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メア(ダグラス2版)・思い出

最終更新日時 :
混沌を断ち切る意志
メア・ミスニーハ CV:
<ルーンチェーンソー>を扱う少女。
意志の力で、全てを断ち切る。


思い出1



魔剣士ダグラスをめぐる悲しい事件より、数十日後……

ルーンチェーンソーの少女、メアは久しぶりに飛行島に訪れていた。


私はまだ、縛られてる。……過去のしがらみは、全部断ち切ったはずなのに……

断ち切らなくちゃ……さらなる意志を……!

全てを断ち切れるほど、強く……!

<メアは、ルーンチェーンソーのギアに、油をさした。>


メア、こんなところにいたの?

ちょっとね。ルーンチェーンソーの整備をしていたのよ。

マジメねー、メアって。

私は全てを断ち切りたいの。私を縛ってきたもの、全てをね。

どうして、そんなに……

私って、なにもないから。あったのは退魔士としての誇りだけ。

それも無くなっちゃったから、残っているのは<断ち切る意志>だけだもの。

ねえアンタ……それってかなり無理してない?

どうして? 私はなにもかも断ち切ってきた。これからもそうするつもりだけど。

でも、たまには自分にご褒美をあげてもいいと思います。

飛行島特製パフェなんかどうかしら~? 美味しいわよ~?

いらないわ。

またまた。本当は食べたいんでしょ。

意志を澱ませるものは、これ以上……私には必要ない。

……ごめんなさい。メアさん。

それよりみんな、今日は討伐に行かないの?

……今日は予定ないけど。

そうなの? 行くときには声をかけてね。

ちょっとね……何もかも、断ち切りたい気分なの。

何かあったのね、メア。

何でそう思うの?

思うわよ。だっていつものメアじゃないもの。

それはそうでしょうね。昔の私は、もう断ち切ったから。

どうしたわけ?

……あの後、退魔士の村に行ってみたの。真実が知りたくて……ね。

……私は、見たのよ。自分の置かれた現実をね。



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思い出2



数年前から私は、退魔士の村を離れて、いろいろな島を渡りながら、混沌を狩っていた。

村に戻るのはルーンチェーンソーの整備が必要な時くらいだったわ。

確かに私が育った場所ではあったけど、あまりいい思い出があるわけじゃないから、戻るのは気が重かったし。

……でも私は、全てを知る必要があると思った。私たちが狩った混沌を、……いや、闇をかき集めて、おぞましい生き物を生み出すため利用する……

あの研究所の目論見に、村の長老たちが、どれほど関わっていたのかをね。



「……誰も、いないの?」

 村には、まるで人気がない。

「どうして……」

 地面に、奇妙な形の武器が転がっている。

「……ルーンプライヤーね。チェザリス家が伝える武器が、どうしてこんな……」

 メアは、物陰に隠れる。

「……この身のこなし……退魔士なの……?」

 気配は、跡形もなく消えた。


私はそのあと、村を捜索した。

でも、村のどこにも……退魔士の所業に関わるものは残されていなかった……


「……私たちは、一体何をしていたの……?

私たちの人生は、一体何のためにあったっていうの……?」



…………混沌!どうしてこの村に!?

断ち切るッ!!


……村にまで混沌が……!だからみんな、村を捨てたの?

……いや、こいつら……まるで村に引き寄せられているような……

……今は、考えてる場合じゃなさそうねっ!



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思い出3



<メアは、荒く息をついている。

周囲からは、依然濃い魔物の気配が漂っていた。


「……これだけの数……さばききれない……

でも……やるしか……私には……これしかないもの!

断ち切るッ!!



はあああああっ!!
……どうして、次から次にッ……!!
どうして断ち切れないのッ!!

どうして!! どうして!!どうしてなの……!!


『嫌……もうイヤ……』

「えっ……?」

『……切りたくない……断ち切りたくない……断ち切りたく……ない……!!』

「黙れえええ!!!」


 最後の魔物が、両断される。


「なんで……全部……全部断ち切ったのに!!

どうしてよ……どうして……」



「………………」

「貴方は……ルーンニードルのウェイド! 無事だったの?」

「………………」

「何かいってよ!いったいここで何があったの!?私たちは何をしてたの!?」

 ウェイドは、手にしたルーンニードルをその場に投げ捨てた。

「……ウェイド……!?待ってよ! どこに行くの!!」


 ***


……その人は、どうしたの。

わからないわ。でも彼の眼には……

なんの意志も感じられなかった。

村で、一体何が……

知らないわ。わかりたくもない。でも……私にも一つだけわかることがある。

私が信じていた正義は、都合のいいウソだった。

ウソなんかじゃありません。メアさんはたくさんの人を、守ってきたじゃないですか。

アンタの友達の女の子とかね。ほら、アンタが文通している。

あの子を助けられたのは……本当に、よかったと思う。

でも、私の正義は……もっと大きな不幸を作っただけだったかもしれない……!

もっと大きな……不幸を……

退魔士の村は……おそらく報いを受けたんだと思うわ。

闇の仕業か、人の仕業か、わからないけどね……

報い、ね……メア、ショックだったでしょう?今日はパフェでも食べて……

ありがとう、でも大丈夫。……私には、立ち止まっている暇なんか、ないからね。

私は断ち切って見せる。私には、まだその意志が残っているもの。



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思い出4



「……私は断ち切ってきた。

私を縛るもの全てを。私にあるのは、退魔士の使命だけ。

戦う術をもたない人々を守るため、退魔士は戦う。己の欲望を封じ、揺るがぬ意志をふりかざしながら。

私は断ち切ってきた。心を揺るがせるもの全てを。」

『……でも私は、断ち切りたくなかった。

頭をなでてくれたあの人も、抱きしめてくれたあの人も、私は覚えていない。

……断ち切ってしまったから。

いっしょに笑った『友達』も……いつか見た、きれいな星空も。憧れや希望も……』

「うるさいうるさい!!……全部、断ち切って……!欲望を捨てなければ、混沌にとりこまれるの!

……どうして?どうして今さら……

もう私、何も覚えてないのに!両親の顔も! 友達の顔も!

どうして……どうしてよ!!じゃあ私が今まで全てを断ち切ってきたのは、何のためだったのよ!」

『……断ち切りたくなかった。……断ち切りたく……なかった。』

「……えっ……?こんな……こんな気持ちは……全部断ち切ったはず!」

 メアは、ルーンチェーンソーを手に取る。

「……<混沌>……ね……!……どこにいるの!?

まさか……!!この島の誰かに、取りついて……?」


メア、お昼一緒に……って! どうしてその物騒なのコッチにむけてるのよ!

誰……?誰に取りついているの!?

……断ち切るっ!!



メアは、主人公たちにルーンチェーンソーを振るった!

一瞬早く、主人公はキャトラを抱きかかえて飛び退く。


ぎゃああああ!!

……えっ……?キャトラ……私……私……

メアさん!

私は……私は……何を、しようと……



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思い出5



……アイリス……

間違いないわ。メアさんからは……<闇>の匂いがする……

闇に……とりつかれてるのね。どうにかならないの?

どうにかしてみせるわ。……絶対に!

あ、アイリス……あの、わかるけどさ。

……そう、だったかも……でも闇がメアさんを苦しめていると思うと……

主人公……アンタ……

わかったわ。……お願い。メアさんを……



 ***


「そうだったのね……私が、最初に倒したはずの混沌……お前は、死んでいなかった。

ふふ――いや、お前のことは……<闇>というべきかしら?

私が初仕事で助けたはずの女の子……

倒されると見せかけて、お前はあの子の体を離れ、この私に取りついた。

『……断ち切りたく、ない……

「この私から、<断ち切る意志>を奪うつもりね……!

私には……これしかないの!退魔士としての使命も、いままでの人生も、全部無駄だった……!

だからもう、全てを断ち切るしかないの!

『どうして……断ち切ったの……?差しのべられた手を……大切な人たちの笑顔を……

「……違う……違う……違う!

私はお前なんかに……負けたりはしない!

 メアは、ルーンチェーンソーの刃を、己に向ける。

「断ち切るっ……!!友達も、両親も、夢も希望も何もかも!!

この<断ち切る意志>で!!

『なぜそんなウソをつくの……?

「私は……私は全部断ち切ってしまった……だからもう……断ち切りつづけるしか……

『全てを断ち切って、貴方は何を望むの……?

「わからない……もう、わからない……

『今差しのべられた手も……貴方は断ち切ってしまうの?

「アイリス、キャトラ……主人公……私は……断ち切りたくない……

そうか……私は……断ち切りたくない何かを守りたくて……!

バカだ……私は……


メアの首筋に、ルーンチェーンソーが迫る!

め、メア! 何してるのよ!

メアさん、やめて!



 主人公は、メアの腕を抑えた!

主人公……!!

主人公――!!

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思い出6 (友情覚醒)



「光――!!これはルーンの……!!

この……光……

これはっ……これが……意志の力……!!


 どこからともなく……声が聞こえてくる。


『さあ、断ち切って……貴方自身の願いのために!

貴方の過去を、貴方の迷いを、全て断ち切るの!

 ルーンチェーンソーが、忌まわしい叫びをあげる!

「私をがんじがらめにするもの、全てを……

『その、<断ち切る意志>で!

「いいえ。

『どうして……!? 全てを断ち切るのよ!

「私は迷っていた、恐れていた。断ち切られることを。

だから私は、全てを断ち切る力を求めた。断ち切る意志を。

でも……恐れや迷いは、断ち切るものじゃない。受け容れるものだった。

『断ち切りなさい……!! 過去も、想いも!!何もかも!!

「私は断ち切らない。真っ暗な感情も、すべて私のものだから。

私の中の闇は、私のもの。貴方のものじゃないわ。


『ふふふ……どれだけもがいても……お前もいずれ……


 ルーンチェーンソーから、邪悪な気配が漏れ出し、光の中に消えた……

ルーンチェーンソーに……!

闇が……!

戦いを繰り返すうちに……いつの間にか、闇を帯びていたのでしょうね。

ありがとう、みんな……私、断ち切らなくて済んだ。

メアさん……よかった……!

またタイミングを外したか。

バイパーさん!?

藪からバイパーだわ。

退魔士の武器を動かしていた<吸引のルーン>は、お前のルーンチェーンソーから取り外した。

今のルーンチェーンソーは、一般的なルーンで動いてる。

だからこそ、武器そのものが闇の残滓に穢れる可能性がある。

それで……ルーンチェーンソーが……

事前に伝えておくべきだった。すまない。

いいえ、私の未熟が招いた失態です。今後は気をつけます。

結構。だが今のお前ならば、それこそ闇など欠片も残すまい。今のお前は意志の力を手にしているのだからな。

……意志の、力……!!

ところでメア。酒場のメニューにブルーベリーパフェというものがあったが。

はい……まさか、もう食べたんですか!?

これからだ。感想を聞かせてやろう。

私も食べます! アイリス!

ブルーベリーパフェ2つ!

いや、3つね!

意志の力どうした!




断ち切る誓い


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