【プロフィール】安楽椅子探偵 トモコ
プロフィール
誕生日:??/??
趣味:推理 体調管理
好きなもの:ささみ しば漬け
苦手なもの:人 数式
エピソード
"誰がババアだッ!"
明晰な思考と柔軟な発想力を持つ
名探偵を自称する女性。
幼い頃からトモコは
不思議な光景を見ることが多かった。
自分の今いる場所とは全く異なる場所にいて、
その場で起こる様々な出来事が
まるで自分が体験しているかのように
脳裏に映っては消えていった。
色んな光景を見ることは
子どものトモコにとっては面白くもあり
時々見える光景を楽しむこともあった。
だが、小学校に入る頃になると
それらの光景は
自分以外には見えていない光景だと
徐々に理解するようになった。
そして母親に相談した時、
"見えることを他の人に話すな"と言われてしまい、
トモコは自分が見えてはいけないモノが
見えていると自覚した。
深く傷ついてしまったトモコは、
それ以来、自分だけが見える様々な光景を
あまり意識しないように努めるために
本を多く読むようになった。
彼女にとって本から得られる知識は
"普通の人"たちとの隙間を埋めるために
必要な情報が詰まっていたのだ。
数あるジャンルの本の中で
トモコが特に気に入ったのが推理小説だった。
断片的に与えられる情報から
真実を見抜くため思考を働かせても、
いつも想像できないようなトリックが使われる。
そんな推理小説や、
巧みな思考と抜群の想像力で
事件を解決していく"名探偵"の魅力に
彼女はどんどん囚われていった。
念願の探偵になった後も
推理小説は多く読んでおり、
夜寝る前に布団の中で
読書をするのが日課だった。
だが、知識と経験から想定される犯人やトリックが
無数に頭に思い浮かんでしまい、
結局最後まで読まないと犯人が分からず
よく夜更かしをしてしまっていた。