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【白猫】エスメラルダ・思い出

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん
秘石の適合者
エスメラルダ・プロセイユ cv.喜多村英梨
軍に所属し、『ルーンナイト』として戦う少女。
その身に宿したルーンの力で敵を討つ。
2015/12/24



思い出1



ねえ、<大いなるルーン>を探しているっていうのは、キミたち?

え? あの……あなたは?

私はエスメラルダ。ココヘは、お仕事でお邪魔したの。

お仕事……ですか?

ええ。<大いなるルーン>の探索者との接触。

それとどんな人物なのかの確認ね。

そんなの知って、どうするのよ?

知る事が私の仕事。今のところね。

だから、少しお話聞かせてくれる?


 …………

 ……


――それでアタシたちは、こうして冒険をしてるわけ。

そう……よくわかったわ。ありがとう、話を聞かせてくれて。

それはいいんですけど、今の話で、何か確かめられたんですか?

ええ。キミたちが世の中を乱す、悪党じゃないってことがね。

ちょ! そんなの当たり前でしょ!

ごめんね。初見で『大丈夫』とは思ったけど、これもお仕事だから。

……お話を聞くのもお仕事なんですね。

そう、大事なお仕事。

お話を聞いて『我が国の脅威なら実力をもって、これを排除せよ』ってね。

なによそれ!? どういう仕事よ!

大丈夫よ。キミたちを排除しようなんて思ってないから。

あ、そうなの?

私、<ルーンナイト>の一人、エスメラルダが保証するわ。

でも、ほかにも調査対象があって、私もこの島に滞在したいの。いいかな?

それは別にいいわよ。ねえ?

ええ、そうね。歓迎します、エスメラルダさん。

ありがと。調査が終わるまで、よろしくね♪


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思い出2



みんなでどこかに、お出かけかな?

え? あ、エスメラルダさん! こんにちは。

うん、こんにちは。それで、どこへ行くのかな?

これからお店でお昼ごはんよ。なんなら、アンタもー緒にいく?

それは嬉しいお誘いだね。せっかくだし、―緒にいこうかな。

なら早くいきましょ。今日は力二カマ定食の予定なんだから♪


 …………


あ、主人公のお皿、もう空じゃない。

待ってて、今、私の分をわけてあげるわ。

冒険家は体が賢本なんでしょ?

たくさん食べて体を作ることは、大切なことよ。……はい、どうぞ。


お礼はいいから、よく噛んで食べるのよ。わかった?

よし。主人公は、好き嫌いがないみたいで偉いわね♪


あ、あの……エスメラルダさん。

なに? あ、それから私のことは、エルって呼んでくれていいわよ。

仲間はみんな、そう呼ぶから。

じゃあ、エルって呼ぶけど……

アンタなんで主人公の世話やいてんの?

……え? あっ!

……アンタ、天然でやってたのね。

ま……まあ、そう……かな。

私、弟がいるんだけどね……その、ちょっと事情があって……

事情ってなによ? かまいすぎて逃げられたの?

ううん。そうじゃなくて……ずっと入院してるの。

……えっ……?!

……ご病気なんですか?

ケガだよ。大ケガで入院中。本当はそばにいたいけどね。

ご、ごめんなさい~!

アタシ、そんな事情があるって知らなかったからぁ~!

大丈夫。気にしてないわ。

ただ、弟は『日常生活』それ自体がリハビリだから、世話をやいてあげられないの。

それに自分で出来ないと、私がいなくなった時、困るでしょ。

いなくなった時……ですか?

私の仕事……ルーンナイトは、危険な仕事が多いから。

万が一のことも……ね。

……そうなんですね……

まあ、そういう事情があって、弟の世話をやいたことないのよ。

それでなんで主人公の世話をやくのよ?

だって、私も姉なの!

『弟の世話をやいてみたい』って、そういう欲求があって当然でしょ!

だから……年下の男の子を見ると、ついつい世話をやいちゃうのよ!

……えぇ~……

あ、でも主人公が嫌だったなら、もうしないから。

ごめんね?

――。

気にしてないって……まあ、アンタがいいならいいけど。

ふふっ、ありがと♪

じゃ、もうちょっとだけ、お姉ちゃんさせてね♪


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思い出3



…………近い……こっち、ね。……って、あれ?

エルじゃない。こんな所で、なにしてんの?

私は調査なんだけと………そっか。

感じてた強力なルーンの波動は、キミたちのだったのね。

ん? ルーンの波動って……なに?

ルーンが発している強さというか、気配……みたいなものね。

……エルさんには、それがわかるんですか?

これでもルーンナイトだからね。普通の人には無理でも、私には可能なの。

それ、前にも言ってたわね。そのル一ンナイトってなんなの?

ルーンナイトは、私の国で『ルーン魔法』を使う戦士の総称。

特殊なルーンを体に埋め込んで、その力を武器や防具に具現化して戦うのよ。

へえ……って、今体に埋め込んでるって言った?!

ええ。だからルーンが放つ波動にはすごく敏感なの。

でも武器や防具をルーンの力で作るって、なんかすごそうよね……

ルーンを宿す適正が必要だけど、実際にとても強力よ。

ほんと……この力が最初から使えてたらね……

……なんかあったの?

昔……って言っても数年前にね、住んでた町で魔物が暴れたのよ。

それに私たち家族も巻さ込まれた。両親はその場で……

弟は重傷を負って、今も入院中。

……そうだったんですね……

私にルーン魔法の適正があるのがわかったのもその時ね。

魔物を討伐した軍に勧誘されたわ。弟の治療費を用意してくれるって。

それをアンタは受けたわけね……

正直助かったわよ。おかげで弟を救う事が出来たもの。

って、私の昔話はいいわよね。楽しい話でもないし。

それよりルーンナイトの仕事ね。

あ、『脅威は排除』とか言ってたやつ?

まあ、『それも』かな。ルーンは、物によっては国をも脅かすからね。

特に、キミたちが探している物は。

でも、そんな相手やルーンを排除する以外にも仕事はあってね。

今はソッチをしてたところなのよ。

なにか調査してるんだっけ?

そう。私みたいに適正を持つ人を探して、勧誘してたの。

強いルーンの使い手は、適正を持ってることが多いからね。

なるほど……いろいろしてんのね。

まあね。それでだけど……キミたちって適正、ありそうよね。

どうかな? 私とー緒にルーンナイト、やってみない? 優しく教えてあげるよ♪

とか言いながら、早速主人公の頭を撫でようとしてんじゃないわよ。

おっと、ごめんごめん。でも本当に仲間が増えるのは歓迎だよ。

その気になったら、いつでも言ってよね♪



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思い出4



ねえ……あの人だかり、なにかしら?

さあ? なにかあるのかも。いってみましょ。


<人だかりに近づくと、

その中心にはエスメラルダと、それを取り囲む男達の姿があった。>


ああ、もう! こっちに用は無いの!

さっさと消えて!

そっちに無くても、こっちにはあるんだよ!

たのむ! 俺たちの頭に……いや、姉御に!

お断りだって言ってるでしょ!

いいかげんしつこいと、もうー度叩き潰すわよ!

わかった! ならそのー撃を受け止めたら、俺たちを弟分にしてくれっ!

するわけないで、しょっ!!

――ゴッああ!!


<エスメラルダのー撃を受け、

男達がまとめて吹き飛ばされる。>


……うわぁお……すっごいわねえ。

え? あ、キミたち見てたの?うわぁ……なんか恥ずかしいなぁ。

恥ずかしがる前に、何があったのか聞かせなさいよ。

今の? 買い物してたら、やらしい顔で寄って来たから、叩きのめしたのよ。

ああ……そういう連中だったのね。

ただ……そしたら今度は弟分にしてくれってしつこくて……

……弟分ですか?


そう! だいたい……

なんで私が、あんなゴツいおっさんたちから、姉ってよばれなきゃいけないのよ!

あいつら、馬鹿なんじゃないの!

それは……姉の意味が違う気がするけどね……

あ、でもさっきのエルさんの、一撃はすごかったですね。

まあ、ね。これくらいは出来ないとルーンナイトは勤まらないし。

数人を一撃で吹き飛ばさないと、勤まらないって……どんな仕事よ。

町のチンピラ程度ならいいけど、大抵は凶悪な犯罪者や強い魔獣、それから敵国の軍隊が相手だから。

……ああ……それじゃ、かなり強くないと危ないわね……

さ・て。そんなことよりキミたち、丁度いいところに来てくれたわ。

丁度いいって、何かよ?

実はね、さっきから『おみやげ』を選んでいたのよ!

おみやげ……あ、弟さんへですか?

そ♪ ほら、私いつも仕事でそばにいてあげられないじゃない?

だから国を離れた時は、仕事先でおみやげを買っているの。

へえ……いいじゃない。

ただ、もう幼い子でもないから、最近はおみやげ選びも、いろいろ迷っててね。

よかったら、みんなの意見も聞かせてくれない?

それはいいけと………アンタ、本当に弟のことばっかりなのねぇ。

え? なにかおかしい? 私は姉なんだし、当たり前でしょ♪

あ~うん。……そうかもね?

だよね♪ ほら、それより選んで。いちばん喜びそうなの、教えてね♪



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思い出5



………………

エル? もしもーし? ちょっと、聞いてるー?

……あ、うん。ごめんね。聞いてるわよ。

それで、なんだっけ?

聞いてないじゃん!

あっはっは……ごめんね。

ちょっとぼーっとしてたみたい。もう大丈夫だから。


全然大丈夫に見えないんだけど?

あはは……ほんと、大丈夫だよ。

体の調子が悪いわけでもないから。

……でも、なにか悩んでいるように見えます……

……アイリスって、結構はっきり言うんだね。

あの……私たちでよかったら、お話聞きますけど……

そうよ。人に話せば、楽になるっていうし。

うん。ありがとう。そうだね……

じゃあ、聞いてもらおうかな。……私の話。

いいわよ。ドンときなさい。

それで、どうしたっていうのよ?

どうしたというかね……弟の病院から、連絡があったの。

え、まさか……なにかあったの?!

ううん。いつもの経過報告。

どんな風に過ごして、どんな様子だったとか。そんな話。

なんだ……ぴっくりさせないでよ。

ごめんね。でも私は、それを聞くたぴに思うのよ……

これでよかったのかなって。

……どういうことですか?

私は……弟を助けたくて、軍の誘いを受けた。

その選択は正しかったと思ってる。

おかげで、たったー人の肉親を、失わずに済んだんだから。

それでなにが問題なのよ。アンタは正しいことをしてるじゃない。

そうかな……もしかしたら弟は、違う気持ちかもしれないじゃない?

……どうしてですか? なぜそんな風に思うんです?

『魔獣に受けた傷のため、肉体の治癒力に異常が発生。

長期的な治療が必要』

医者にね……言われてたの。これから大変な苦労をするって……

……大変な苦労って……?

……大量の投薬と魔法による治療、そして長いリハビリ生活よ……

それでも弟は頑張ってるわ。わずかに動く足で歩けるように……

力の無い手を振って微笑むのよ。

でも私は見てしまったわ。苦しくて辛くて、泣いている弟の姿をね……

それを思うと考えるのよ……

本当のあの子は、どんな風にどう思っているんだろうって……

私が独りになりたくなかったから。そのために生かされてる……

そんな風に思ってないかって……

……そんな……

だって、あの子は私に……『助けて』って言ってないから……

……………………

…………ごめん。わかってるよ、私の想像でしかないこともね。

でも、時々考えちゃうのよ。

つらく苦しいリハビリと長い長い治療の話を聞くとね……

いっそ楽に……そう思ってないか。

本当は……私、どうするべきだったのかなって……

……アンタ……

ずっと考えてる……

でもね、弟には怖くて聞けないの。……情けない姉でしょ。

今は少しだけほっておいて……

ごめんね。もう少ししたら、いつもの私に戻るから……



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思い出6 (友情覚醒)



……あたたかいルーンの光と……

優しい波動……これ……主人公の心ね……


うん。ありがとう……励ましてくれて。

ねえ、エルさん。私はきっと、大丈夫だと思います。

……アイリス?

だってお姉さんが、こんなにも大切に思っているんです。

きっとそれは伝わっていますよ。

そうね。聞いてないんなら、答えなんかわからないんだしね!

どうせなら、沢山好かれてるって、思ってた方がお得よ!


………ふふっ…。

そう……そうね。キミたちの言う通りだわ。

好かれてるって信じる方が、『姉らしい』わね。


ありがとう。少し元気出て来たわ。

ま、どうしても不安なら、みんなで聞きに行けばいいわ。

それは心強いわね。いつか、本当にお願いしてもいい?

いつでもきなさーい♪

ふふ。でも、その時はきっと、たくさん怒られるかな。

え、そうなの?

私ね、軍で働いてるって弟に言ってないの。

優しい子だから、危ない仕事をしてるって知ったら、怒られそうだもの。

なら、危なくないようにすればいいじゃない。

……え? そんなのどうやって――

アタシたちが協力してあげるわ。それならひとりより安全でしょ。

ふふ。これで弟さんにも怒られませんね。

……………………

まあ、もしもの時は、一緒に怒られてあげるわよ。ね?

……ふふっ♪ キミたちって、本当にお人好しがすぎるわね。

だけど……本当にありかとね!

いいのよ。だってもうエルは、アタシたちの仲間でしょ。

困ったときは、お互いさまです。


ああ……なんだか、とってもすっきりした気分だわ!

いつか絶対に、キミたちを弟に紹介するからね♪




覚醒絵・覚醒画像

ルーンナイト


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その他






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画像説明
エスメラルダエスメラルダ・プロセイユ cv.喜多村英梨
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人物紹介
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エスメラルダエスメラルダ・プロセイユ cv.喜多村英梨
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ルーンナイト序列十五位<ベンテカイデカ>。
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