【プロフィール】心眼の闇気功師 ロウ
プロフィール
誕生日:9/6
趣味:卓球
好きなもの:白米 飲茶
苦手なもの:チョコレート お酒
エピソード
"笑止。"
千年続く流派に属する気功師。
視覚に頼らず気で相手の動きを読む修行のため、
鉢巻で視界を封じている。
だが、ロウにとっては視界を封じられても
常時と変わらぬ動きを見せていたため、
"心眼"の異名を持っていた。
彼の生家は非常に貧しく、
その日暮らしもままならないほどだった。
物心ついたばかりのロウも、
家計を支えるために働いていたが
厳しい生活には変わりなく、ロウが10歳の時、
ついに両親から捨てられてしまう。
当てもなく歩き続け、飢えにより倒れた所を
通りがかった気功師に拾われ、
ラウの一門に入ることとなった。
一門に入ってから、ラウ師範の指導の元、
気功術の修行に励んだロウだったが、
気功のことを全く知らないロウにとっては
日々の稽古についていくことすら精一杯だった。
その上、ラウ師範には事あるごとに
両親に捨てられたことを言われ、
ロウの心は傷つけられていた。
そこまで性格が明るくなく
門下生の輪になじめなかったロウを救ったのは
同じ時期に一門に入ったルウだった。
二人の出会いは、
一門の顔として忙しいルウの稽古相手を
居残り練習も兼ねて
ロウが務めたことがきっかけだった。
ロウ自身、ルウに対しては
天才と皆に褒め称えられながらも
その立場に甘えること無く努力を続ける姿に
感銘を受け、いい刺激となっていた。
ルウとの稽古を通して切磋琢磨した結果、
ロウの気功術の実力も劇的にあがっていき、
数年後には周囲の門下生に一目置かれる程の
実力を身に着けていった。
また二人きりのときだけは、
ルウも一門の顔という立場を忘れ
年相応の少女らしい表情を見せてくれた。
ルウが見せてくれる笑顔に
徐々に惹かれるようになり、
いつしかロウにとってルウは
かけがえのない存在となっていった。
ロウは自分自身も一門の顔と呼ばれるような
実力を身に着けるほど成長し、
ルウと共に一門を守り立てるため
さらなる努力を誓うのであった。
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