【シティウォーズ】CHAPTER33「理想を求めた者」ストーリーログ
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仮面ライダー シティウォーズのCHAPTER33「理想を求めた者」のストーリーログ(文字起こし)です。ストーリーの振り返りにご活用ください。
目次 (CHAPTER33「理想を求めた者」ストーリーログ)
登場人物
CHAPTER33-1
人物 | ログ |
---|---|
ネガレプリカ | 面白いよね、人間って。 |
わざわざ自分達を食べる生き物を作り出したり、 それを狩ったり。 何が正義で、何が悪なのか、僕にはさっぱりわからない。 | |
そういえば、彼はどうなんだろう? 人間の進化形でありながら、人との共存を目指し、 やがて人に絶望して、人であることを捨てた男…… | |
彼は正義なのか、それとも、悪なのか。 | |
カイザ (木場) | …………………… |
ファイズ | カイザ……! 草加か? |
カイザ (木場) | 乾くん…… まだキミは人間であろうとし続けているのか。 |
ファイズ | 木場……!! |
ネガレプリカ | あの悲しい生物、アマゾンをキミも見ただろう? 人は自分達を超える生物の存在を許さない。 |
どちらかを選ぶしかないんだ。 君達、オルフェノクが滅びるか、 それとも人間を滅ぼすか。 | |
ファイズ | 共存する道だってあるはずだ。 |
カイザ (木場) | オルフェノクは急激な進化の影響で長くは生きられない。 その死の運命から逃れるには、 オルフェノクの王を覚醒させるしかないんだ。 |
王が覚醒すれば、人類は滅びる。 覚醒しなければ、僕らが滅びる。 共存の道はない。 | |
僕は、僕達の仲間を生かす道を選ぶ。 それを邪魔するキミ達には、消えてもらう。 | |
ファイズ | やめろ、木場! この街が消えれば、仮面ライダーは消える。 その中にはお前も含まれてるかもしれねえんだぞ? |
カイザ (木場) | ……それが運命なら、 僕もキミと一緒に消えることを受け入れるよ。 |
それでも、座して死を待つよりマシだ。 | |
ファイズ | 木場!! |
CHAPTER33-5
人物 | ログ |
---|---|
ファイズ | 引き返すことはできねえのか…… |
カイザ (木場) | 僕達、オルフェノクにだって生きる権利はある。 そうだろう? |
ファイズ | ああ。 でも、そのために誰かの未来を奪っていい訳じゃない。 |
カイザ (木場) | それは綺麗事だよ。 人間だって生きるために他の動物や植物の命を奪ってる。 |
そして、人間との共存を望んでいた 僕や僕の仲間の居場所まで奪った…… | |
ファイズ | 俺はお前と戦いたくないんだよ! |
カイザ (木場) | だったら、僕と共にオルフェノクとして戦ってくれ。 |
キミも、自分が人間社会に受け入れられないことは、 自覚してるはずだ。 だから、オルフェノクであることを隠していたんだろ? | |
ファイズ | …………………… |
カイザ (木場) | 怪物は、人間の中で生きてはいけない。 生きていくには、怪物だけの世界を作るしかないんだ。 |
X | 顔を上げろ、乾巧。 |
ファイズ | 神さん…… |
X | 俺も一度死んで蘇った。 そして、蘇った時は、もう人間じゃなかった。 ……お前達、オルフェノクと似たようなものだ。 |
俺の最初は怪物となった自分の運命を呪ったよ。 子供にも怖がられて、親父に与えられた 人を守るという使命にさえ疑問を感じるようになった…… | |
そんな俺に、親父は言ったんだ。 | |
「人間でないことに誇りを持て。 人間ではない苦しみに耐え抜いて、 それを誇れる男になれ」とな。 | |
ファイズ | 人間でないことに、誇りを…… |
X | 人間でないからこそ…… 人より強い怪物であるからこそ、 守れる命がある。 |
明日も知れぬ命だから、 明日を担う子供らのために、その命を燃やすんだ。 | |
ファイズ | ……ありがとう、神さん。 |
木場、お前の言ってることが全て間違いだとは思わない。 俺には正直、何が正しいのか、 何が間違ってるのかもわからない。 | |
でも、俺はやっぱり人間ってやつが好きなんだ。 夢を持って、頑張ってるやつらが好きなんだよ。 | |
だから、お前がそいつらの夢を奪うというのなら、 俺は、そいつらの夢を守るために戦う。 | |
カイザ (木場) | ……そうか。 やっぱりキミとは、わかり合えないようだな。 |
ファイズ | 俺はそうは思わない。 |
ネガレプリカ | あーあ、また負けちゃった。 次は、こうはいかないよ。 |
ファイズ | 待て、お前に言っておくことがある。 |
ネガレプリカ | ん? |
ファイズ | お前、最初に言ったよな? 木場のこと、「人であることを捨てた男」って…… |
ネガレプリカ | それが何か? |
ファイズ | 俺の知ってる木場は、 人であることを捨ててなんかいない。 |
最期までアイツは、人間だった。 少なくとも心はな。 | |
ネガレプリカ | ……へえ、そうだったんだね。 じゃあ、そういうことにしておくよ。 |
ファイズ | 木場……、あの時の答、まだ見つけられてないんだ。 だから、俺は戦い続けるよ。 この命が尽きる、その日まで…… |
コメント (CHAPTER33「理想を求めた者」ストーリーログ)
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