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【白猫】ルビィ・思い出

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん

ルビィ・ローゼンヴァルト cv.鬼頭明里
ルーンナイト序列十五位<ベンテカイデカ>。臆病な性格だが、真面目で頑張り屋の新人。
2017/06/26


フォースター☆PJギャラクティカ Rainbow
飛行島の思い出 
友情覚醒画像その他相関図


思い出1



こ、ここが飛行島……

うわぁ、浮いてる~、本当に浮いてる……

ここの人たち、怖かったら、どうしよう……

でも、怖気づいたらダメ。がんばれ、私!

あら、アンタ、見ない顔ね。

きゃあああああああああ!!


行っちゃった……

あやしい奴ね。待ちなさーい!!


紙袋? あの人が落としてったみたいだね。

主人公、追いかけよう。


 ***


はあ、はあ、はあ……ここまで逃げれば……

甘いわね!

ぴぎゃ!

このキャトラ様から逃げようたってそうはいかないわよ!

あれ、猫ちゃん……?

あなたが飛行島のキャトラさんですか?

なに? アタシのことを知ってるの?

ふぅ、追いついた。

あの、もしかして、お二人がアイリスさんと主人公さんですか?

そうよ。

はあ、よかった~。怖い人が出てきたら、どうしようかと思いました。

はじめまして。私、ルーンナイトの十五位、ルビィ・ローゼンヴァルトです。

ルーンナイトって、エルさんやベルメルさんと同じ……

エスメラルダ先輩とベルメル先輩にはお世話になってます。

なるほどね。で、なんの用で来たの?

えっと、私、新人なので、皆さんにご挨拶してこいと。あと、友好関係を築くように言われてきました。

これ、つまらないものですが、菓子折りですっ!

って、あれ? ないっ!?

それってこの紙袋ですか?

それです、それです! はあ、よかった~。そのままお納めください。

なんかせわしない娘ね。

だいたい、エルたちの後輩なら、逃げなくてもよかったでしょ?

でも、怖いじゃないですか。知らない人に会う時って緊張しますし、怖い人だったら怖いじゃないですか……

さては、アンタ、臆病ね!?

そ、そんなことはありませんよ?

……本当に?

ほ、本当ですよ! たしかに時々、先輩たちの足を引っ張ってしまうこともあったりなかったり……

…………

時々ではなく、頻繁にですけど……

の、のびしろはあると思います!あると信じます……あるのかな~……

自分で自分に疑問持つんじゃないわよ。





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思い出2



はあ……

あら、ルビィじゃない。どうしたの? 元気ないけど。

実は、仕事で失敗を……

どんな失敗したのよ?

敵地に潜入してたんだけど、暗がりから犬が出てきてびっくりしちゃって……

敵にみつかって、泣きながら逃げてきました。

アンタ、ルーンナイト、向いてないんじゃないの?

はあ……やっぱりそうなんでしょうか……

どうしてルーンナイトになったんですか?

私のお父さん、国の偉い人で、私もルーンナイトの適性があったんです。

それで、お父さんが圧力かけて、私を半ば強引に入隊させました。

コネ入隊ってやつね!

私は事務とか経理とか、後方勤務をしたいと志願したんですが、隊長に気に入られてしまいまして……

次期幹部候補とまで言われ……職場の先輩もいい方が多くて辞めるに辞められず……

期待されてるのね。

お父さんの圧力もあるし、弟のためにもがんばらないといけなくて……

弟さんがいらっしゃるんですか?

はいっ! すっごくいい子なんです!

あの子も私がルーンナイトやってること、誇りに思ってるらしくて……

お姉ちゃんとして、辛いから辞めるなんて言えないじゃないですか……

でも、無理は良くないわよ?

ですよねぇ……はあ、私も先輩たちみたいにかっこいいお姉ちゃんになりたい。

そういえば、エルにも弟がいたわね。

そうですね。なぜかルーンナイトに選ばれる人には弟がいます。

隊長が言うには姉道を理解できる者にしか、ルーンナイトの適性はないそうです。

『しどう』? なにそれ?

姉が弟を守るように国家安寧を願い、戦うという志のことです。

よくわかんない志ね……

弟を大切にするという誓いですね。弟との絆がルーンナイトに力を与えてくれるんです。

なのに弟に全然会ってない。はあ……

はっ! そうだ!! あの、お願いがあるのですが……

主人公君を弟だと思って接してもいいですか?

最近、まったく弟に会ってないので姉らしさが枯渇している可能性があります!

そうか! だから、私、ルーンナイトとしても微妙なんですよ、きっと!

(それは違うような気が……)

そういうわけで、私をお姉ちゃんだと思ってください。私も君を弟として扱います!

姉らしささえ取り戻せば、きっとかっこよくなれる!

そうなのかな…… ?



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思い出3



主人公君、ちょっといいですか?

君にとって理想のお姉さんってどんな感じでしょうか?

私も君や弟の前で、かっこいいお姉さんとして振る舞いたいんです。

だから、君の意見を取り入れようと思いまして。

え? 弟に直接聞けって? でも、仕事が忙しくてなかなか会えないので……

次に会うとさには、ビシッとキメたいんです。

そういうわけで力を貸してください! お姉ちゃんからのお願い!


なにしてんの?

あ、キャトラさんにアイリスさん、こんにちは。

え? ルビイさんに頼み事をされてたの?

ふむふむ、理想のお姉さんね……

そんなことよりルーンナイトとしてもっとしっかりなさいよ。

キャトラさん、お言葉ですが弟というものはルーンナイトにとって大切なものなんです。

なんか、姉道とか言ってたわね。

はい、ルーンナイトにとって弟は特別な存在なので。私の弟も、本当、いい子なんです。

ルーンナイトの入隊が決まった時はバラの花をプレゼントしてくれました。

そのバラがそうなの?

いえ、このバラは私の力で具現化してます。

弟との絆が私たちに力を与えてくれるんです。

だったら、弟に直接、理想のお姉さん像を聞くほうが早いわよ。

でも、なかなか会えないですし、それに、弟に媚びるのも正しい姉の姿だとは思えないんですよ。

お姉ちゃんは颯爽と弟の一歩前を歩くと言いますか、姉の背中を見せたいと言いますか……

とにかく自然体でかっこいい姉になりたいんです。

人に頼ってる時点で自然体じゃないでしょーが。

でも、頼れるのが主人公君だけなので……

力を貸してあげたいけど、ギルドからの依頼があるのよ。

それなら手伝いますよ! これでもルーンナイトなので!

でも、魔物がたくさん出るのよ?

え? ま、魔物……? で、でも、ここで折れたら、姉が廃ります!!

お姉ちゃん、かんばる!! できる、できるよ! 今日の私ならできるっ!! がんばれ、私!!

(自分を鼓舞してるのかな?)

無理しなくていいからね……




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思い出4



…………

大丈夫?

ひゃうっ! 弾込めよしっ!

銃を構えんじゃないわよ!!

しかも、主人公の腕に抱きつきすぎよ!

こ、これは護衛するためにつかんでるだけです……

もう、ちょっと泣いてるじゃない。

だって怖いんだもん! あそこからなにか出てきそうだし!

ほら、やっぱり出たー!!

さすがね。

怖い。帰りたい。もう嫌だ……でも、がんばる…… !

やる気だけはあるのよね……

ひっ!

どうしたんですか?

あそこの木陰から怖い感じが!!

やっぱりー!

バーンナップ!


ほら、ルビィ、援護しなさい!

しょ、照準を合わせて……引き金を……

大丈夫、大丈夫、やれる。お姉ちゃん、がんばる。がんばれ、私っ!!


 ***


間一髪だったわね。

…………

ルビィさん?

……私、主人公君がピンチだったのに、怖くて……

もっと早く、撃つべきだったのに……

でも、間に合ったじゃない。

……間に合わなかったかもしれません。




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思い出5



元気出しなさいよ。

はあ……かっこいいどころか、ひたすらかっこ悪かったですね。

でも、魔物も退治できましたし。

そうよ。アンタが先に魔物の場所、察知してくれたから助かったわよ。

昔から怖いなー、嫌だなー、ってとこになにかいたりするんです。だから、余計に怖いと言いますか……

はあ、すいません。少し一人になります……


 ***


(ダメだなあ……やっぱり向いてないのかなあ……でも、弟の期待、裏切っちゃうし

辞めたくないけど、私じゃあ迷惑かけちゃうし……

幹部候補とか言われてるし……ああ、後方勤務が良かった……)

きゃっ!

なんだよ、あぶねえな。前見て歩けよ。

ご、ごめんね……

別にいいけどよ、気をつけろよ。


はやく、はやく!

ああ、もう! 姉ちゃん、待ってよ!!


姉弟か……仲よさそうでいいな。

はあ、私も弟に会いたい……


 ***


(考え事してたら、こんなところまで来ちゃった……一回、街まで戻らないと……)


「ひゃうっ!」

(この感じ……なに、これ、すごく怖い……これって……?)


「なに、この数! 多い!!

み、みんなに伝えないと……」


(ダメだ! 街に逃げたら、魔物を誘導することに――

私が、戦わないと……でも、こんな数、無理だよ。勝てないよ、怖いよ……)

私が守らなきゃ……泣くな、震えるな! 私はルーンナイトなんだから!

怖くない、怖くない、怖くない、怖くない! ぜんぜん怖くない! うわぁぁぁぁぁぁぁ!!

「お姉ちゃん、がんばるからーーっ!」




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思い出6 (友情覚醒)


うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


<泣き叫ぶルビィの体が発光していた。

体に埋め込まれたルーンの力が解放される。>


どうして実戦部隊に配置なのー!

しかも、みんないい人だし、辞めるに辞めらんないんだよ、もーーーっ!!

危険手当とかいいから、事務職にしてーーーっ!

どうしてコネ入隊なのに、危ない目に合わないといけないの!

コネの意味ない! コネの意味、全然ない!!

忙しくて、弟にも会えないし! 人員増えないし! もう怖いのやーだーっ!


あの子、愚痴りながらなにしてんの?

魔物が……こんなにたくさん……

え? 一人で、この数、倒しちゃったの……


私はただ強くて頼りになる

かっこいいお姉ちゃんになりたいだけなのーーーっ!!


止めないと!

え?

ルビィさん、ソウルが暴走してる。あのままじゃあ、危ない!

ルビィ、落ち着きなさい!

うわぁぁぁん! 弟に会いたいよーーーっ!


主人公!!

――!


この光……

あれ? 体から力が……

主人公君……ごめんね。ありがとう。

大丈夫ですか?

なんとか……

これ、一人で相手したの?

そうみたしい……あまり覚えてなくて……また、やっちゃったみたい……

私、怖くなりすぎると、体内のルーンが暴走しちゃうみたいで……

助けを呼べばよかったでしょーが。

そしたら、街にも被害が出てたよ。それは、嫌だったので……

そうだったんですね。

また、かっこ悪い感じになっちゃったね。あはははは……はあ……

そんなことないわよ。

一人で街を守ろうとしたんでしょ? 立派じゃない。

そうですよ。誰にでもできることじゃありません。

かっこいいと思うわ。

本当に……?

そっかー……私、かっこいいか……弟も少しは喜んでくれるかな?

喜んでくれると思うけど、心配もするわよ。

そうです。危ないことはしないようにしてください。

はい、そうですね。弟のためにも気をつけ……

ひゃうっ!

あ、あそこに、なにかいる!?

きゃあああああああああ!!


臆病なのは変わらないのね……




序列十五位<ペンテカイデカ>


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