Gamerch
白黒wiki

【白猫】覇戦のレガリア Story3

最終更新日時 :
1人が閲覧中
最終更新者:にゃん


2019/06/27


目次


Story18 闇こそ森羅万象

Story19 祭りだ!

Story20 地の利はあちらに!

Story21 私が誰よりも

Story22 すべては圏谷にて

Story23 どうする?

Story24 勝利のために

Story25 攻めることこそ

Story26 蹴散らせ

Story27 覇道を歩め






TOP↑

story18 闇こそ森羅万象



急報! 味方右翼、押し込まれています!方陣、崩れました!

兄様!このままでは!

なぜ、右翼だけが……!

メイリン。ケンセイ様に伝令は?

出しました!

ありがとう。一刻でも早く到着してくれると、よいのですが……

将軍!このままでは右翼が崩壊します!

わかってます。ですが、動かしません。

策もなく動けぱ、敵の思うツボだ。

敵の軍師、なかなかできます……!


……

…………


主翼、押しています。

一刻も持たず、敵右翼は総崩れになるかと。

フハハハ!

我こそはシンラ!闇を奉る至高の軍師である!

……ライゴウ軍。貴様らの力、その程度か。

否! 否否否ッ! 闇、強しッ!

ケンセイを舐めるな。奴の率いる軍は精強だ。

確かに。ですが8万に4万の軍勢で、挑むのでは愚かすぎて……

フハハハハハ!!!!

…………

大王。敵将をずいぶんと信頼しているご様子。

……少なくとも、貴様よりはな。

これはこれは!ライゴウの王を、このわたくしめよりも?

貴様への信頼などあると思うか?憎悪と裏切り、闇に塗れた貴様など……

だが礼を言おう。

貴様のような存在がいるからこそ、我はこの道を進むと、覚悟を決めたのだ。

大王よ、恐怖で他者を支配し、人は一切信じず、そして法というルールのみで、人を縛る……

そんな素敵で正しいことは、ございません!!

このシンラが!大王の信に預かるライゴウの王を!……肉片に変えてみせましょう。

人間など死ねば肉塊! 私も肉塊!

フハハハハ!!!

人など家畜! 信じる必要なし!

真に求められるは<闇>!闇こそ、森羅万象!この世界の真理ッ!!!

…………

シンラよ。あえて言おう。

貴様のような下衆が、我が配下にいること、屈辱以外の何物でもない。

フハハハハ御意!




戦場は生きている

>冷静に戦場を見るんだ……!

そうすれば、活路が……!

TOP↑

story19 祭りだ!



急報! 自軍右翼、保ちませんッ!

兄様ッ!

……メイリン。慌ててはいけない。

焦りは判断を鈍らせる。窮地こそ、冷静に。それこそが最善の策。

……はい!

……読めました。敵の策、斜線陣です!

4万対8万。定石は数を活かした真っ向勝負。

だけどオード軍は片翼に主力を芦いたんだ。

それは、どうなるのですか?

横から兵力を削がれていく。

最後は正面と側面から攻め立てられて自軍は、壊滅する……

それが斜線陣。

……! ならば今すぐに策を!

そのつもりだよ。

敵の軍師は優秀だ。だけど、兵を駒としか見ていない。

ライゴウの兵は、駒じゃない。個の力を、見誤りましたね。

どういうことですか?

……メイリン。すぐに伝令を。猛虎騎兵をすべて右翼に。

何をするのですか?

敵の誘いに乗らないだけだよ。

正面から、力でねじ伏せる。



フッ……ハオの野郎。

いいだろう。猛虎騎兵の機動力と突破力、存分にフリフリしてやるぜ。

行くぞ! 野郎ども!!

ぴょんぴょん祭り、いきますか?

――それじゃ足りねえ。

ぴょんぴょんカーニバルだ!!

なんて容赦のない!我ら猛虎騎兵!やってやりましょう!

敵だ!!敵が突っ込んでくるぞ!

バカ共が!返り討ちにしてやれ!

なに……!?

ぐあああ!!

なんだ、この勢いは……!

「「「ヒャーハー!!

祭りじゃぁあああ!!

ひとりも逃がすなぁあああ!!

バカな……!

押し返される……!

ヒャハハハハ!

ぶっ潰せええええ!!



TOP↑

story20 地の利はあちらに!



これ、下山なの!?

転がり落ちてる気分だわ!

突き進め!

ケンセイ様!

ゴウケツか、どうした。

我が軍を追随するものが!

スマヌ……!

ダガ……!コドモタチ、ノ、タメ……!

……やはり!

背後では反撃する術が!地の利はあちらにあります!もはや情けは――!

…………

ケンセイ様、ここは私が。先に行ってください。

一刻も早く戦場に参じることこそ肝要です。

勝つために最善を尽くすのみ。ケンセイ様のご判断を、正しいものとするため、道を切り開きましょう。

兵を5000預ける。任せた。

ハッ!!!

お前たち。

リーランの援護を頼んでいいか。

わかりました!

任せて!




地勢を見よ

私の行いがライゴウを示す……


TOP↑

story21 私が誰よりも



ウラミ、ハ、ナイ!ダガ、シネ!

ぐあああ!!

くっ! 山の傾斜で!我らは見上げる形!地の利はあちらに!

リーラン様!このままでは全滅ですッ!

…………

リーラン様!

よく見るのです。雷獄山は凡庸な山ではありません。

間もなく雷雨が。そして噴火が起こります。

なんですと!?なぜ、それを!?

ケンセイ様のことは常にお傍で見ておりました。一挙手一投足、すべてを!

……うへぇ。

うへぇってなんですか!あの人の代わりは、私がいつでもできます!

……あれは!

麟麟……

こ、これは……!

麒麟の加護。我らに助勢を――

全軍、聞きなさい!窪地まで後退! 騎馬を下り、白兵戦に持ち込めッ!

雷雨と噴火でー瞬の隙ができる!私の合図で反転!一気に反撃するぞ!

――

!!

かかれ!!

クッ……!

……!バカ、ナ……!

焦りで、雷獄山への警戒を怠りましたね。

クッ……!オサ、カコマレタ……!

……ココマデ、カ。

ここまでではありません。

信じなさい。我らの王を。

……ダガ、ワレラハ、オマエタチ、ヲ、ウシロカラ、オソッタ。

それは子のために。誰が責められましょうか。

……!

オサ……

ライゴウ、ノ、センシ、ヨ。

ヤマ、ミチ、ヲ、ハヤク、ヌケル、アル。

ツイテ、キテホシイ。モウイチ、ドダケ、シンジテ、クレ。

…………

無論です。案内、お願いいたします。




TOP↑

story22 すべては圏谷にて




ココガ、ヌケミチダ……!

リーラン、ワレラハ、ドノ……ココマデ。

十分です。感謝します。

……ライゴウ、ブウン、ヲ!

お任せを!必ずやオードに勝利します!

リーラン様! 間もなく平原が!

行くぞ! お前たち!

しかしりーラン様、先が妙に静かです。大丈夫でしょうか?

策通りならば、ケンセイ様がオードの軍勢を、叩いているはずです!

じゃあ作戦が成功してたなら。

この戦、我らの加勢で勝利です。

まもなく森を抜けます!

すべては七彩大圏谷にて明らかになること!参りましょう!



止まれッ!

……こ、これは!

リーラン様、オード軍の姿が見当たりません!

…………

リーラン様! よくぞご無事で!

ハオ! 無事だったのね!

皆様も!

どうなっているのですか?

……ご説明します。

ライゴウ軍4万、オード軍8万はケンセイ様の読みどおり、この地で会戦いたしました。

そして山越えの側面奇襲により、敵軍をー網打尽にする、はずだったのですが……

オード軍8万は突如転進し――

七彩大圏谷の後方まで、軍を下がらせたのです。

それはつまり……

……この側面奇襲、オード軍に読まれておりました。

失敗、ということですね……

それで、ケンセイ様はなんと?

え?

ケンセイ様は、どうされているのですか?

リーラン様と、ご一緒ではないのですか?

ちょっと、どういうことなの?

我らは殿を務め、ケンセイ様は先に山を下ったはずです。

我らと合流したのは、リーラン様たちだけです。

それは、つまり……

ケンセイ様が、姿を消した……?




フハハハ!

ライゴウの愚か者ども、雷獄山を抜けてくるなど、オホホホホホ!

しかもその策が読まれていると知った顔……ぜひ、間近で見物したかったですねぇ。

…………

大王よ。奇襲を読んだわたくしこれは戦の立役者ですね?

抜かせ。まだ勝負が決抜かせ。まだ勝負が決まったわけではない。

……シンラよ。

4万の軍でオードに挑み、雷獄山を抜けるという、およそ合理性のない暴挙。

なぜライゴウは、あのような戦をすると思う?

希望にすがりつく愚か者だから。それ以外の理由など皆無ッ!

……少し違うな。奴らが希望を信じる、愚か者だからだ。

……フッ、ケンセイ。変わっておらぬわ。

夢を語り希望で欺く。それを、<信頼>という読弁で包む。

人は信じるに値しない。嘘をつき、編し、殺し、犯す。まさに獣。

それを、お忘れなきよう。なによりオードの民は、大王のその思想に恐怖し、服従しているのですから。

だろうな。そうでなければ、困る。

はい。闇により支配される国家。ビバ、美しさ姿です。

人とは生まれながらの悪。これは紛れもない事実。

ですから、それがわからぬ獣を、皆殺しにするのです!

フハハハハ! イエス皆殺しイエス! 


TOP↑

story23 どうする




奇襲は、失敗です。我がライゴウ軍が雷獄山を越えること、読まれていました。

しかも、ケンセイ様の行方は知れず……まさか雷獄山を抜ける途中で、何かあったのでは――

滅多なことを言わないでください。

とはいえ、どうする。ケンセイがいないんじゃ、始まらねえぜ。

ハオ様、偵察より戻りました!

どうでしたか?

オード軍のいる路は狭く、機動力は活かせそうもありません。

猛虎騎兵を活かすのは無理ですね……将軍、残りの兵数は?

1万やられた。何より、練気をほほ使い切ってる。もうそこまで無茶はできねえぜ。

リーラン様はどうでしょうか。

5000です。余力もあります。

合わせて3万5000。敵の数は2万減り、約6万のはず……

3万5000と6万……ならば勝負は……

苦しいですが、詰みではありません。

どうやらそうでも、なさそうだぜ。

海のほうから、砂煙が……!

大地に立つ砂煙は行軍の証。

急報!急報!海側より敵、援軍!海側より敵、援軍!

……か、数は?

……その数、16万です……

な……

……嘘。

お、おい……

俺たち、どうなるんだ?

そんな……

では我が軍は……オード軍16万と6万、合わせて22万から挟撃を……

3万6000と22万だと……

そんなの、もう、終わりじゃ……

ど、どうするんだよ。これ……

そんなこと言っても……

こ、今度は何よ!

魔物の襲撃です!

こんな時にッ――!

うわああああ!!!

逃げろぉ!!!

……マズイな。このままじゃ総崩れになる!

クソったれが!ケンセイの野郎、どこに消えやがったッ!!

このままでは恐慌状態に!すぐに策を――!

大丈夫です。

我ら、将の振る舞いが、そのままライゴウを表します。

ただ目の前の道を、切り開くのみ!




恐れるな!

>先陣は私が!


>リーラン様……!

>……やるじゃねえか。

TOP↑

story24 勝利のために




ハァアアア!! 

ライゴウ兵よ!!

我らは主の不在で崩れるほど、脆弱なのかッ!

!!


私はそうは思わぬ!

我らは強い!その強さは前に進むために!

お前たちは敗北するために、この地に来たのではない!

オードを! 闇を倒し!この島を平和に導くため、ここにいるのだ!

ハァアアアッ!!

ライゴウ兵よ!立ち上がれ!

覇王が率いる我が軍勢は、この程度の逆境、恐るるに足らず!

我らの頑強さを!精強さを示せ!覇王を麗かせてやろうではないか!

……リーラン様!!!

……リーラン様の言う通りだッ!!

やってやる! やってやるぞ!

ああ!

俺もだ!! やってやる!!

「「「おおおおおおおお!!


何とか立て直しましたね!

士気を取り戻したはいいが、この後はどうする?

敵の大軍に挟み撃ちだ。状況はデンジャラスだぜ。

…………

敵総大将大王ゴーマの首級をあげますッ!

背後に迫る16万がいるのなら、追いつかれる前に、雌雄を決するまでのこと!

……それが最善の策ですね。

参りましょう! 勝利のために!

ケンセイみたいなこと、言いやがって……

全軍。活路は前です!背後の軍勢に追いつかれる前に、前へ進みます!



進め!

我らの覇道を!!


TOP↑

story25 攻めることこそ



<ライゴウ軍とオード軍、両軍の本隊が今まさに激突する――>

いやぁ、驚きました。驚きましたな。まさか向かってくるとは。

ライゴウ軍は、破滅がお望みのようです。

……ふん。どうだろうな。

だがすべきことはひとつ。――迎え撃つまでだ。

オード兵よ! ライゴウに恐怖を!


全軍、價月の陣!!!

防御を省みない、超攻撃型陣形か!ぴょんぴょんだぜ!

攻めることこそ、活路!ライゴウらしい策です!

主人公様。このような劣勢に付き合わせ、申し訳ありません。必ず勝利しましょう。

敵はオード! 相手にとって不足なし!

ライゴウ兵よ! タイカンに平和を!





TOP↑

story26 蹴散らせ



死ねッ!!

ライゴウの愚か者どもがッ!

うらあああああ!!

おらああああ!!

この戦い、いけます――!ですが、時間がない――!

後ろの大軍に、追いつかれちまう!!

リーラン様!このままでは敗北は必至!新たな策を!

ハオの言う通りだ!どうする、リーラン!

……信じるのです。

我らの、王を……!


死にたくないッ! いやだッ!

ぐああああ!!

武功をあげられなきゃ、俺たちが殺されちまうッ!

ぐああああ!!

死ねッ……! 死ねッ……!


恐怖、憎しみ、怒り……戦場に滑巻くすべてが、オード兵を強くする……

だが、そんなものか?ケンセイ、貴様の力、その程度か!

急報! 急報!!背後より敵襲!!背後より敵襲!!

背後、だと……?どこの軍だ?

覇王、ケンセイが!覇王が、後ろにッ!!!

なぜだ! なぜ背後に覇王が……!

止めろ……!止めろぉっ!!

蹴散らせ。

なんだよ……!なんだよこいつら……!!

ひいいいい!止まらねえ!

ゴーマ……!

ケンセイ……!

背後よりの奇襲。見事なり、覇王ケンセイ。

……闇に操られてるわけじゃ、なさそうだな。

ああ、違う。我は我の意思で、今のオードを作り上げた。

ぐむぅううう!!

なぜだ!!!

お前が言ったんだろうが!タイカンを平和にするんじゃなかったのか!!

その通りだ!

憎しみの象徴たる我が死ねば、この島に平和が訪れる!

……お前。

バカが!!他にもやり方、あっただろうが!!

ない!

ケンセイよ。闇に与するオード。討つべきは、我だけではない。

……なに?

闇の軍師、シンラ。ヤツの力は人の身では御しきれぬ。

シンラを閉じ込める檻が必要であった。ゆえにオートという悪国が、必要だったのだ!

ケンセイ。シンラを討て!ヤツが闇の運び手。ヤツがいる限り、タイカンに未来はない!

……くっ!!

仕切り直しだ!最後は正面からぶつかろうぞ!ケンセイ!!

全員、ついて来い!自軍まで、駆け抜けるぞ!

オオオオオオオオ!!





TOP↑

story27 覇道を歩め



……ご苦労だったお前たち。

覇王!!!

王の帰還だ!!!

ねえ、どういうこと?何が起こったの!?

雷獄山越えは読まれていました。ですがケンセイ様は、奇襲が失敗することに気付きー――

作戦を変更したのです。そして敵軍の背後へと迂回し、裏の裏をかき、奇襲を成功させました!

仲間に連絡もしねえでな。

……これはライゴウ軍が、オード軍へ特攻をかけてこそ、活きる策です。

ケンセイ様、もし我々が後退していたら、全滅していました。

お前なら合わせられる。だろ?

それでも非常識です!無謀過ぎます!

用があってな。伝令を送る暇がなかった。

用、ですか?

それよりも、敵軍が迫ってる。時間がねえ。仕上げだ。

全騎兵! ………左翼に固まれ!

歩兵、弓形陣形!

この狭き路で騎兵を一箇所に……? ケンセイ様、いったい何を……

自殺行為、にしか見えんが……

勝算はあるのですね?

信じろ。それで勝てる。

ハッ!!



これはこれは、ライゴウ軍。大きく出ましたな。

向かってくるか。

フハハハ! 愚か! 実に愚か!

フッ……

どのように致しますか?

是非もない。完膚なきまでに蹂躙する。

イエス! 蹂躙!

<&%$O■*×!>…………

…………

精強なるオードの兵よ――


全軍、練気、解ッ!

…………

覇道を歩みしライゴウ兵よ――


敵を――

撃滅せよッ!!



TOP↑


back top next






コメント (覇戦のレガリア Story3)
  • 総コメント数0
新着スレッド(白黒wiki)
注目記事
ページトップへ