【リバリバ】偽証と捏造の性能
リバリバのスクリプト「偽証と捏造」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (偽証と捏造の性能)
「偽証と捏造」のステータス
レア | SSR | ロール | トリックスター |
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実装日 | 2024年12月30日 |
初期値/最大値 | |||
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HP | -/844.6 | 攻撃力 | -/1066.8 |
物理防御 | 15.0 | 特殊防御 | 0.0 |
「偽証と捏造」のスキル
1 | 装備騎士のスキル攻撃によるダメージが30.00%増加する |
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2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
3 | 装備騎士の所属騎士団がブレイドラインなら、装備騎士の出撃コストが2減少する |
1 | 装備騎士のスキル攻撃によるダメージが15.00%増加する |
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2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
3 | 装備騎士の所属騎士団がブレイドラインなら、装備騎士の出撃コストが1減少する |
「偽証と捏造」の内容
「それで、さっきの話の続きなんだけどー」
「どの話が『さっきの』だ?」
ソナタは足を崩しながらトロイの方に体を向けた。
神域を終わらせる例の作戦まで残り時間は5分を切っていた。
「嘘つきと偽物、どっちが好きかって話?」
「残り4分21秒──、どういう趣旨だ?」
「趣旨なんてないよ、ただの雑談ー♪」
トロイは肩をすくめた。
世界が終わる数分前におしゃべりなんて不謹慎?と目で訴える。
ソナタは目を細めた。
「自分が──、という分にはどちらも好きだが、相手が──、という話ならどちらも苦手だな」
「それはそうー♪」
この神域は正直過ぎた。ウソや欺瞞に対して脆弱すぎた。
それゆえ、ソナタとトロイのアサインは最適であったし、神域はその正直さゆえに残り寿命を削っていた。
「得意どうかかって話なら、私は偽物かなー」
トロイは軽く笑った。
「ふふ、ならば今のトロイは偽物かもしれんな」
「さてねー?」
「あるいは、私が大嘘つきかもしれんぞ?」
「意外とお互い、嘘つきと偽物だったりしてねー♪」
「では、まずは本物を定義しなくてはな」
「真面目~」とトロイはクスクス笑う。
本物と定義するもの自体の正しさは誰が証明しうるのか。
ましてや神々と戦う我々ですが?と、語り合いながら、2人は迫りくる終焉に向けて、立ち上がった。
「でも、私は醜い真実より、小綺麗な嘘の方が好きだなー」
「ならば、最後の最後まで世界を騙そうとしようか」
これは、とある嘘つきと、偽物が世界を終わらせた一部始終である。
──『偽証と捏造』より抜粋