【リバリバ】世界で一番ちいさい魔王・3の性能
リバリバのスクリプト「世界で一番ちいさい魔王・3」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (世界で一番ちいさい魔王・3の性能)
「世界で一番ちいさい魔王・3」のステータス
| レア | SSR | ロール | トリックスター |
|---|---|---|---|
| 実装日 | - | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | / | 攻撃力 | / |
| 物理防御 | 15.0 | 特殊防御 | 0.0 |
「世界で一番ちいさい魔王・3」のスキル
| 1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が33.00%増加する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の階級がJOKERなら、装備騎士のBLADEゲージをためる量が33.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士の階級がJOKERなら、装備騎士のBLADEゲージ33.00%たまった状態で出撃する |
| 1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が16.50%増加する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の階級がJOKERなら、装備騎士のBLADEゲージをためる量が16.50%上昇する |
| 3 | 装備騎士の階級がJOKERなら、装備騎士のBLADEゲージ16.50%たまった状態で出撃する |
「世界で一番ちいさい魔王・3」の内容
世界で一番ちいさい魔王・3
「……闇下に敬礼! まだお仕事中でしたか」
窓の外は、夜の帳と朝の光がせめぎ合う、濃い群青色の世界。
誰もいないはずの仕事部屋に響いた凛々しい声に、デスクで仕事の山と戦っていた運命は、重い頭を上げた。
そこには、見慣れた軍服ではなくランヴィリズマ聖典学園の制服に身を包んだマイナスの姿があった。背負ったスクールバッグが、彼女の小さな体には少しだけ大きく見える。
「ええと、時間的にはおはよう、かな?
こんなに早くから、どうしたの?」
擦れた声で問いかけると、マイナスはふん、と自慢げに小さな胸を張った。
「部活の自主練です!そろそろ大会が近いので朝練を、と思ったんですが、陛下のお部屋の明かりがついていたので、様子を見に来たんです。
私は陛下を支える、立派な大人ですから!」
そう言いながら、彼女はテキパキとした動作で運命の側に歩み寄る。
至近距離で運命の顔を覗き込んだマイナスは、すぐさま透き通る大きな瞳を鋭く尖らせた。
「……陛下。さては一睡もしていませんね?クマがひどいですよ」
「はは、バレたかな。
どうしてもこの資料を今日中にまとめておきたくて」
苦笑混じりに答える運命の言葉を、マイナスはぴしゃりと遮った。
彼女は机の上の書類を「没収です!」と言わんばかりにまとめると、手際よく運命を立ち上がらせる。
「だめです。今すぐ寝てください」
「でも、まだ仕事が——」
「休息も仕事のうちです」
「あとちょっとだけ……」
「しっかり休むのも大人の役割ですよ!」
大人からのアドバイスです。と制服のスカートを揺らしながら、あれよあれよと運命の背中を休憩室のソファへと押しやる。疲労困憊の運命が、これから1日を始めようとするエネルギー満タンの学生に敵うわけもなく、気がつけばソファに寝かされてしまっていた。
「ベッドまでいくと陛下は起きて仕事しちゃうでしょうから、今日はここで仮眠をとってください」
マイナスにはお見通しだった。
ふわりとブランケットがかけられる。春とはいえ、まだ部屋の空気はすこし冷たい。
「…覚えてますか?今日の午後はおでかけの約束ですよ?」
「うん、もちろん。だから今のうちに、と思ったんだけど…」
「陛下がそんなフラフラな状態じゃ心配が勝っちゃいますよ。……それに、陛下が倒れたら、誰が私のエスコートをしてくれるんですか」
最後の方は少しだけ声を潜め、彼女は視線を泳がせた。けれどすぐに思い直したように、マイナスは「ぴょん」と背伸びをして、運命の頭に手を伸ばす。
「ほら、眠るまで私がそばにいてあげますから、
大人しく目を閉じてください」
小さな指先が、徹夜で火照った頭を優しく撫で、乱れた心が丁寧に整えられていく。その心地よいリズムと、彼女から漂う春の石鹸のような清潔な香りに、運命の意識は急速に遠のいていった。
「……陛下、聞こえていますか?今日は午前授業で
すぐおわりですから、それまで寝ていてくださいね?
こう見えて、おでかけ楽しみにしてるんです。
通知表だって自慢したいですし。
とにかく、陛下と過ごす時間を、
私は一分一秒だって無駄にしたくないんですから」
意識の境界線で聞いた彼女の声は、いつもの強がりとは裏腹に、
祈るような切実さを孕んでいた。
「…おやすみなさい。また、あとで」
さて、誰も邪魔しないようにしないと!ふふん、私は大人ですから!
ドヤ顔をしているのが目に浮かぶような、誇らしげなマイナスの笑顔を感じながら、
運命は抗いがたい眠りに身を任せ、数時間後に訪れるであろう賑やかな春の気配を夢に見るのだった。
——『世界で一番ちいさい魔王・3』より抜粋



