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【白猫】覇戦のレガリア Story1

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん

2019/06/27




目次


Story1 ここがタイカンの島

Story2 覇王ケンセイ

Story3 極悪非道の騎馬民族

Story4 オードとの戦

Story5 前進せよ

Story6 これで君も闇の眷属

Story7 策の威力

Story8 猛虎騎兵

Story9 雷獄山を越えろ




story1 ここがタイカンの島


到着!ここがタイカンの島ね!

タイカンの島はいくつかの国に分かれているみたいで。ここは<ライゴウ>という名前の国らしいわ。

ふーん。ひとつの島に何個も国があるのね。いや、飛行島から見ても、おっきな島だったけど……

さてと、一応確認だけどアタシたちはオズマの依頼で、この島に来たわよね。

ケンセイさんという人と会わないとね。

そのケンセイって誰よ?

見つけましたよ、兄様!主人公さんたちを!

本当に来て頂けたんですね。よかった。

みなさん、お久しぶりです。

お久しぶりですっ!

ハオさんに、メイリンさん!

あら、ひさしぶりね!元気だった?

はい!今はライゴウの軍師として、職務に専念しております。

アンタ、ローヤ郡の出身じゃなかったっけ?

もしかして、ハオさんの仕えていた国は……

ああ、いえ!暗い話ではないですよ。

僕の仕えていた国が、ライゴウと和睦を結んだのです。志に変わりはありません。

今もローヤ郡のために。むしろ守るべき国土が広がったので、前にも増して、国のために尽力しています。

メイリンはなにやってるの?

はいっ!兄様のお手伝いをっ!

はやく一人前の軍師になれるよう、精進しています。ねっ!兄様!

うん、そうだね。最近はよく頑張ってると思うよ。

やった!兄様に褒められたっ!えへへ……

お見苦しいところを……すみません。

いいわよ。むしろ、変わりないようで安心したわ。

改めまして――

主人公さん、アイリスさん、キャトラさん。

ライゴウまでご足労頂き、ありがとうございます。皆様がいらっしゃるという話は、伺っております。

あら、話が早いわね。

ハオさんたちはケンセイさんと、お知り合いなんですね?

知り合いと言いますか……ケンセイ様はこの一帯、周辺諸国を、ライゴウという一国に平定した――

このライゴウ国を治める王様です!


ライゴウ

>ケンセイってどんな人かしら?

>王様って言ってたね。

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story2 覇王ケンセイ



主人公様方、ご到着しました!

(なんだか注目されてるわ……!)

(そうだね……)

来たか。


遠路はるばるご苦労だった。この国の王、ケンセイ・ライゴウだ。

アタシはキャトラよ。

アイリスです。

…………

お前が、闇の王子か。

なぜ、それを――

理由は役者がそろってから話す。ひとまずは聞いてくれ。

リーラン。

ハッ――

はじめまして、皆様。ライゴウ軍の副官、リーランと申します。

単刀直入に申し上げますと、お力をお貸し頂きたいのです。

……タイカンの島は長く乱世が続いていると聞きました。

力を、というのは、戦争に手を貸して欲しい、ということですか?

はい。ですが、単なる戦争ではございません。

どういうこと?

<闇>が関わっております。

戦争の原因は、闇のしわざだっていうの?

はい。闇に与し、その力をもって、この島を乱す大国があるのです。

そんな……

俺はこれから、闇に与する大国<オード>と戦(や)る。

<闇>の関わる一悶着には、お前らが適任だって聞いてな。

ともに戦わないか?

なんか苦労しそうな予感はするけども……

闇が関わってるなら、見過ごせないものね。

感謝する。

ケンセイ様。お話のところすみません。近隣で残党兵の動きが……

残党兵?

ライゴウの統治に反発する奴らだ。

ほっとくと村を襲う。悪いが付き合ってもらえるか?


征伐戦

>こちらです。

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story3 極悪非道の騎馬民族



ケンセイ様、残党兵の姿が見えました。

正面から叩くぞ。

策は使わねえ。力で潰す。

そういうと思ったので、そういう風に編成しておきました。

騎兵部隊で固めてあります。猛虎騎兵とジャッキー将軍、待機しております。

上出来だ。行くぞ!!

ライゴウ軍だ!ライゴウ軍がいるぞ!

怯むな!オードより賜りし魔物で応戦せよ!

あれは闇の――!

まぁここは見てな。ジャッキー!

猛虎騎兵で行く!ついて来い!

バカな!騎兵のみで来おったぞ!

くびり殺してやれ!

はああああ!!

ふぉおおおお!!

ば、ばば、化物……!化物ォ……!!!

退却!退却ッ!!

あっという間に追い払ったわね!やるじゃない!

……他愛もない。

野盗と変わらん連中だ。こらしめてやらねえとな。

でしたら捕らえるべきですけどね。

……もう追撃してるんだろ?

まあ、そうですが……

さすがだな、リーラン。

じー。

どうした、猫よ。

いや、なんか、独特なファッションだと思って。

ジャッキーは、元、極悪非道の騎馬民族だからな。

えっと、そーゆーことじゃないんだけど……

怯える必要はない。今は弱さを助け強さを挫くぴょん。

え? 今ぴょんて言った?

聞き間違いだと思うわ……たぶん……


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story4 オードとの戦




ハオ、頼む。

ハッ!それでは<オード>戦に関する説明をさせて頂きます。みなさま、こちらを御覧ください。

現在、兵20万を動かし、ライゴウは隣国の<キョウ>と戦争中です。

20万……

え?<オード>と戦うって言ってたじゃない。

この島にはいくつかの国が、存在します。

ライゴウの最大の敵国は<オード>ですが、現在交戦中の国は、<キョウ>です。

僕たちがいるここがライゴウ。そして、こちらがキョウ。こちらがオードとなります。

つまりどういうことなの?アンタたちは<キョウ>と戦うの?<オード>と戦うの?

ライゴウにおいては現在――ライゴウ軍20万を率いるネロ大将軍が、<キョウ>を攻めています。

セレナ、ヴァイス将軍の両名が補佐し、戦況は万事滞りないと報告もあり――

定石とするなら、<オード>を牽制しつつ、<キョウ>の平定を待ち――

軍を整備し、万全を期して、オードとの会戦になるかと。

堅実な策です。異論ありません。

…………

ケンセイ様、どうかされましたか?

ハオ。今すぐ動かせる軍勢は?

そうですね。……5万ならば。

――そうか。

ちょっと待ってください。なんでそんなこと聞くんですか?

オードに行く。

まさか、たった5万の兵で、オードを攻めるおつもりですか!

ねぇ、今言ってることって、まずいことなの?

まずいことです。

利き腕ではないほうの小指で、巨人を倒すと豪語しております。

いや無理でしょ。

はい、無理なんです。

無理かどうかは俺が決める。

しかし王よ。そうまでして焦る必要など、どこにもないでのは?

納得のできる理由を、教えてください。

……確かめたいことがある。

なんでしょうか?

<オード>の大王を見定めたい。

オードが真なる敵なのか。闇こそが諸悪の根源か。はっきりさせる。

闇と手を結んでいるのではなく、オードが支配されているかもしれないということですか?

……!

いずれにせよ闇は膨張する。これ以上の時が経てば、手に負えない。

まさかケンセイよ。貴様、オードを滅ぼすのではなく、救うつもりか?

タイカンは俺の島だ。この島のすべては俺が預かる。闇が勝手に暴れるというなら、闇を滅ぼすだけだ。

……はぁ。

では、結果で示してください。できなければ、私か王を代わってもいいんですよ。

ふっ。

アタシたちはどうすればいいの?

我々は急ぎ、軍の編成を進めます。

その間、王都周辺の防衛任務を、お手伝い頂けないでしょうか?

ありがとうございます!

いいわよ!お安いご用なんだからー!!


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story5 前進せよ




すっごーい。いったい何人いるの?

兵の数は5万ですね。驚きました?

ちょっとびっくりはするわね!

……ですが、仕掛ける戦の規模を考えると……

少ないの?

敵の数は少なく見積もっても、倍の10万。

雷獄山を迂回し、内海を越えおそらく決戦の地は、七彩大圏谷。

ライゴウ軍の主力は騎兵です。

平地であれば倍の数も脅威ではありません。ですが圏谷の狭さ路が戦場となれば、騎兵の機動力は失われます。

無策に正面からぶつかれば、勝ち目は薄いでしょう。

今さらですが、なかなかヤバイですね……

……やっぱりオード攻め、反対するべきだったでしょうか。

うわ……心配になってきました。

どうしましょう。今から反対しましょうか。

今さら反対したって、もう聞かねえよ。

ケンセイ様!やっぱりキョウ平定を待ちませんか。

却下だ。

……ですよねえ。

ケンセイ、全軍揃ったぞ。

だが出陣の前に聞こう。今回の進軍、不安な者も多い。

……勝つ見込みはあるんだろうな?

なきゃやらねえよ。

フッ。その自信はモノホンだな。

…………

ついて来いお前たち!俺たちがオードを倒す!そしてタイカンから、争いをなくすぞ!

はい。

ハッ!

了解だぜ!


全軍、前進せよ!






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story6 これで君も闇の眷属


同盟国、リツの両将軍、前へ!

咎は闇の恩恵に預かりながら、ライゴウ軍に敗走したこと。

裁定はこのシンラが見届けよう。フハハハ!!

脆け。大王の御前!

…………

面をあげよ。

「「ハッ!」」

背中を見せろ。

「「ハッ……!」」

<背を向ける二名の将を前に、大王が玉座から立ち上がる。

その岩のような存在感が近づいてくることに、リツの将は震え上がった。>

フハハハ!!かたや背中に傷!かたや無傷!

これは!!

死ね。

ぐえ!

……!大王よ、なぜ……!

当然、残るは逃げ傷のある者。

敗北に咎はない。

咎があるとすれば、我の命令に背く者だ。

この戦、大王の命令は死の際まで遅滞戦に努めよとのこと。

命令を遵守する者が残るは、必定である!

闇は信じる者を裏切らない!闇こそ正義なのである!

ぉ、ぉお……!私は、私は……助かった、のですか?

イエス!素晴らしき献身性!よって供物となるがいい!

……へ?ぎゃああああ!!

くそおおお!!大王ゴーマァアア!!この暗君があああ!

光栄に思いたまえ!これで君も闇の巻属だ!

フハハハ!!

急報! ライゴウ軍、動きました!

ホホホホ。ついにですなあ。

ならば兵を集めよ。

10万、早急に!それが今動かせる限界!

――足りぬ。

20万だ。

フハハハ大王!連戦により兵は疲弊しており、無理に稼働させれば……

死にます!

ワ湖の戦いでは10万の敵を屠りましたが、我が軍の死者も5万!!

まさに死屍累々!

ならば……

闇を使え。徴兵せよ。

従わぬ者には死を。従う者に褒美を。

フハハハ!!素晴らしい!承知しました!

苦しみの怨嵯!わたしもハッピー!闇もハッピー!

では大王、徴兵がてら、少々、席を外します!

シンラよ。どこへ行く?

オホホホホ。ちょっとした、下見ですよ。



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story7 策の威力



<ケンセイ率いる、ライゴウ軍5万は、ゴラン平原を進軍していた――>

陽の位置から見るに――我が軍は予定進路を進んでおります。

……予定通りならば三日後に、七彩大圏谷に到着しますね。

順調そうね。

はい、順調です♪

ふふ、なんだか嬉しそうですね。

予定通りに進んでますからね。

こんな素敵なことがありますか? いえ、ありません。

そ、そうなんですか?

はい。ケンセイ様は好き勝手に計画を変えるので、せっかく緻密に計画を練ってもわりと意味を為しません。

ふふふ、思い出したら、腹が立ってきました♪

――!

あれは……

リーラン様!兄様!

どうしたの? そんな勢いで!

軍の斥候ですから!

斥候って、たしか……

偵察して情報を持ち帰るお役目です!

メイリンさんは軍師なんじゃ……

足、速いので!

さすがに速すぎるよ……はあはあ……

それで、どうしたんだい?

前方から新たな残党兵です! 数はおよそ1万かな!

こちらに向かって進軍しています!

無視できない数ですが、本決戦の前に消耗するのは、うまくありませんね…

まずいことなの?

もし同戦力が正面から激突すれば、それは引き算です。

5万と1万。勝利はしますが、我が軍の兵数も、4万となるでしょう。

オードとの決戦を控える今、負傷兵の数を増やすのは、得策ではありません。

待ってください!!ケンセイ様が!!

策を使う。出るぞ。

「「「オオオオオオーーーーーーー!!!」」」

ライゴウ兵だ!向かってくるぞ!応戦せよ!!

……ケンセイに続く!

待ちなさいジャッキー。

ケンセイ様は策を使うと……おそらくこれは!

<ハオがゴラン平原の地図を広げる。>

一里の距離に一個軍団の動きを隠せる林があります。

そうか、ケンセイ様が、騎兵で足止めを行う間に、挟撃をかけろと……

たしかにこの策ならば、有利に戦闘を進められます。

敵の目を引きつけるという意味では、ケンセイ様の行動は迅速でした。

なら、どう動く?

……さすがリーラン様です。もう出ているみたいですね。

ゴウケツ!!

ハハッ!!

このまま本隊で、ケンセイ様の援護に行きます!

承知しました!

では僕たちは挟撃の準備を。将軍、お願いします。

任せな!キュートに決めてやるぜ。

お前たちはオレと来い。

え? アタシらも行くの? アンタと……?

問題でも?

な、ないけど……ないけども……なんか不安というか……

不安ね!!


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story8 猛虎騎兵



怯むな! 蹴散らせ!

覇王!敵の圧力が!

リーラン、準備はできてるんだろうな?

できてます!

何怒ってんだよ。

策を使うなら、事前に示し合わせてください!

お前なら合わせられんだろ。


…………

……


戦場はほどよく荒れている……ー気に叩くぞ!準備はいいか!ぴょーん!!

「「「ぴょーん!!!」」」

ちょっと待ったー!!

なんだ、キューティー。用があるなら手短にな。

アンタはさすがにふざけ過ぎでしょ!色々と!

違うぜ、教えてやるよ。

俺たちは猛虎騎兵。誰もが恐れる荒くれ者だった……だがケンセイにぶっ漬されてな……

ヤツはハンパじゃなかった。頭も使うし、武力もある。だからいつかケンセイをぶっ潰すために、鍛錬しまくった。そして気づいた。

柔と剛、ふたつを兼ね備えなくちゃ、ヤツを越えられないってな。

てことは、どーゆーことなの?

剛は最初から持っていた!なら足りねえのは、柔。すなわち――

<可愛さ>だ!!

…………

え?

アイリス! 気にしたら負けだわ!

さあ行くぞ!迅速に潰す!すぐに行くぞ!猛虎騎兵、必殺陣形!

うさちゃん陣形!!!

行くぞ!!ぴょーん!!

「「「ぴょーん!!!」」」

アタシたちもやるの!?アレやるの!?


急報!!

左翼より敵襲! 左翼より敵襲!

なにィイイ!?


ケンセイ様!変態たちが到着しましたッ!

じゃ、後は余裕だろ。奴らに任せる。


血祭りじゃー!!

八つ裂きじゃー!!

フツーに強いわ!!

な、なんという……!こ、こんな、はずでは……!


……

…………


こ、降伏する……

すごい……なんか、あっという間でしたね!

挟撃が成功し、敵の士気を折った。おかげで戦いが早く終わったんだ。これが戦術というものなんだよ。

うさちゃん陣形!勉強になります。

そこは忘れて大丈夫かな。


駆ける猛虎

>進みましょう。


>リーラン様はどう思いますか?

>何がです。

>うさちゃん陣形についてです。

>……ハ、ハオに聞いてみては?


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story9 雷獄山を越えろ



全軍、停止。

ケンセイ様どうされたのですか?

聞けお前ら。ここより軍を2つにわける。そして<雷獄山>を抜ける。

……はぁ?

その雷獄山ってなによ?

タイカンの霊峰。この島で最も険しく大きな山です。

雷が雨のように降り注ぎ、川は洪水、常に氾濫、そしてマグマが噴き上がり、厳しい環境で育った魔物は頑強です。

おまけに<雷獄山>を根城とする、<バルガ族>は屈強な戦士。山に立ち入る者を許しません。

それは……通れるんですか?

通れませんね。死にます。全滅です。

ケンセイ様、<雷獄山>は危険です。ご一考を。

考えねえ。この行軍、最初からその予定だったしな。

……ああ、ダメです。頭痛がしてきました。

なら逆に聞くが、5万の寡兵で、オードと正面からやって、どう勝つんだ?

つまり、ケンセイ様は――

オード軍に対して、側面より奇襲を行う、ということですね。

七彩大圏谷に向かう助攻と、雷獄山を抜け、奇襲をかける主攻に軍をわける、と……

フン。……わかってるじゃねえか。

……理には適っております。

……はぁ。

昔から気に食わなかったんだ。

学者やら兵法家が、自分かやったこともねえことを、さも世界で一番詳しいような顔で、偉そうに講釈垂れるだろ?

そいつらが言うのさ。雷獄山を行軍するのは、不可能だってな。

ムカつくよな。勝手に限界を線引きされるのは。

だから俺は、自分の限界は自分で決めることにしている。

はい、承知しました。

それでいい。

ジャッキー。猛虎騎兵を率いて内海を越えろ。

任せな。可愛く決めてやる。

ハオ、お前にも3万預ける。本隊の指揮を頼む。

承知しました。お任せください。

リーラン、俺と来い。雷獄山を登る。

だと思ったので、準備始めてます。

……ここより先は進めば雷獄山。迂回すれば大圏谷へとつながります。

ケンセイ様、決戦の地で。

ああ。


……さて主人公。お前は俺と一緒に登るぞ。

雷獄山、へばるんじゃねえぞ。




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