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ジェガル(リベンジ)・思い出

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仮初の鳥人
ジェガル・クォン
人間の姿に化けている鳥人。
占い師の国が滅んだ原因を調査している。


思い出1



負様らか。

!?

何を驚いている。戦士たるもの、何事にも動じぬ心を持たんか。

その声に、しゃべり方……

アンタ、ジェガルよね!?

そうだ。

なんでそんなカッコなの!?

ああ、俺のこの姿に驚いていたのか。

そうだよ! だってアンタ、腕は、くちばしとかあって……

あれが真の姿だ。このナリは、仮初にすぎん。

……なにか事情があるんですか?

――八百年前、俺が仕えし占い師の国が滅んだ原因を探っているのだ。

国が滅んだ……原因……?

当時はただの魔物の襲撃だと思った。

しかし、真実は――そうではない。

旅をするうちに、見えてきたのだ。

あの事件の裏を――

手引きしていた連中の存在が――

だれなの!?

魔物をけしかけて、アンタの国をひどい目にあわせたヤツは!?

いや――まだ、確証には至っていない。

尻尾らしきもの、を見かけたに過ぎん。

――が、もしそれが事実だったとしたら――!

ジェガルさん……

……それを調査するため、この姿をとっているのだ。

人の社会に溶け込むにはこの方が都合がいいからな。

人の社会の中に……

ジェガルさんの仇が……!

持て。まだ確証がないと言っただろう。

その連中すら、何者かの手先に遇ぎぬかもしれん。


…………


なるほど……大変ね、ジェガル。

……それはそうとさ。

なんだ?

どうやって人間に化けてるの?

俺の国に伝わっていた秘術でな。

へ~、そんなのあるんだ。

――代々、まじない師が治める、占いと術の国だったからな……




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思い出2



「――お立ち下さい。終わってはおりません。」

「……戦の真似事など。わたくしには必要ないわ。

ここは占いが統べる国……わたくしはその女王よ。

いくら視ようとも――

わたくしか戦場に立つ姿など映りはしないわ。

「結構なこと。

しかし、未来に向が起こるか、全てを識ることは叶いません。」

「言いますね。他でもない、このわたくしに。」

「……陛下の御身を心配すればのこと。」

「不要な憂いです。」

「ですが……」

「大丈夫です。わたくしには、この国一の弓使いが常に侍っているのだから。」

「……は。」


「あなたは少し――

真面目が過ぎるわ……」



…………

………


「――陛下!

これ以上は、鳥獣の群れを食い止められません!」


「――なぜ――

――これほとの危難が、わたくしの眼をすり抜けたのか――?

まるで――闇よりも濃い霧に、覆われていたかのよう――」

「陛下、この上は、もはや――」

「おだまりなさい!」

「!!」

「わたくしは諦めません。

かの大戦士、霊鳥の射手が奮戦しているというのに――

わたくしひとりが先に己の命運を断つなどと!恥を知りなさい!

「……陛下。畏れなから申し上げます。

この指示こそ――

大戦士ジェガルに含められたものなのです。」

「なっ――!?そんな、何かの間違いです!

あの者が、希望を捨て、逃げる道を用意しておくなど――!」

「――古のルーンよ。我らか主、女王アセトの、肉体と魂をわかち――

情、記憶、その供物と引き換えに、決して違まぬ剣を与えよ――」

「間違いです!嘘だと言って!あの者が――

――ジェガルが、こんな――!」


…………

………



――陛下一!!!


…………ハァ、ハァ…………!

――クソッ……!


陛下…………


どうして俺が戻るのを、

お待ちくださらなかったのですか――!?




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思い出3



――占い師の国を滅亡させた黒幕――

その手がかりをたぐり、ジェガルはとある島にやって来ていた――



――この辺りで、情報提供者が待っているはずだが……?


…………


――眼帯をした男は、接触した一瞬、

ジェガルに一枚の紙を渡していた――


――これは――


 ***


「先生。

「?はて……?

「さっきの講義について、貿問があるんですが?

「ん……?なんじゃ……?

「古代ミスル王国を攻め滅ぼし、<予見のルーン>で健国されたあの国は――

どうして滅亡したんですか?

未来が視えたのに――どうして?


誰に口止めされていても――

大丈夫ですよ。ここには私しかいませんから。


「それは……

<予見のルーン>は、代々の女王にしか扱えなかったため……

「――と、いうのが通説ですが、本当は?

「……これは、わし以外、誰も知らぬ研究で導いた答えじゃか……

……すり変えられていたのじゃ。<予見のルーン>は、ただの<伝声のルーン>に……

「……誰の手によって?

「それを行い、国を滅ぼして得をする連中はあいつらしかおるまい……

……<闇>じゃよ……


……やはりな……


「<予見のルーン>で国を迷走させ、近隣諸国は戦乱に飲み込まれた……

かえってミスルの城だけが、姿を保っているとは、なんとも皮肉よの……

「…………

「……おぬしは……?

…………?


「……なんということだ……!」




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思い出4



「…………

「――そなたは――

なぜいつも、わたくしのそばに?

「……誇りのため。

「わたくしのそばにいることが、誇り?

「……それを最も感じられます。

「なら、もっと近寄ったら?

「――!

お戯れを――

――おやめください、陛下――

どうか……!

役目さえあれば、俺は……陛下を護る、という――

「…………――そう。

――世継ぎを、求めねばなりません。

「…………

「我が国は女系の一族。

他国より貴族の若者を、しばらく、家臣として用います。

その中から一名、選びます。

――ジェガル。

「――は。

「子が男なら、おまえのような戦士に。

「……は。

「女子なら……

わたくしのように仕えてくれますか――?

「――誓います。

このジェガル、身命を賭して――

――全ては――――陛下のために――

「――わたくしには、羽がありません。家臣たちにも。

「…………

「空は――どんな気持ちかしら――?

「……恐ろしいところです。

「そう?

「空の自由を知ると、二度と――

地上に戻る気がなくなってしまいます――

「……あら、度胸のないこと。

「――お許しください、陛下。

臆病な、この俺を――」


…………

………


「……そうだ……

何が誇りだ……


――俺は――

――臆病なだけだ――」



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思い出5



「――あなたが霊鳥の射手、ジェガル様ですね?

「……そうだ。

「お初にお目にかかります。新たにアセト様の臣下にしていただいた――

――と申します。


 ――そいつを初めて見たとき、羽がざわつくのを覚えた。

 しかしそれは――

 己の中の、醜い嫉妬だろうと――封じ込めていた――


「……励めよ。働き次第では、時期国王となろう。

「何をおっしゃいます。この国はアセト女王様のものであらせられます。

男の身では、どのような方法であろうと、この国の長にはなれません――

――ヨ、ねェ――?」

「……?


 その男はすぐに頭角を現した。

 国民は――湧いた。

 これで、アセト女王に、ご世継きが出末ると――


 ――その矢先の、魔獣の襲撃だった!


「なぜだ!<防備の秘術>をかけていたはずの森が、なぜこうも容易く突破される!」


「――ナメるなっ!雑魚どもがっ!

俺の名はジェガル!ここは通さぬ!

貴様らの汚らわしい指など――

一本足りとて、陛下には触れさせぬわっ!」


 ――どのみちホロぶ国で――

 なァ~にをムキになっちゃってるんですカぁ~?


「いまの……声は……!


――ジェガルが、こんな――!


――これで、陛下だけは、永エン、にィ……!


――ギャハハハハ!


…………

………


おおおおお!!

ジェガルさん、どうしたんですか……?

……ここは……?

アンタ、最近色んなとこ飛び回ってるけど……

少しは休みなよ……?

俺は――

俺は――失ってしかいない!!

何のための翼だ!俺は、いつも――その場にいない!

守りたいものの、そばにすらいられない!

知らぬ間に失い、そして――!

――現在においても……元凶を知り得たところで、

そこへ行くことすら叶わない――!

いや違う……!

俺は、自分から、守るべき者を通ざけたのだ……!

ジェガルさん……

何が霊鳥……何が戦士だ!

俺は――ただの臆病者だ――

―人では、空も飛べない――


…………



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思い出6 (友情覚醒)



これは――!?


「――視えます。

遠い未来の、あなたが――」

「<予見のルーン>は……?

「あれはわたくしの力を引き出しているだけ。

なくともたまに、視えるのよ。

あなたは――探しています――

「何を……?

「<誰を>かもしれません。あるいはもっと――

<誇り>、であったり――

――あなたは、苦しんでいます。

「…………

困難など恐れはしません。

「――いいえ。恐れ、頼ってください。

「……?

「独りで飛べる空は――

――低いのですよ――

「そのようなことはありません。

この霊鳥の末裔ジェガル、

単身であろうと、太陽の元まででも飛び上がって見せましよう。

「ふふふ、頼もしいこと……ですが、覚えておくのです。

空を低く感じたら、誰かと共に、飛ぶのですよ――」


…………

………


――そうか――

ジェガルさん……?

何か、わかったんですか……?

予言の時が来たようだ。

え?

俺の翼で飛べる空など、たかが知れている――

え、じゃあ、どうする――

きゃあっ!?


――気づくと、黒く染まった流線型の飛空挺が、飛行島の上空に浮かんでいる!


なによ、この飛行艇!?

戦士たちの船だ。

せんしたちのふね?

―人だけではないのさ。

この世界の真実を追い、<闇>を憎む戦士はな。

あれ、それならアタシたちだって……

ああ、だが、敵は強大だ。

正面から挑むだけでは崩れはしないだろう。

だから――必要なのだ。

俺たちのような、夜に溶ける実行部隊かな――


――ハッ!


ジェガルは黒色の飛行艇へと飛び去って行った。


ジェガルさん……

……体動かしてたほーがいいのよ、ジェガルは。

案外気にしぃなんだから。



「――会うのは初めてだったか?

こいつは知ってるだろ?



まあ、これからよろしくな。

――オレに張って、損したヤツはいねえぜ?」


「ふん、そう願いたいものだな。」




――戦ってゆく先に、きっと――

待っていてください――


――陛下――



予言の戦士





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その他




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画像説明
ジェガル・クォン CV:子安武人
鋭い眼差しをした鳥の獣人。
磨き上げてきた弓の技に絶対の自信を持つ。
ジェガル・クォン
人間の姿に化けている鳥人。
占い師の国が滅んだ原因を調査している。



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