鹿乃川 律
Illustrator:maimai(紫槻さやか)
名前 | 鹿乃川律(かのかわ りつ) |
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年齢 | 16歳 |
職業 | 学生(高等科2年) |
特技 | 内緒でおやつを食べる |
苦手 | 規則を守らない人、言うことを聞かない人 |
- 入手方法:2019/4/10(水)までにmaimaiで「言ノ葉カルマ」でSランク以上を達成する。<終了済>
イベントinclude:開催日(maimai連動)
- 「一刀☆糖☆両断」は装備できない。
ツカサのクラスメイトで、校則やルールに厳しい風紀委員。
鹿乃川 律【 無印(カルマ) / リンネ 】
スキル
RANK | スキル |
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1 | 秩序と戒律 |
5 | |
10 | |
15 |
include:共通スキル
- 秩序と戒律 [GUARD] ※専用スキル
- ダメージ無効化はAIR/AIR-ACTIONのみだが、回数無制限。AIR系で事故りやすい人にとってはうってつけなスキル。
ゲージは5本まで可能だが、基本的にAIRになかなか慣れない初心者のためにあると言っていいだろう。解禁がほんの少し面倒なのがネック。 - 鹿乃川 律/リンネは装備できない。
GRADE | 効果 |
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共通 | AIR/AIR-ACTIONのダメージを無効化 |
初期値 | ゲージ上昇UP (130%) |
+1 | 〃 (135%) |
+2 | 〃 (140%) |
+3 | 〃 (145%) |
理論値:87000(5本+7000/22k) |
AIRバージョンから、ゲージ上昇率が増加した。PLUS時点ではゲージ4本止まりだった。
初期値 | ゲージ上昇UP (120%) AIR/AIR-ACTIONのダメージを無効化 |
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GRADE UP | ゲージ上昇UP 5%増加(最大135%) |
ランクテーブル
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
スキル | Ep.1 | Ep.2 | Ep.3 | スキル | |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
Ep.4 | Ep.5 | Ep.6 | Ep.7 | スキル | |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | |
Ep.8 | Ep.9 | Ep.10 | Ep.11 | スキル | |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | |
スキル | |||||
~50 | |||||
スキル | |||||
~100 | |||||
スキル |
STORY
由緒正しい名門の学園に通い、風紀委員を務める。
生真面目で几帳面な性分で、律儀な一方、少し頑固で融通の利かないところがある。
学校の成績はよく、幼少からさまざまな習い事に挑戦してきたので、多芸で博識。
ただし、運動はあまりできない。
「あなたは人の話を聞いているのですか?」
律は、同級生のツカサに対しては、特にきつくあたっていた。
だが彼女は真面目すぎる性格のために、守るべきルールを自ら『守らされている』状態になっている。
本当はもっと、自由に過ごしたい。
学園における学生の本分。
風紀を乱さず、これを守るということは、勉学の妨げを取り除き、親しき仲にも礼節を保つこと。
学内の秩序の規範は、つまり校則です。
風紀委員は正しい規律規則を自ら実践しつつ、周囲にこれを流布徹底すべき立場にいます。
私が手本となり、先陣を切らなくてはなりません。
学園の治安と快適性の維持のために、堅実な貢献を。
1年時から委員を務め、なかでも毎朝の校門での、登校生徒たちへの服装検査は欠かせぬ日課です。
服装の些細な乱れから、人の乱れの兆候を見つけ、それを摘み取る。
地味に何事もこなしてきた私には、得意なことです。
決まりを守れない人は、学生とは言えません。
いえ、社会に向けて出る人とはなれないでしょう。
法やルールを守ることそのものが、世の決まりなのですから。
少なくとも私が知る大人たちは、そうしてきました。
私はそう、言い聞かされてきました……
ある日。その彼を見つけました。
常にヘッドフォンをかけて歩き回り、ネクタイもせずにいて、やさぐれているように見える人物です。
髪も異様に明るい金髪で……まあ、綺麗ですけど。
こんな人が、この学園にいたのですか。
聞けば転入生だとか。道理で似つかわしくない。
旧校舎にたむろしている不良の輩たちと呼ばれる人種でも、ああまでひねくれてはいないはずです。
頭髪は生まれつきかも知れませんから特段に咎めませんけれど、服装は規定から外れすぎているので私は毎朝口を酸っぱくして、申し上げます。
その耳の蓋を、ヘッドフォンをおとりなさいと。
いえ……
あなたに狼藉をするつもりはなかったのです。
手が出たのは、単なる偶然です。すみません。
それに私だって、毎度しつこく同じことを言うのは馬鹿馬鹿しいとわかっています! だけど……
その……あなたに改善の気持ちが、少しでもあればいいんですよ。そうすれば私も、譲歩を試みます。
おや、視界が何か曇っています。
いつからでしょう……学園の周りには何やら怪しげな淀みが漂っているのです。
おかげで彼我の顔色がよくわからない。
何を考えているのやら、誰もの表情が読み取れない。
言葉さえもうまく聞こえない。
この霧は誰にでも同じように見えているものかと思えば、どうもそうではないようで、それが奇妙でした。
ただ私だけでなく、幾人かは同じように、もやもやとした何かが学園を覆っていると、気づいていたようで。
言い知れぬ不安に囚われている人もいたようです。
しかし、私個人はさほど困ってはいませんでした。
少々見づらいですけれど、勉学に支障はなく。
風紀委員の仕事はむしろ捗るくらいです。
見えず聞こえずならば、相手の面立ちや言い分にしばられることなく、私は正しい判断ができるので……
そう。正しさを実践するためなら。
私にとってこんなに心地よいことも、そうはない。
あの時、誤って彼のヘッドフォンを外した途端。
何故だか私は、思ったのです。
学園に漂う、涼やかで、けれど淀みきった暗い霧は。
どうしてだか私の心を……はずませる。
胸の奥に秘めていた自分の後ろ暗い感情を、思い切りさらけ出してしまいたくなってしまう。
それを表に出せたら、どんなにいいか。
ああ。姿となれ。私の鉄の感情よ……!
そして……解放。
痺れるような、快感。
何もかもから解き放たれた、私の気持ち。
もう何にも縛られない。
何もかもいっそなくしてしまえば。
誰も悩まないし困らない。どんな規律も秩序も無用。
コトワレ。断定に否定を重ねて。
思うままに、暴れ、壊し、崩せばいい。
けれど……本当の望みは、何?
皆を痛めつけ、傷つけ、失わせ、泣かせることなど。
決して求めてなんかいない。なのに。
やがて私はこのおそろしい事態に、震えました。
本当のことを、私はなかなか言えなかった。
わがままを隠して、我慢を重ねてきた。
そうしなければならないと教えられてきたから。
だけど今、この場で私はいったい何を耐えるの?
霧の淀みの中でたくさんの学生たちが気を失って、倒れて、あのコトワレというバケモノ――私を由来にして出てきた怪物が、我が物顔で学園を蹂躙していくことを何故、私はただ呆けて見ているの?
もちろん私には、あれを止める方法なんてない。
それでも、どうにかしたかった。
無闇に規則を重んじるのではなく、けれど、乱暴な振る舞いで周囲に迷惑をかけるのでもなく。
ただただ、私の自由な意志を、わかって欲しい。
それが私の本当の……望み、願い。
葛葉ツカサさんは、私に戦う力があると告げた。本心から望めば『それ』が現れると。
信用していいのか……けれど今は、やるほかない。
ツカサさんが扇子を構え、祝詞を唱える。すると、私の取るに足らないつまらない願望から、ひとつの力が姿を現した……それは、私の本心を由来にした妖怪。
餓鬼ちゃん!
私はそのホンネの妖怪を、自然とそう呼びました。
もしかしたら私の心のどこかに餓鬼ちゃんは、ずっと昔から住んでいたのかもしれません。
だから私は、餓鬼ちゃんの一種奇怪な様子を見ても、慌てず、落ち着いていられたのです。
もちろん戦いについては、私はわかりません。
ただコトワレのバケモノを倒したいと願い続けます。
そしてツカサさんが、餓鬼ちゃんのさらなる力を引き出し、コトワレへの決着をつけてくれました。
勝利は餓鬼ちゃんの成果で、自分は行き過ぎた戦いにならないよう制御しただけだ、というような意味のことを、ツカサさんはのちに、私に言いました。
単にタテマエを吐露することではなく、ホンネを自分のものとして操り、自制するのが心の自由なのだなと、私はその時、知りました。
コトワレを打ち破ったあとの餓鬼ちゃんは、すっかりおとなしく、かわいらしい子鹿のぬいぐるみになり、私はツカサさんからアドバイスを受けて、餓鬼ちゃんを家まで連れ帰り(?)ました。
ホンネ妖怪というのは、訓練すれば、その由来になった人が操ることもできるようになるそうです。
うまれたばかりでわがままで活発な餓鬼ちゃんですので、話をするのもひと苦労かもしれませんが(そもそも鹿はしゃべれないですし)がんばってみましょう。
ええ。なんというか……
自分をきっかけにこの世に誕生してきたモノ、と考えると、不思議な愛着が餓鬼ちゃんに対して湧きます。
私はこの餓鬼ちゃんを育てたいと思うのです。
ひとまず私は、知らない人が見てびっくりしないように、私の意志で餓鬼ちゃんの姿を出したり隠したりできるよう、練習します。
家族には、内緒です。自室の寝床や浴室では、こっそりと餓鬼ちゃんを呼んで、戯れることもあります。
その後の私の学園生活は、餓鬼ちゃんを伴ったものになりました。
何故だか、餓鬼ちゃんはどこからともなくお菓子を出すことが得意です。
時々餓鬼ちゃんを呼んで(ツカサさんが呼ぶこともありますが)おやつを出してもらいます。餓鬼ちゃんを連れていると、私は前よりおなかすくんですよ……
校内での間食は校則違反だ、と以前の委員会で聞いたことがありました……でもそんな条文、どこかにあったでしょうか? 実は私、見たことがないです。
些細な問題だと思います。
ガムを膨らませて授業の妨げになったり、包み紙を中庭に投げ捨てたりするのは論外ですが、そうでなければ何をいくら食べようが、別に構わないのでは。
はい。私が食べたいだけです。
でも憎むべきは校内風紀がいかがわしく乱れる状態であって、そうでもない学生のちょっとした楽しみまでを奪い取ることは誰にもできないのではないですか!?
……む。何か少し熱くなってしまいました。
議論の心をさますため、ひやしあめが飲みたい。
そうですね……率直に申し上げます。
私はナルキが苦手です。
嫌いではありません。でも、苦手なんです。
陽気であっけらかんとして調子が良くて、少々抜けてるところがあるけれど人懐っこくて、みんなの人気者。
なんだか……私にない要素をナルキが全部持っているような……そういう感じなので……
違いますよ! 別に私は、ナルキがモテモテの存在になるように育てた覚えは全然ありません!
勝手に、ああなったんです……幼童のときはそんな子じゃなかったのに……
ああ。
ナルキが餓鬼ちゃんの青年姿だというのは、いまだにあんまり信じたくない事実ではあります。
勿論、彼を憎めはしないのですが。
彼も餓鬼ちゃんであることに、変わりはないので。
意外と、安っぽい駄菓子が私は好きです。
昔の思い出のせいかもしれません。
仕事に出ている両親が帰る夕刻までの間、施設に預けられていた私が、一緒に過ごしていた、とある少年。
彼が好きな、かわいいお菓子を、私も食べる。
思い出といえば、飛び出す絵本。
仕掛け絵本とも言います。
ページを開くと、そこに配置された紙細工が組み合わさって立ち上がって、あたかも本の上に絵柄の一部が飛び出しているような形になるのです。
そんなものがあるなんて、はじめて知りました。
彼が、私に教えてくれたのです。
本をめくれば色々出てくる、習い事まみれだった私がはじめて見る「先生から教わらない物事」。
本の向こう側に、未体験の世界がずっとずっと広がっているように、私には感じられました。
けれど彼は今、どうしているのでしょう……
あの日突然会えなくなって。それから何年も。
わからないまま、思い出だけが私の胸に残っている。
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チュウニズムな名無し
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チュウニズムな名無し
62016年09月19日 18:47 ID:ktpknnnr+3では上昇量が145%です。
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チュウニズムな名無し
52016年05月19日 17:51 ID:ssp9v6j8むしろあれタップがスカるだけでエアーだけなら取れるんだよ
ブーストがあと15%くらい上だったらエアー捨ててタップに集中とかできたとは思う
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チュウニズムな名無し
42016年05月19日 17:42 ID:li1ebkqkこの子ならエンドマークを楽々クリア出来る様になる...?(ならない)
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チュウニズムな名無し
32016年02月12日 21:11 ID:q3ust0cv無制限でエアーダメージ無視だとしても、このブースト量では4本が限界なので稼ぎには不向きですね……。
どうしても跳をクリアしたいなら無くはないですが…。
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チュウニズムな名無し
22016年02月12日 11:35 ID:f09ubc45この子使えばworld's end完封できる…のか?
持ってないけど(´・ω・`)
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チュウニズムな名無し
12015年12月11日 21:46 ID:d94gld32このスキル、エアーじゃなくてTAPダメージ無効だったら、どうなってたんだろうと時々思う…エアー限定っていうのが慣れると出番無くなっちゃうんですよね。