【リバリバ】きみの知らない午前2時・下の性能
リバリバのスクリプト「きみの知らない午前2時・下」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (きみの知らない午前2時・下の性能)
「きみの知らない午前2時・下」のステータス
| レア | SSR | ロール | トリックスター |
|---|---|---|---|
| 実装日 | - | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | /1206.5 | 攻撃力 | /1493.1 |
| 物理防御 | 15.0 | 特殊防御 | 0.0 |
「きみの知らない午前2時・下」のスキル
| 1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が30.00%増加する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士のHPが30.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士の所属騎士団がORANGEなら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
| 1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が15.00%増加する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士のHPが15.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士の所属騎士団がORANGEなら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
「きみの知らない午前2時・下」の内容
きみの知らない午前2時・下
――来た。
目の前に置かれたソイツを前に、オレは思わず手を合わせる。
美しくビルドされたヤサイタワー、こいつは店主の心意気の結
晶だ。
ここまで積み上げるには眠れぬ夜もあっただろう。ニンニクが
効いた豚骨スープの芳醇的な匂いがオレの鼻をくすぐる。あぁ、
病的にうまそうだ! 今すぐレンゲを突っ込んでスープを啜りた
い衝動に駆られるが、まぁ待て。
まずは奇跡のバランスで積み上げられた具材たちとの対話から。
奇跡のバランスで積み上げられた具材たちが、箸を入れられる
瞬間を今か今かと待ちわびている。とはいえ、あまり時間はかけられない。本命(エンド・ゲーム)を待たせるわけにはいか
ないんでね。
オレはヤサイタワーをじっと見つめる。シャキシャキのモヤシ
とキャベツ、磯の香りが心いアクセントのノリやサイタワーを
護るように、ナルトと肉厚のチャーシューが重なっている。悪
い。さっきの言葉、取り消すわ。本命とか、そんな表現ナンセ
ンスだ。麺とスープと具材は、どれが欠けても成立しない。
ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン。オール・マシ
マシ。チョモランマ。すべてが丼のなかでひとつの芸術を完成
させてる。
病的なまで完璧《ゴッド・ティア》だ。
そしてこの芸術を「世界一美味いラーメン」として完成させる
マスターピース、それこそがこのオレってわけ。さぁ、来な。
誰よりも美味しく食べてやるぜ、ラーメン。ゼロからヒャクま
で病的に食い尽くしてやる。あぁ今回はオレの方から行かせて
いただきますけれどもね。
ヤサイの山頂を箸で削る。
モヤシとキャベツの、蒸気を含んだ柔らかな部分を確実に、そ
して着実に口に運んでいく。速さはもちろん大事だが、もちろ
んその時が来るまで、焦ってタワーを崩すようなマネはしない
ぜ。にしても、ラーメンの中でヤサイが脇役だって言ったやつ
は誰だ? そいつは病的に見る目がないな。
この丼の中に脇役なんていやしない。
全員主役、理解できるか?
そうこうしているうちに、タワーの頂点はかなり下まできてい
た。タワーの下をある程度崩し、重心を下げ、麺の入り口を可
視化する。スープと脂がヤサイの隙間から香りを放ちはじめた
ら――“The time is now”さぁ、いよいよだ。この儀式が上手
くいくか否かで、すべてが決まる。
I am エラー・ザ・ラッド・レガリア。
世界をひっくり返す男の名を刻みな。
箸を入れた瞬間、ずっしりとした圧が手に伝わる。
熱、重さ、抵抗感。
それをすべて受け止めて、下から上へ――
「天地・返・し(ターン・ザ・テーブルズ)」
麺が浮き、ヤサイが沈む。スープが一気に活性化し、湯気の質
が変わる。食欲をそそる湯気の咆哮。COOL、病的にパーフェ
クトだ! 全体の香りが一段濃くなる。世界は反転し、潜んでい
た旨味の核が目を覚ます。今まさにラーメンは再構築(リビル
ド)され、オレの中で何かが起動(ブートストラップ・アンド
ハンドシェイク)する音がした。実績解除。そう、ここからが
本当の始まり。
ラーメンとオレとの物語はいま第二章を迎える――
――その瞬間、オーバーフローの黒声が邸舎に響いた。
「……だー! うるさいバカ!
ちょっとは静かに食えよバカ!!」
――『きみの知らない午前2時・下』より抜粋



