【白猫】アーモンドプレミオ・思い出
オトナなアイドル アーモンドプレミオ 大人気アイドル<プレミアムピーク>の一人。 オトナなイメージのアイドルを目指している。 |
メインストーリー
思い出1
こんにちは、失礼するよ。
はいはい、こんにちは~。どちらさまかしら?
私はアーモンドプレミオ。プレミオと呼んでくれ。
はい、プレミオさん。それで今日はどういったご用件で?
ここでライヴを開催したいんだが、問題ないだろうか?
この島で?
ああ。ここでなら、きっと最高のライヴを観客に届けられると思うんだ。
そう言っていただけると私たちも嬉しいですね。
ライヴってことは、プレミオってアイドルなの?
ああ。アイドルユニット、<プレミアムピーク>。その一人が私だ。
ふむふむ……ふむ? なら他の人は?
! いや……その……もう一人は野暮用でな。今は私だけなんだ。
ふーん? まあ、いいけど。とりあえずライヴの件はOKよ。
ありがとう、恩に着る。しかし、ただ世話になるだけでは申し訳ないな……
……そうだ。君たちは冒険に出るのだろう。私にも手伝わせてくれないか。
それは助かるけど……大丈夫?そこそこ危ないわよ?
私も世界を旅して回っている身だ。魔法も使えるし、戦いには慣れている。
あら、無用な心配だったみたいね。
助かります、プレミオさん。一緒にがんばりましょう!
ああ、まかせてくれ!
一応、相方さんの分の部屋も用意しておくわね。
あ、ああ……そうしてもらえるかな……
思い出2
ん……この紅茶の香りは……
あ、プレミオ!これからお茶会なんだけど付き合わない?
なるほど、そういうことなら、同席させてもらうよ。代わりに私からは
<プレミオは、黒い箱を取り出し、その中身を見せた>
あら、金色の紙に包まれたおいしそうなチョコ! いいチョイスね、プレミオ!
きっと紅茶に合うと思う。さあ、食べてみてくれ。
<プレミオにすすめられ、主人公たちはチョコを口にする>
ふむふむ、中のアーモンドが大粒でちょっとゼータクなかんじね!
ミルクチョコの風味がなんだか落ち着くわね……
ねぇねぇ、このチョコ、なんていうの?
<アーモンドプレミオ>だ。
え、それって……
プレミオさんと同じ名前のチョコなんですね。
私たちは、歌とお菓子で笑顔を届ける、アイドルだからな。
この<アーモンドプレミオ>のおいしさを広めるのも、私の役目のひとつなんだ。
ステキなお仕事ですね♪
ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ。
あー、早くライヴ聞いてみたいわ。相方さんはまだ来てないの?
あ、ああ……ピークは、よく道に迷うタイプなんだ……
ピークさん――それが相方さんのお名前なんですね。
迎えに行かなくて大丈夫なの?
そ、そうだな。折を見て探しに行くよ。
思い出3
アーモンドピークってどんな子なの~?
……ずいぶんと唐突だな、キャトラ。
この前のお茶会で聞きそびれちゃったからさ。
……ピークは、私と違って愛嬌があるアイドルだ。
プレミオもカワイイと思うわよ?
どちらかというと私は、オトナなイメージを持たれているからな。
ああ、確かにそんなかんじかも。
ピークはおっとりとしているが、ああ見えて面倒見がいいんだ。
だから自然と人が集まるし、すぐに友人もできる。
プレミオもその友達の一人ってわけね。
……そうでもないさ。私はむしろ距離を置いていたほうだ。
あ、あら?
だが私たちは、些細なきっかけでユニットを組むことになった。
これが予想以上にハマってね。私とピークは、瞬く間に、国民的アイドルに上り詰めた。
運命の出会いってやつね!
……そうだな。まさにそんなかんじだったな。
国民的アイドルならさ、お国でのお仕事はいいの?
ピークが言ったんだ。今度は世界にプレミアムピークの魅力を広めようとね。
世界……とても大きい目標ですね。
ああ、やはり世界は広い。まだまだ旅は終わりそうにないよ。
プレミオはピークが好きなのね。
……なぜそんな話になる?
だってピークの話してるとき、プレミオ嬉しそうだったし。
いや、そんなことは……
ピークまだ来ないのかしら。早く会ってみたいわね~。
…………
プレミオさん……?
思い出4
……君たちに謝らなければならない。
ど、どうしたの、プレミオ!?
……私は君たちに、ウソをついていたんだ……!
……実は、ここに来る前、ピークといさかいになって……彼女と別れてしまったんだ。
え? じゃあピークは来ないの?
そういうことになる……
ここでライヴをするお話は……
私一人でもやろうと思って……
あらまぁ……
ケンカの原因はなんですか?
……私はオトナなアイドルを目指している。それをピークが反対したんだ。
私には、ピークのようなキュートでスウィートなアイドルが似合うと言われて……
ついカッとなっちゃった?
ああ、そうだ。私はピークとは違う。余計なお世話だとな。
ピークもピークだ。いつもノンビリしてるくせに、へんなところで意固地に……!
まあ、そういうときもあるでしょ。でも仲直りはしたほうがいいわよ?
ピークが謝ったら、私も謝ろう。
子供かっ!
ピークさん、一人で大丈夫かしら……
きっと他の友人たちと楽しく遊んでいるだろうさ。
まったく、プレミオってば……
思い出5
くっ、私としたことが……!
えらく難しい顔してるわね、プレミオ。
……もしかして、ピークさんのことを考えて……?
みんな……私は間違っていたかもしれない。
ど、どゆこと?
私は、ピークに自分のアイドル性を否定されたと思った。
だが、よくよく考えたら、ピークはそんな難しいことを考えるタイプじゃないんだ。
地味にひどいわねアンタ……
それだけ純粋なんだ、彼女は。
きっと本当に善意からのアドバイスだったんだろう。
なのに私は……これではピークのパートナー失格だ!
プレミオさん……
悪いと思ったなら、謝ればいいじゃない。
……今さらどんな顔をして会いに行けば……
誠意を見せるなりすれば許してくれるでしょ?
誠意……アイドルを引退するとか?
いや、ちが……
……そうだ、それがいい。元より私は、ピークのパートナーにふさわしくないしな……
ピークには、もっと愛嬌あるアイドルのほうが合っている……
だ、だからそうじゃなくて……
……決めたぞ!
私は、アイドルを引退する!
えええぇぇーー!
って、結論早すぎでしょ! 考え直しなさい!
止めないでくれ、キャトラ。これはピークのためでもあるんだ。
あー、余計なこと言っちゃった……
ごめん、主人公! フォローお願い!
思い出6 (友情覚醒)
な、なんだ! この光は……?
――プレミオ……!
ん?この声は、まさか……! いや、そんなはずは……
ピーク……なのか……?
プレミオ……私、あなたに伝えたいことがあるの。
伝えたいこと……?
私……プレミオのパートナーにふさわしくないと思うの……
……え?
オトナなあなたのイメージを、私が邪魔してるんじゃないかって……
キュートでスウィートな新コスをすすめたら、すごく怒ってたし……
い、いや、それは……
だから私、アイドルを引退するわ。
そうすればきっと、あなたはソロアイドルとしてもっと輝けるわ。
…………
…………
……あ、あら?
……私もさっさまで、君と全く同じことを考えていた。私は君にふさわしくない、と。
え!?
私たちは正反対に見えて、似た者同士だったんだな。
プレミオ……
……すまなかった、ピーク。私は君のことを誤解していた。
私もその……ごめんなさい。あなたの気持ちも考えずに……
仲直りできてよかったわね、プレミオ!
……ありがとう。全部、君たちのおかけだ。できたら何か礼をしたいが……
プレミオ、そういうことなら、私たちの――♪
! ああ、それがいい!
なになに~?
予定通りライヴを決行する。でも、ただのライヴじゃない。
私たちの仲間に向けたスペシャルライヴよ~♪
スペシャル……ライヴ……!
新曲の初披露よ~! みんな、聞いてね~♪
イぇーーイ♪
私たち<プレミアムピーク>は、世界を目指す。
これからも応援、よろしく頼む!
上質な大人のプレミアムピーク
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