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【黒ウィズ】ドルキマスⅢ Story

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作成者: にゃん
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2017/09/30






プロローグ



 大空戦の繰り広げられる異界に飛ばされてしまった君とウィズは、ディートリヒ・ベルクという空軍元帥に出会う。

大陸ではイグノビリウムという古代魔法文明時代に封印された謎の存在が蘇り、大陸のほぼ全域を支配していた。

そして魔法を使えたキミは、ディートリヒに脅されて、無理やりその戦争に参加させられたにゃ。

 脅されたなんて……誰かに聞かれたらマズいよ、と君はウィズを叱る。

けど戦いは、私たちの活躍とディートリヒの采配によって勝利したにゃ。誇っていいにゃ。

でも、喜びもつかの間。私たちは、気がついたら同じ世界の過去の時代に飛ばされていたにゃ。

なぜ過去に飛ばされたのか、私たちにもわからないにゃ。

過去に飛ばされたときはびっくりした。最初は投獄されたりしたしね、と君は言う。

未来で会っているはずなのに過去で再びディートリヒたちに出会うなんて、変な感しだったにゃ。

 過去に飛ばされたおかげで君たちは、イグノビリウムという脅威が。

近いうちに、この大陸に押し寄せることをディートリヒに警告することができた。

未来を知っている私たちは、イグノビリウムのおそろしさをたっぷりと語って聞かせたにゃ。

それが、未来からきた私たちの務めだと思ったにゃ。

ディートリヒたちに未来を教えることが、いいことだったのかどうかは、わからないけどにゃ……。

 それはこれからわかるよ、と君は言う。

そしてイグノビリウム襲来の日が近づいている。君たちは、来たるべき日のための準備に奔走していた。

だが、ドルキマス軍を率いるはずのディートリヒは……。


国家への反逆者として、ドルキマス国の司法局によって自由を奪われていた。





ドルキマスⅢ





ドルキマス国は、混乱のただ中にあった。

先王グスタフ・ハイリヒベルクは、摘疑心の強い男であり、なおかつ怠惰で利己的な男だった。

それでいて虚栄心だけは、他の王たちと同等か、それ以上に持ち合わせていた。


先王グスタフに対する評価を、いまさらここで論じるつもりはない。

先王の評価はのちの世の歴史家なり、学者なりが決めればいいことだ。もちろん、私の行いの“是非”もな。

wそれでは問うが、先の反乱において貴君の行いにはなにも過ちがなく、判断は後の世の人間が決めてくれると主張するつもりかね?

私は軍人である。政治家ではない。戦場での行いを弁解するつもりも、ことさら正当化するつもりもない。

先王は、私を元帥に任じたあと、《ドルキマス国に仇となる破落戸(ならずもの)を討伐せよ》との命令を出された。

 空軍元帥となったディートリヒに先王グスタフは(作戦裁量の自由)と(交戦権の自由)という、ふたつの巨大な権限を与えた。

要約すると、空軍の全権を掌握したディートリヒに、空軍の全艦艇に命令を下す権利と――

他国への侵略や、敵侵略時の防徽戦を自由に行ってよいという法外な権利を与えたのだ。

中世の考え方に染まっていた先王グスタフは――

古代シュネー帝国の英雄《キルシュネライト》と同じ役割をディートリヒに担わせたかったのかもしれない。

私は、ドルキマス国を一番窮地に追いやっているのは、先王グスタフであると判断した。

私に与えられた権限と元帥としての立場を勘案し、最も討たなければいけない敵は、王都にいると判断し、軍を導いた。

wどう言い繕っても、貴君のなさったことは反乱である。ご自省なされい。

たしか、ドルキマスの法律では、反乱を起こす準備をしたものは、反乱準備罪で死罪。そして、反乱を起こしたその首謀者もまた死罪であったな?

wそのとおりだ。

 では、なぜいますぐ死罪にしないのだと、ディートリヒは孤独な参考人席から、無言の圧力を送っている。

居並ぶ審問委員たちは、その視線を受けて、反発するもの、眼力に押されて目を逸らすものさまざまだった。

ユリウスたち審問委員は、正直なところ困惑していた。

普通、反乱を企図し、それを達成したものは、国権を掌握し、司法権も手中に収めるものである。

だが、ディートリヒは反乱を成功させたはいいが、先王に変わって王位に就くわけでもなく。

かといって、軍権以外の権力に手を伸ばそうとするわけでもない。

なにがしたいのか、ユリウスたちには、まったくわからない。ゆえに困惑するほかなかったのである。

最大の問題は、反乱の最中に先王グスタフが、謎の死を遂げたことだ。

あの反乱の裏には、ディートリヒとグスタフの血の繋がり、そして母親を無残にも死なせた《父》への復讐という因果があるのだが――

その真相を知るものは、ほとんどいない。

(艦隊の指揮を執っていたベルクが、先王の死に際して、側にいたとは考えられぬ

なにより第1王子アルトゥール殿下が、ディートリヒ・ベルクは下手人ではないと仰っておられる……)

不思議なことに、アルトゥールは先王の死因について言葉少なげだった。

それだけでなく、終始ディートリヒをかばっているのである。

それもまたユリウスには、不可解なことであった。

wベルク参考人。軍権はいまでも貴君が握っている。許しがたいことだが、国民の多数も……そなたの反乱を支持しておる。

巷の共和主義者どもは、これを機に貴君を旗頭に立てて王制を打倒しようと息巻いておるらしい。

元帥閣下。貴君はこの先、国をどうしたいのだ? それをお聞きしたい。

元帥では飽き足らず、国の執政にまで上り詰めたいのか。それともみずから、王にでもなるつもりかね?

冗談を。私はー介の軍人にすぎない。昔から、政治にはとんと感心がなくてね。

私が求めているのは兵たちを指揮する適切な場と、軍人としての理想的な死に場所である。それ以上はなにも求めん。

 この審問会で筆記官を務めていた役人のひとりが、のちに語ったところによると。

ディートリヒは審問会の間、終始穏やかに話し、一度も声を荒げることはなかったという。

このような審問会など茶番にすぎない。無用な政治ショーだと誰もが思っていた。

しかし、審問会が開催されている間、ディートリヒの身柄は拘束され。

ドルキマス司法局の監視下に置かれているのは、厳然たる事実だった。


 ***


イグノビリウム復活の日が、近づいてきたにゃ。でも、肝心のディートリヒは、身柄を拘束されたままにゃ。

 時間を遡る前の君とウィズは、ドルキマス軍に協力して、イグノビリウムと戦った。

そして、再びイグノビリウム復活の日が、刻一刻と近づいていた。 

悲劇を回避するには、こちらから先手を打つしかないのだが――

肝心のディートリヒがいない。

ドルキマス司法局が、彼を連れて行ったまま、1月以上経過しているが、なんの音沙汰もないのだ。

もしイグノビリウムの侵攻に間に合わなかったら、私たちはなんのために時間を遡ったのか、わからないにゃ!

あ、あそこにいるのはローヴィにゃ!?ローヴィに聞けばなにかわかるはずにゃ!

 なんと偶然にも君たちは、王庁舎の近くでローヴィを発見した。

ローヴィはディートリヒの副官だ。彼女に相談すれば打開策が見つかるはず。


私に、元帥閣下の居場所などわかるはずもない。申し訳ありませんが、お力にはなれません。

でも、ローヴィはずっとディートリヒとー緒にいたにゃ? いまも部下のはずにゃ。

私はもう元帥閣下の副官ではありません。

そんな!?

いまは突撃隊の中隊長に任じられております。

もとより、軍人の家系に生まれた身。前線で敵と直接矛を交えるのは、願ってもないこと。

 前線でって……。でも、次に戦うのは――

ドルキマス軍が、どの敵と戦うのかを決めるのは、元帥閣下にお任せします。

私は、ドルキマス国と国民のために死力を尽くすだけです。

 君には理解できなかったが、それが軍人という職業を選んだローヴィの考え方なのだろう。

それを否定したり、止めたりする権利は、君にはもちろんない。

ローヴィは、訓練がはじまるのでと頭を下げてから、君たちの前から去っていった。


ローヴィに頼れないとなると困ったにゃ。他に頼れる人がいないか、探すしかないにゃ。



story1 連邦国に栄光あれ!



 大陸北方にある(グレッチャー連邦国)。

この国の領内には、年中雪が降り注ぎ、領土の半分は氷で覆われているという。過酷な環境に置かれている国だった。

厳しい国土条件ゆえに、産業的な発展には恵まれなかったが。

厳しい自然に耐え抜いているこの国の兵たちの精強さは、大陸中に響き渡っていた。

そしてこのグレッチャー連邦国には、かつて地上に栄えていた古代魔法文明時代の遺跡が、いたるところに残っていた。


その日は、唐突に訪れた。

1万年もの長きにわたって、地底に封じられていたイグノビリウムが、突如目覚めたのである。

彼らは遺跡の深部から、続々と地上に湧き出てきた。

まず最初にそれを発見したのは、地元の漁師たちだった。

異形の存在が、1万年以上氷付けになっている遺跡から突然現れたのである。

瞬く間に連邦全域に驚愕と恐怖が覆い被さった。

最初は数体程度だったイグノビリウムは、あっという間に数を増やし……。

グレッチャー連邦国軍より派遣された先遣隊が到着した頃には、彼らはすでに、戦艦らしき形状の乗り物すら操っていた。

「なにを目的とした侵略かは知らんが、我ら連邦の誇りと独立精神は不屈である。

この戦いにおいて誰よりも先に血を流すのは、我らなり!グレッチャー連邦国に栄光あれ!」

 先遣隊の隊長は部下を報告に向かわせたのち、果敢にイグノビリウムの戦艦に立ち向かい戦死した。

これが、のちに(イグノビリウム戦役)と呼ばれるこの戦いの最初の戦死者だった。


 ***


 ドルキマス国境。

ボーディス傭兵連隊の連隊長であるフェリクス・シェーファーは――

イグノビリウムという謎の存在が、大陸各地に出現したという報を受けると同時に。

各国でイグノビリウムと人間たちの衝突が起きているという報告をいち早く部下から受けとっていた。



元帥閣下の仰るとおりに事態が推移している。あのお方には、未来を見通す力でもあるのかねえ。

それとも、未来を運んできたものがいるのだろうか?

 フェリクスの頭には、あのルヴァルという志願兵だった男と、黒猫を連れた魔道士の姿が同時に思い浮かんでいた。

戦いに利用できるものは、たとえ敵でも利用する……か。あの人らしい哲学だな。なら、俺もあやからせてもらおうかね。

 フェリクスは、ボーディス連隊に所属する麾下(きか)の兵たちに告げる。(将軍直属の兵。)

まずは、訓練が無駄にならずにすんでよかったと思え。俺たちは、この日が来ることを見越して、準備を怠らなかった。

きっとボーディスの傭兵たちの名は、この戦いで世界中に響き渡ることになるだろう。

(もし死んでも、せめて名前ぐらいは残しておかないとな。ボーディスにいる兄や父上に恥をかかせたくないもんな)

俺たちには、この日のために開発した新兵器とやらがある。まずは、俺たちの手で試させてもらおうぜ!


 ***


 イグノビリウムが目覚める日の到来を予見していたのは、未来から来たと主張する黒猫を連れた魔法使いと――

この日が来るのを見越して、天上より先んじて降臨していた、ルヴァルだけだった。


黒猫の魔法使いのお陰で、奴らが目覚める正確な日が判明した。

お陰で、我々はなんの躊躇もなく、準備を整えることができた。

 レベッカ・アーレント開発官の指揮によって、新兵器の開発。防衛戦の構築。魔道艇発掘。艦の調査。

さらには、先んじて遺跡からイグノビリウムの個体を掘り起しての生態の解明。それすら、ドルキマス軍は終わらせていたのである。


 ***


古代魔法文明の遺跡付近で発掘された、この《クラール(聖なる石)》が、対イグノビリウム兵器のエネルギー源になるわ。

いまのうちにじゃんじゃん採掘しちゃいましょう。

価値がわからない人には、単なる石ころにすぎないでしょうし、遠慮することはないわ。


だからってよぉ、こき使いすぎだろ!?俺たちは炭鉱堀りに転職したつもりは、ないんだけどなぁ!

……まったくだ。


 ***


村人の避難、完了しました。

イグノビリウムの襲来が予想できたおかげで地上の人間たちへの被害も最小限に収まりそうです。

ただ……戦争で荒れ果てた地域を元に戻すのは、時間がかかりそうですが。

ごくろうだった。すぐにファーブラの全員を集めてくれ。これより、旧ガライド連合王国領へ出発する。

これから戦と聞きました。できれば、人間たちの側で戦いたいのですが。

我々には、戦うよりも重い使命がある。それは、イグノビリウムを目覚めさせた元凶を見つけ出すことだ。


 ***


 フェルゼン王国国境付近の空を、奇妙な艦鰹がたった1隻で飛行していた。

船首から艦尾まですべてが、黒で覆われている不気味な艦。どこかの軍艦の旗を掲げているわけでもなく、民間の商業船でもない。

それは、地上にあるどの艦種にも属さない特殊艦――《魔道艇》と呼ばれる艦のひとつだった。


???

w……聞こえてくる。地底から這い出るものたちのうめき声が。


 黒い魔道艇の持ち主。その男の名前はジーク・クレーエ

空軍、商人たちの間では、空賊(ナハト・クレーエ)と呼ばれることもある。

あるものは、ナハト・クレーエの名に恐れを抱き、あるものはナハト・クレーエの名前に希望を見いだしていた。

神出鬼没の空賊ナハト・クレーエ。その実体は、まだ大多数のものたちにとって謎だらけである。


K相棒。少し、休んだらどうだ?今日はもう、仕事もねえしよ。

休みたいが……。俺が休むと、この艦が落ちる。

Gそれより、外を見るでゲビス。ゆっくり休める状況でもなくなってきそうでゲビス。

 船艇の外。分厚い雲が垂れ込める、違い北の空に無数の異物が浮かんでいるのが見えた。

軍船のー団にしては、その艦影と数が異常だった。

落ちていくのは、グレッチャー連邦国の軍船だ。そうか。あの国は、もう呑まれたか。

 蒼天に吸い込まれる爆轟と勇者たちの嘆きがジークには、しっかりと届いていた。

そういったものを特別に聞き取ることができる特殊な力を有しているのだ。

Kこんなに遠いのによく見えるな?俺にはなにも見えねえぜ。

 グレッチャー連邦は、大陸最北の広大な領土を支配する超大国である。

抱える兵士数は100万を超え、所有している軍船は、1000を下らないといわれている。

その軍事大国が、増殖するイグノビリウムの猛攻に耐えられず、あっけなく壊滅した――

それは、この大陸の人間たちにとって信じがたい出来事だった。

K……やばいことになってきたな。これじゃあ“仕事”どころじゃなさそうだぜ。どうする相棒?

イグノビリウムは、古代魔法文明の生き残り……。奴らを蘇らせたものが、いるようないないような気がする。

Gどっちでゲビス?

Kようするに俺たちで、元凶を探そうっていうのか?

追っていくうちに俺が殺すべき相手と出会う……。そんな予感がする……。

K不気味な予感だな。面倒ことは勘弁だぜ?

 漆黒の鴉――ジークという男は、深い悲哀を宿した瞳を静かに閉じる。

耳に届くのは、撃墜されていく軍艦の軋みと絶望に満ちた断末魔のみであった。 




next





登場人物


ドルキマス軍
元帥 ディートリヒ・ベルク
開発官 レベッカ・アーレント
イグノビリウムの生態の解明・新兵器開発に成功
突撃艦隊 クラリア・シャルルリエ
第三艦隊司令官
ヴィラム・オルゲン
ホラーツ・アイスラー
第二艦隊司令官
鉄壁提督 エルンスト・バルフェット
突撃部隊 ローヴィ・フロイセ
第七突撃中隊 指揮官・元帥の元副官
第一王子 アルトゥール・ハイリヒベルク
ユリウス・ヒルベルト
傭兵 フェリクス・シェーファー
竜騎軍 ライサ
ウォレアル竜騎軍
竜騎軍 キャナル
ルヴァル
プルミエ
連合軍
皇女 メヒティルト
フェルゼン皇女
ゲルトルーデ・リプヒム
ガライド軍
アクロイス・リンデ
ガライド軍
空賊(ナハト・クレーエ)
ジーク・クレーエ
クレーエ族の生き残り
カルステン
ハルトゲビス
ドルキマス開発官アーレントに作製された機械兵器。
ナディ
元ドルキマスの軍楽隊所属 軍楽隊員。
ペティナ
その他
先王グスタフ・ハイリヒベルク
ブルーノ・シャルルリエ
ドルキマス軍 戦死
総魔元帥 ゴドフリード

グラール石 魔力と同等のエネルギーを生み出せる特殊鉱石。




















ガチャ
軍人としての意義のある死を賜ることだ。
一兵卒の勇気ある死には元帥といえど敬服せざるを得ん。
……さて、私はどこで死ぬべきかな。
殺された一族の復讐のために生きている。
煉獄に送り届けたい奴らがいるから、連中をのさばらせては置けない。
ローヴィ・フロイセ大尉です。第七突撃中隊を指揮しております。
……好きな色ですか?そんな事聞いてどうするのですか?
傭兵には傭兵の生き様がある。
契約したとはいえボーディスの魂まで売ったつもりはねェからな。
「第三艦隊の創設者はベルク元帥だ。そしてその次の司令官は私の父だそうだ。」
「お父上は常に冷静で何事にも動じないお方でした。――少し見習っては?」
「うるさい!!」
「我らウォレアルの竜騎軍。大陸の空を制するのはドルキマスじゃない、私たちよ。」
「ライサさん。誰かに聞かれたらまずいですよ。」
「大陸の歴史は人間たちが決める。我らファーブラはそれを見守り、管理するのが勤めだ。」
「私たちの行い、それがすなわち『天の意志』となる。……難しいですね。」




 プロローグ

 連邦国に栄光あれ!

 陽光照らす軍旗(初級)

 突撃兵の本領

 フェルゼン上空戦(中級)

 黒い鴉

 浮かぶ鉄の塊

 ヴェルカン公国の機動戦(上級)

 許されざる蛮行

 鉄機要塞へ

 要塞防衛戦(封魔級)

 ドルキマス空軍

 ホラーツ提督の決断(絶級)

 元帥の奏上

 空前のドルキマス軍(覇級)

 屍の上に

 傷ついた翼

 王座にふさわしきもの




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