。エマ・イングラム……っと。

よし。次はシェリルちゃんとルーファスさん宛てに――

おーい、エマー?一緒にお外で遊びましょー?

ごめんね、キャトラちゃん。もう少し待ってくれる?

ハガキがたくさんねぇ。お手紙書いてたの?

年賀状の返事を書いてたんだ。

今から、こんなにたくさん書くんですか?

もしかして年賀状、出してなかったの?

でもエマさんからの年賀状なら、しっかりお正月に届いたけど……

はい。皆さんやアンジェラ、エレノアさんやグラハムさんには、お正月に届くように出しました。

ん?他のみんなには出さなかったの?

……うん。

色々あったけど、お友達たくさんできたじゃないの。

でも今まで、年賀状なんて出したことももらったこともほとんどないから……

どれくらい仲良い人なら送っていいのかわからなくて、すごく迷ったんだけど結局やめちゃったんだ。

どれくらいもなにも、送りたい人に送ればいいのよ……

そうしたら、たくさんの年賀状が届いたんですね。

で、いまお返事を書いてると。

うん。あの出来事で知り合った、たくさんの人たち……

それにリンツの人たちからも、数はそんなに多くないけどちゃんと届いてて、驚いちゃった。

どう思った?

嬉しかった……かも。

それじゃあ、心をこめてお返事を書かないとですね♪

はい……!

まったく!時間もないし、仕方ないから手伝ってあげるわ!

キャトラさんの肉球スタンプで、年明けから癒やされること請け合いよ♪

ありがとう、キャトラちゃん!



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思い出4



えいっ!

<エマが放ったコマは、勢いよく回転している!>

てい!てい!ぎにゃー!てい!てい!ぎにゃにゃー!

キャトラちゃん、触ったら危ないよ。


Iエマはん、えらい上手に回しはるなー。

一応、お正月の遊びは色々知ってるんですよ。

へえ~、なんだか意外ね?

他にも、けん玉とか鞠つきとか、だるま落としなんかも得意かな。

相変わらず、ひとりでできるやつばっかりね!

一人暮らしが長いからね。

Iほんなら今年こそは、友達と盛り上がれる正月の遊びを堪能せんとな!

かるたもすごろくもおもろいけど、せっかく外にいるんならコレや!

あ、それは羽子板に羽根ですね。

今それ、どこから出したの?


…………

……


Iそんじゃ、一回戦!主人公対エマ!

はっじめー!

<主人公の打ち上げた羽根が高く舞った!>

それっ!!

あう。

<ゆるやかに落ちた羽根が、エマのおでこを直撃した……>

I盛大に空振っとるで。

エマったら、羽根突きは苦手みたいね?

ち、違うよ。まだ慣れてないだけで……!

そ?なら一回だけノーカンにしたげる。

今度こそ……!

<主人公の打ち上げた羽根が、再び高く舞った!>

えい!

あう。

またおでこに……

Iエマはん……

ふ、振り袖のせいで動きづらくて。

ふふ、言い訳無用!お待ちかね、墨でお顔に落書きターイムよ!

ええっ!?本当に塗るの!?

勝負の世界はヒジョーなのよ♪

Iちょっと待たんかーい!!

墨を顔に塗るんは、魔除けのおまじないや。たしかに悪いことやない。

でもな、可愛い氏子が泣いて嫌がっとったら、わしかて黙って見過ごせんで!

そこまで嫌ではないですけど……

Iエマはんの顔に墨塗りたいなら、このわしと羽根突き勝負や!

Iよっしゃ、ええ度胸や。わし、めっちや強いからな。

どこからでもかかってこいや!

それ、羽子板どうやって持ってんの?



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思い出5



ありがとうございました。わざわざリンツまで送ってくれて。

いいのよ。リンツのお正月料理、ごちそうしてくれるんでしょ?

私も楽しみです♪

Iエマはんの手料理にありつけるなんて、今年はほんまええ正月やなぁ……

皆さんのお口に合うといいんですけど。

あ、ただいま、バルバラ。出迎えてくれてありがとう♪

よしよし。バルバラにも、あとでごちそうしてあげるからね。

「グルル♪

さあ皆さん、上がって――あれ?

お手紙が来てて。まだ届いてない年賀状があったのかな?

――えっ!?嘘……

Iどないしたん?青い顔して。

……アンジェラに出したはずの年賀状かうちに戻ってきてるんです……

ええっ!?なんでよ!?

切手が剥がれちゃってる……古い切手だったから、きっと糊が傷んでたんだ。

……投函したあとに剥がれて、返送されちゃったんですね。

どうしよう……

Iそんな落ち込まんでも、仲ええ友達なんやろ?

次会ったときにでも、笑って謝ったらええやん?

アンジェラは、ただの友達じゃなくて……し、親友なんです。

私にとって初めての親友に送った、初めての年賀状だったんです。

アンジェラの年賀状で、新しい一年が始まったことがすごく嬉しくて――

だから、アンジェラも同じように喜んでくれてるといいなって、思ってたんですけど……

I――おっしゃ!!わしが一肌脱いだる!

え?

I新年の挨拶が間に合わんなら、今すぐ直接伝えたらええやろ。

でも、ウルドまではかなり距離がありますから……

Iところがどっこい。わしには念話があるんやで。

あ、ヴィシャスに使ってたやつだっけ!

Iエマはん、アンジェラはんのことを強く思うんや。自分の声、わしがきっちり届けたる!

あ、ありがとうございます……!

……っ!

I(――来た来た、来よった!さっそく繋がったで!!)

「(繋がせねーよ!)

(!?)

「(反射的に答えちまったけど、なんじゃこれ!頭ん中に声が!気持ちわりい!)

I(間違えたわ。切り替えていくで。ふぉぉおお!!)

「(この声はなんだろうね~。不思議だね~)

(すみません、間違えました)

「(間違い念話だね~)

I(またかーい!もう一度や!)

(は、はい……!)

「(…………)ヤナギ

(…………)

I(…………)

あかーーーーーん!!!

なんか全然だめっぽいけど……

I人によって波長の合う合わんがあるし、そもそもわし自身がアンジェラはんと会うたことないしうまく念話を繋げへんのや……

気にしないでください。年賀状なら、もう一度送ります。

届くのは遅くなっちゃうけど、このまま送らないよりはずっといいですから……

エマ、諦めるのは早いわ。主人公、アレよ!


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思い出6 (友情覚醒)




これは……ルーンの光……

Iふおおお……!おおきにな、主人公はん!おかけでビビッときたで!

エマはん!もう一度強く相手のことを思うんや!

はい!)


(――アンジェラ!)

(――!?なんだ、これは?

その声は……エマか?)

(と、突然すみません。ええと、これは念話で、イノシ神さんの力をかりて……)

(念話?イノシシ?面妖な響きだが……面白いな。どんな技術を使っているんだ?)


(順応早ぁ……)

(む、お前は?)

(しがないイノシシの精霊やから、今は気にせんといて)

(ふむ、そうか。それでエマ、新年早々どうした?よほど急ぎの用なのだろう?)

(……アンジェラに謝らなくちゃいけないことがあるんです)

(うん?)

(ごめんなさい。アンジェラは年賀状をくれたのに、私、送れなくて……

だからせめて、新年の挨拶だけは早く伝えたかったんです)

(なるほど。それでわざわざ、こんなことを?)

(…………)

(だが残念だな。その涙ぐましい努力は、どうやら不発に終わりそうだぞ)

(え?どういう――)




ハーッハッハッハ!!明けましておめでとう、エマ!!!

アンジェラ!?

皆も明けましておめでとう!む、お前がさっきのイノシシだな?アンジェラだ、よろしく頼む!!

ウソー!?

アンジェラさん、どうしてここに?

一年の始まりを、大切な友と過ごしたいと願うのは当然だろう?

退屈な挨拶回りのおかげで、来るのが遅れてしまったがな。

アンジェラ……

正月からなに呆けた顔している?

いえ、びっくりしてるだけです……

せっかくの晴れ着姿だ。それに負けない笑顔を見せてほしいところだな!

だが、似合っているぞ、エマ。

……!

改めて、今年もよろしく頼む。我が友、エマ・イングラム。

……はい、アンジェラ。明けましておめでとうございます。

今年も、よろしくお願いします。

うむ、愛らしい笑顔だ!実に縁起がいい!ハーッハッハッハ!!


I……空振ったなあ、わし。

そんなことありませんよ、イノシ神さん。私のためにがんばってくれて、本当に感謝しています。

Iエマはん……

お礼に、今日はたくさん食べていってくださいね!

Iこれからはエマはんを奉って生きてくでぇ……

アンタは奉られる側でしょ。




覚醒絵・覚醒画像



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その他


正月2019 銀河新年





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画像説明
エマエマ・イングラム cv.加隈亜衣
森で独り暮らす巫覡の末裔の少女。
魔獣と心を通わせられる。
エマ(正月)エマ(正月)
イノシ神社の精霊に懐かれた巫観の少女。
晴れ着はちょっぴり恥ずかしい。
エマ(夏)エマ(夏)
初めて水着に着替えた巫覡の少女。
デザインがひそかに気に入っているらしい。


コメント (エマ(正月)・思い出)
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