【白猫】ダークラグナロク Story4
2019/07/14
story
貴様ァアアア!
このクソ野郎がぁああ!!
威勢はよろしいですなぁ。<&%$■*×!…………>
ぐああああ!!
ジャッキー!
タイカン軍の副官よ。その命、貰い受けましょう。
っ――!
<>
ケンセイ様が倒れられた今、リーラン様しかいないのです。どうかタイカンを……
ゴウケツ!!
命を賭しても、足りませんなあ。
貴様が決めるな!!
<■*×&○!?>
ノンノン。この技の本来の威力はこうです。<■*×&○!?>
ぐああああ!!
ネロ様!!
あ、後ろ、危ないですよ。
!うわああああ!!
みんな……!
みんなを助けないと……!
おっと、みなさんの相手はこちらですよ……<&%$O●*×!…………>
おいでなさい。わたくしの持つ最強の駒よ……
l会いたかったぞ、闇の王子よ。
ワシはレイザード!スキアーズの小倅が!!殺してくれる!!
さて……
……っ。
そろそろ死にますか、あなた。
いや……いや……!
ダメです♪死んでください♪
<>
!
久しいな、モルデウス。オレを覚えているか。
……当然ですとも、ヴァイス様。わたくしが唯一、殺り損ねたのはあなた様のみ……
失礼ですが、そこをどいてくれますか?その小娘を殺したいのですが……
断る。
セレナには指一本触れさせん!
そんなこといってヴァイス様。あなた、わたくしに勝てますか?
黒の王国時代の再現、とでも言いたいか?
イエス。今度は逃しませんがね。オホホホホ!!
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光よ!!!
lやはりその太刀筋ヴァルアスと同じ……!
!
lならばワシには勝てん!!
あなたは、何者ですか?
l邪魔しなければ女は斬らん。
なんで狙うのよ!主人公ばっかり!
lワシにも、闇の王の後継者に推薦した者がおってな。名をアデルという。
!
lとは言え名を貸しただけ。話したこともロクにないが……
闇への忠誠。その一点のみがワシとヤツの通ずるところ。ゆえにヤツが仕損じた仕事を引き継いでやろうと思うてな。
ここに貴様の墓穴を掘ってやろう。
主人公!!そんな……!
さぁ、みなさん。お捕まえになってェ!
遅い!!
<■*×&○!>
!
ダブルでどーぞ!
<>
ハァッ!
ハイ盾カモーン。
!
いけませんよ。後ろを疎かにしたら。
!ぐあ……!
もうー回!
ぐああ!!!
はい、アンコール!
ぐあああああああ!!
オホホホホ!!やはりあなたでは、無理ですよ。
く……そ……
レイザードさん見てください!この壮観な景色!闇に屈した家畜どもの姿を!!
みなさん、戦闘不能!チェックメイトです!どんどんぱふぱふぱふー!
lモルデウス様、まだです。
!
<*×○■!&%S…………>
そう言えば残ってましたね。胡散臭い魔女が、ひとり。
これ以上、あなたの好きにはさせません!
story
lムンッ――!!!
くっ――!
<&%$○■*×!…………>
<*×○■!&%$…………>
2対1なんて卑怯よ!
戦争に卑怯もクソもありません!死人に口なし!勝てばいいのです!<■*×&○!>
っ――!
<慈愛>の檻よ……!7
<>
…………
目障りですなぁ……光の魔女よ。これは闇の戦い、手を引いてくれませんか?
……できません。あなたこそなぜそこまで?
闇の王はあなたが忠誠を示そうと、見向きもしないでしょう。
知っておりますとも。そもそもすべて、わたくしが好きでしていること。闇の王は関与しておりません。
!
闇の王とは至高なる存在!俗世の些事など知る必要もありません。それはわたくしの役目。
どういう意味ですか。
はい!闇の王がこの俗世をご観覧する必要はありません。拝謁の栄誉に預かるは、闇に忠誠を誓う者のみで十分。
闇の王にはあなたがたごときのために、一片の労力すら使っていただきたくないのです!
この世界の全ての家畜を皆殺しに!真なる黒の王国の再建を!!
狂信者……いま、わかりました。この波蝕の島で倒すべきは、闇の王ではない――
あなたです。あなただけはこの島から、出してはいけない……
オホホホホホ!!!できますかな?光の届かぬこの島で、あなたに?
ひとりではない……
気は凍てつき闇に墜ち、腐敗せし水は停滞する。闇は我が生命を蝕み、終焉を祀る水滅の槍を顕現する――
<■×!&○■■×!>
ネロさん……!
今の……うちだ……!全軍、撤退す、る……
ネロ様……!
動ける者は負傷者を運べ……殿は、私が……
……っ。
私も手伝います。力をあわせてこの場を切り抜けましょう。
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l逃がしてよろしかったのですか、モルデウス様。
構いません。腐っても光の魔女。ことを焦っては仕損じますよ。
lハッ……
レイザード卿。後継者どもと魔女の駆逐は、メインディッシュです。
前菜はもういらないので、ゴミ箱に捨てるとしましょうか。
l……仰せのままに。
…………
……
はぁ……はぁ……!
帝国軍人よ!決して屈するな!
我らはまだ……戦える……!諦めるな……!
敵の主力と覇王ケンセイが戦っている……!
勝利の報告を信じるのだ……!
lいやはや度し難いほど、滑稽だな。
……何者だ。
l死んだぞ、覇王ケンセイは。
そしてウヌらもここで死ぬ。
損耗率78パーセント……これ以上の戦闘は……
まだだ。耐えろ……
今も後継者たちが敵本陣で奮闘している。私たちが諦めてどうする!
なんだ……こいつは……
敵の援軍……
!ならばタイカン軍は……
ご理解が早くて助かります。レッツ虐殺でーす!
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本陣まで、戻ってきたわね……
そうみたい、だね……っ……!
はぁはぁはぁ……
アイリス……無茶しすぎだよ……!
……わかってる。でも……あの闇の狂信者を、何とかしないと……
……その通りだ。
ふたりとも!そんな体で動いちゃだめよ!少し、休まないと……
アイリスに言ってやれ。オレたちより、よっぽどひどいぞ。
……っ。
!
<主人公はアイリスを抱きとめる――>
今度は私が、あなたを支える……か、ら……
だから……きっと……
アイリスは奥で休ませる。ジャッキーとリーランもだ。
ヴァイス、主人公、私と共に帝国と連邦の救援に向かうぞ。
……命を削って力を使っているな、ネロ。
……だからなんだ?
止めはしない。だがお前の意思を無駄にしたくない。
――だから、セレナ。
!……ごめん、なさしい。
いつまでそうやって、怯えてるつもりだ!
甘えるな!立ち上がれ!!
ごめんなさい……あたしの、せいで……ごめんなさい……
ごめんなさい……
オレはモルデウスに敗北した。だから後継者の座を下りた。
ヤツは後継者を殺して回っていた。オレは惨めに逃げることしか、できなかった。
モルデウスとの決着をつけずにお前とこの時代に来たのは、ヤツと戦っても殺されると思ったからだ
だがな、この時代に来たおかげでなぜ負けたのか、向き合えるようになったんだ。
お前がいたからだ、セレナ。
お前はいつも立ち向かっていた。己の弱さに。だから……オレは……!
…………
ヴァイス、やめろ。
……オレは行くぞ。
……戦える者たちよ!私たちと来い!!まだだ!まだ終わっていない!
(この戦争、必ず勝つ……
そのためならこの命、喜んでくれてやる。)
……急ぐぞ。帝国、連邦ともにかなり押し込まれている。
……ネロ。
もうオレたちに余力はない。
……策はあるのか。
……虚無のルーンを使う。
!
アイリスの言う通りだ。ヤツをこの島の外に出してはならない。
……レイザードとモルデウスを、今から指示する場所に誘導しろ。
あとは、私かやる。
……死ぬ気か、ネロ?
……それしかない。
それが、策だと……?
私の使命は後継者を守り、闇の王を倒すことだ。
……頼む。力を貸してくれ。
……セレナはどうする?あのまま置いていっていいのか?
お前までいなくなったら……!
モルデウスを止めることができなければ、この世界はどうなる?
!
……これしか方法はない。
story
はぁ、はぁ……!
……ぜぇ……ぜぇ……
l脆い…… !
くっ――!ぬおおおお!!
lウヌがひとりで……!
何ができる……!
がは……!
将軍……!!!
l…………
言い残す言葉はあるか?
ない……!死ぬつもりもな……!
l結構……!
させん!!
l後継者……
動けるか、将軍。
ふん、動けぬとでも……?
ルーンを使う。
闇の兵たちは気にするな。とにかくこいつだけを、前に押し込む。
……協力してくれ。
人使いの荒い……!我は帝国の将軍だぞ……
ああ、知ってるよ。
帝国兵よ……!すべての力を出し切れ!後継者を……援護せよ!
しくじるなよ、小僧……
ああ……
ふふふのふーん!
ぐああああ!!
……将……軍!
死なない程度に焼いたので!生きてます、みなさまの将軍!
後継者様……
ルーンを……了解した……
何のご相談ですか?お亡くなりになる順番なら、わたくしが決めてますよ?
連邦兵……!ルーンジェネレーター全開!
後継者殿を援護する……!
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クエー!!
ハァッ……!!
l……ふん。押すことが目的か。
はぁ……はぁ……!
ぜぇ……ぜぇ……!
ルーンブラスター!撃て!
羽虫がぶんぶん、頑張りますねえ。
ぜぇ……ぜぇ……!
エネルギー残りわずか……間もなくスーツの機能が停止します……
我が兵よ!突撃せよ!
lなるほど。我らをひとつの戦場に……
貴様たちを、ここで倒す。
こいつを使ってな。
!
気は、凍てつき……闇に墜ち、腐敗せし、水は……停滞する。闇は我が命を……蝕み、終焉を祀る水滅の槍を顕現する――
<■×!&○■■×!>
l自分ごと……!捨て身か……!
逃がさん……!
今だ……!全軍、撤退せよ!!
撤退する……!
急げ、巻き込まれるぞ!
ネロ……
これが、私の役目だ……!行け!!
<連合軍が遠ざかっていく……ネロは、その姿を見届け……>
虚無のルーンよ!!闇を吸う虚ろなる力を、解き放て!
虚ろなる力よ。闇に恭順せよ。<&%S#■*×!…………>
ルーンが……闇に……?
虚無の術式を作成したのは、わたくしです。
!
しかし虚無など欠陥品……闇の偉大さには劣るもの……
……貴様、何をした……
ネロ様、考えてください。<波蝕>の魔術は、どのように完成を?
これは我が一族と、魔術の祖たるお方が……
あなたのお家、お名前は?
アルカマル。
あなたの使う魔術は、わたくしのものとよく似ていますね?
セレナさんから、聞いてませんか?アマリア様が殺された時のこと。どうしてわたくし、すんなりとアマリア様の下まで行けたのでしょうね?
そんな……まさか……では、魔術の祖とは……
お気づきになられましたか?あなたの一族とともに、闇を倒そうと誓ったのは――
わたくしです。
……馬鹿な……
すべては闇の王に抗う愚か者を、一網打尽にするため……
あなた方を全員始末したら、次はこの世界に生きる者を、すべて闇に送りましょう。
…………
では、ここで見ていてください。あなたを信じてついて来た者たちを、皆殺しにします。
……頼む。やめてくれ……
ダメです♪