【リバリバ】まずは話を聞こうじゃないか2の性能
「まずは話を聞こうじゃないか2」のステータス
| レア | SSR | ロール |  |
|---|---|---|---|
| 実装日 | 2024年11月20日 | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | 400.1/1600.2 | 攻撃力 | 289.8/1158.1 |
| 物理防御 | 15.0 | 特殊防御 | 0.0 |
「まずは話を聞こうじゃないか2」のスキル
| 1 | 装備騎士のBLADEゲージをためる量が30.00％上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士の所属騎士団がオッター貿易なら、装備騎士のHPが30.00%上昇する |
「まずは話を聞こうじゃないか2」の内容
スリーはふと隣の2人に視線をやった。普段ならそのまま椅子を離れて各自の時間に入るはずが、今日は違うらしい。なにやら、言葉が互いの間で重く行き交っている。
「さっきから言ってるだろうが、クソガキ」
「だから！それが危ないって話をしてんですよ!!」
呆れた様子のエイトにフィフティが噛みつく。
スリーは静かに目を細めた。
次の任務の作戦が煮詰まり始めている今、緊張の余波がこんな形で現れるのも無理はない。
「いいか、黙って言うことを聞け」
「イヤです、絶対に。命令であっても聞けないです」
着地点がまるで見えていない。暗礁に乗り上げてなお、2人の言い合いは止まらない。スリーは件のインスタントコーヒーを飲み干すと、「はぁ、またか。今日はこんなのばかりだな」と小さく呟いた。やはり、コーヒーメーカーは故障しているらしい。よくない苦さがスリーの鼻腔を占領した。
「お前たち、落ち着いて──」
スリーはそう言いかけてやめた。違和感。
エイトとフィフティが折り合わないことは数多あるが、今までのパターンに照らし合わせると──
「ちょっと聞いて下さいよ！スリーさん！エイトさんが…!!」
「あ！こら！オレのせいにすんな！」
「いやいや、あきらかアンタのせいでしょうが！自業自得!!」
「仕方ねえだろ、[コンプラ]が[コンプラ]してるとこ、[秘匿情報]に見られちまったんだから……」
「それをこの人、ぜんぶ僕に責任おっかぶせて、逃げようとしてるんですよ！最悪の場合、僕の人生おわりますよ！」
「大丈夫だって、お前なら許されるって」
「されないですから！この不貞野郎！クズ！ゴミ！」
「はあ？なんだとガキ！やんのか!!」
「ああ、やってやりますよ！ね、スリーさん！」
「お前、それはずるいだろうが!!」
まったくお前達は。「はぁぁぁ」と深くため息を付くと、スリーの嗅覚を奪っていた苦みはいつのまにかどこかへ抜けさっていた。
──『まずは話を聞こうじゃないか2』より抜粋
アツアツのBLADE
