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【白猫】倒せ!ライトニングゴースト Story

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最終更新者:にゃん




目次


Story1 ユーレイがいっぱい!?

Story2 ライトニングゴースト出現!

Story3 決めろ、友情の必殺アタック!

Story4 敵の魔法もなんのその!

Story5 勇気をこめてブッ飛ばせ!



登場人物


ヒュウガ
アレクサンダー

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story1 ユーレイがいっぱい!?



うー……遺跡って、いかにも何か出そうなのよねえ~……

そうね。だから、こうやって魔物退治に来ているんだし。

そうじゃなくってえ~。ほら、こう、ユーレイ的なのとか……

z安心しな!この最強の格闘家ヒュウガさまにかかれば、ユーレイなんざ拳でー発よ!

アンタはいつもテンション高いわね~。

ふふっ――そうね。

……アレクサンダー?どうかした?

wな、なな、なんでもないぞ!なにか出そうでちょっと怖いなとかぜんぜん思ってないぞ!うん!

キャトラも、怖がらなくていいぞ僕様が、ちゃんと守ってみせる!友達だからな!

ありがと、アレクサンダー。でも、無理しないでね?

wへ、平気だぞ!僕様は王になるのだ!ユ、ユーレイのひとつやふたつ、こ、怖がってなんかいられな――

zお、いっぱい来たぜ。ユーレイ。

<ヒュウガが指差す先何体もの幽霊が、群れをなしてこちらに迫ってきている!>

ぎ、ぎにゃーっ!?ホントに出たぁー!?

wう、うわぁーっ!オバケだぁーっ!

……えいっ!

<アイリスの魔法攻撃が、幽霊に襲いかかる――しかし幽霊はケロリとしている!>

そんな魔法が、ガードされた……!?

ウ、ウソでしょおーっ!?キャー!キャー!

zぅおらぁっ!!

<前に出るヒュウガ。鋭く繰り出されたパンチが、先頭の幽霊を大きく吹き飛ばす!>

へ?ア、アンタ、ユーレイ殴れるの!

zああ。気合入れて殴ったら、フツーにイケた。

主人公、おまえもー丁やってみな!

アレクサンダー、おまえはどうだ?ひょっとして。ブルッちまってるのか!?

wそ、そんなことはないぞ!僕様だって、僕様だって……ユーレイとくらい、戦ってみせる!

zだったら行くぜ、ふたりとも!殴れる敵なら、敵じゃねえ!!熱い拳をお見舞いしてやろうぜ!

いや、拳で殴るのアンタだけだし。


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story2 ライトニングゴースト出現!



wうぅ……魔物退治って聞いて来たのに、なんでこんなにユーレイが出るんだぁ~……

zおいおい、なに泣いてんだ、アレの字。

アレの字て

zあいつらは魔法攻撃をガードする。だったら、俺たちが殴るしかねえだろなあ、主人公!

wで、でも……ユーレイだぞ?ヒュウガは怖くないのか?

z俺だって怖いさ。

ヤツらには足がないからな……ダウンを取れないってのは、正直、脅威だ。

そこなんですね。

zでもよ、アレクサンダー……おまえは、このまま震え続けていていいのか?そんな自分を許せるのか!?

おまえが震えている間に……ヤツらがアイリスやキャトラをギタンギタンのケチョンケチョンにするかもしれないんだぜ!

<言いながら、ヒュウガは、おそろしくへ夕な絵を見せる。

ライトニングゴーストのような怪物の足元で、<アイリスらしき何か>と<キャトラめいたモノ>が、苦しみもだえている……>

wそれは……

そんなこと……させるものか!僕様の友達は、僕様が守る!それが、僕様の誓いなのだ!

zその意気だ、アレの字!

ありがとう、アレクサンダー!

それはいいんだけど……ヒュウガ!ハ ナ シ が あ る わ!

zあ?なんだ?もしかして、オヤツのカニカマ、くれるのか?

シャアーッ!!!



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story3 決めろ、友情の必殺アタック!



<遺跡の奥に足を踏み入れると、そこは、禍々しい負のソウルに満ち満ちている……>

そうか……ここに負のソウルが集まってしまったせいで、あの幽霊が大量発生してしまったのね……

じゃあ、ここをどうにかしたら、アイツら、いなくなる!?

だと思う。

私の祈りで、この場所を浄化してみるわ。その間、私は完全に無防備になってしまうけれど……

wだいじょうぶだ!僕様たちがアイリスを守るぞ!

zおうよ、バッチリ任せな!

ありがとう、みんな……じゃあ――始めます!

<アイリスが浄化の祈りを始めるすると、そうはさせじと、ライトニングゴーストの群れが押し寄せてくる……!>

wぜったいに、守ってみせる……!僕様の友達には、指ー本ふれさせないぞ!

<アレクサンダーたちは攻撃させまいと前に立ち、敵の激しい魔法攻撃に耐えながら、敢然と反撃を叩き込んでいく……

前衛たちに守られながら、アイリスは神秘の詠唱を続け――ついに、呪文を締めくくる!

清らかな光があたりを包みゴーストマジシャンの群れは、悪しさソウルもろとも浄化されていく……!>

やったぁ!ユーレイいなくなった~!

wよ、よかった……アイリス、だいじょうぶか?

ええ、平気よ。ありがとうね、アレクサンダー……

z立派だったぜ、アレクサンダー。己のなかの恐怖に打ち勝つ……最強への第ー歩だな!

wありがとう!これも、ヒュウガのおかげた!

そうだ、ヒュウガ!よかったら……僕様と、友達になってくれないか?

zああ……もちろんだぜ!

――じゃ、さっそく決闘だな!

wえ?

zなんだ、知らねえのか?真っ赤な夕日のなかで殴り合って、始めて真のダチになれるんだぜ!

wそ、そうだったのか!?僕様、ぜんぜん知らなかった……

zだったら今から教えてやるぜ!さあ、アレクサンダー!俺たちの友情を……この拳で、熱く確かめ合おうじゃねえか!

えーとね、ヒュウガ。ハ ナ シ が あ る わ!!




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story4 敵の魔法もなんのその!



うー……この遺跡も、ユーレイがいっぱいいるぅ~

前みたいに、悪しきソウルのふさだまりがあるのかもね。

zなら、また連中を殴り飛ばして、奥まで進むしかないな。腕が鳴るぜ!

wヒュウガはあいかわらず勇敢だな!

zヘヘ、そうほめるなよ、アレ公。照れるだろ。

まー、確かに恐れ知らずよね~。仮にもー国の王子様をつかまえて、フツー、アレ公とか呼ばないわよ。

z……アレ公ザンダー?

とってつけるな!

wだいじょうぶ、僕様は気にしてないぞ。ヒュウガは友達だからな!

友達、増えてよかったね、アレクサンダー!

wうん!もっともっと、いっぱい友達を増やしてみせるぞ!

z俺も応援してるぜ、アレ公!本気でぶつかり合える相手が多いってのは、いいことだからな!

アンタは、物理的にぶつかり合いたいだけでしょーが。

zおうよ!殴り合える相手に、悪いヤツはいないからな!

ああ。だってよ、あいつら、ユーレイなのに殴れるんだぜ?つまり、拳で語り合いたいっていういいヤツらじゃねえか……

あっちは魔法で攻撃してくるけどね……ていうか、ホントにユーレイとかぜんぜん怖くないのね、アンタ。

z究極の格闘家をを目指すからには、どんな相手だろうと怖がっちゃいられないからな!!

さあ――進もうぜ!究極に至る、この熱い炎の道をよ!

そっち出口。

zあれ?


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story5 勇気をこめてブッ飛ばせ!



Pおのれ、貴様ら!好き放題に殴りかかりおって……!

しゃべった!

Pならば、こうしてくれる!我らの秘術、見るがいい!

<ライトニングゴーストたちが呪文を唱えると、その姿が変化していく……>

あ、あれ?アイリスに主人公にバロンにヘレナも……!?

w父上……母上……!?

ヘ?それっぽい人は、見当たらないけど……

これは……その人にとって大切な人の姿に見えるよう、幻惑の魔法を使ったんだわ!

Pククク……その通りだ!幻惑とわかっていても、大切な者をその手にかける覚悟が貴様らに――

zうぉらあ!

Pげふっ。

zこのバカ師匠、やっと見つけたぜ!これでやっと、決着をつけられるってもんだ!うらうらあー!

すごい、ヒュウガさん……ぜんぜんひるんでない!

zそうか!ヒュウガにとって、友達は殴り合うものだから……幻惑でも、普通に戦えるんだな!

……ていうか、あの様子だと、そもそも幻惑だって気づいてなくない……?

zうらうらあ、どうしたどうしたあ!腕がナマってんじゃねえのかあ!?うぉらあー!

Pげふっ、ちょ、待っ、ごばっ、おま、マジがふっコラぶげっやめ――

wさすがはヒュウガ……最強の格闘家だ!

アタシには、アイリスがボコボコにされてるように見えてるから、すんごくフクザツなんだけど……

zおお!?よく見りゃあ、野生のコックに家出騎士に、コーン野郎もいるじゃねえか!ライバルのオールスターか!?

燃えてきたああああーっ!!だったら今こそ見せてやるぜこの俺様の最・強・奥・義ッ!!

Pま、待て貴様!大切な者をそうバカスカ殴るヤツがあるか!貴様には、人の心というものはないのかっ!

zうぉらあああ!

P待ってえ――っ!!






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