ブラッディ・マリー
No. | 112 | |||
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名前 | ブラッディ・マリー | |||
種類 | 飲み物 | |||
イラスト | 科学 | |||
CV | ほなみ | |||
レアリティ | ★★★★★ | |||
スキル | S | 盛付 | A | |
HP | D | 攻撃 | S | |
攻速 | A | 命中 | C | |
防御 | C | 回避 | C | |
料理スキル | 血の債務 Lv5 敵全体に6回、総攻撃力の300%のダメージを与える。かつ与えるダメージの25%が味方全体のシールドに転換する。持続2.5秒 【料理スキル回数: 1】【CD: 0.5s】【必要厨力: 5】 | |||
固有スキル | 酒有別腸 Lv5 ブラッディマリーが命中する(会心が発生しない)度に会心率15%、持続6秒。命中&会心のたびに会心ダメージ+30%、持続6秒。4回まで累積可能、累積すると持続時間がリセットされる | |||
盛付 | 少なくとも主菜を含むキュイ2体と隣接時: 全主菜の料理スキル消費-2(1まで) | |||
専属ソース | チリソース | |||
入手方法 | 限定 |
キュイの資料
ブラッディ・マリーはイギリスのオーソドックスなカクテルだ。ウォッカベースでトマトジュースと混ぜ、食塩、タバスコ、コショウ、ホースラディッシュなどを添えて作る。
ブラッディ・マリーという変わった名前は、16世紀のイングランド女王・メアリー1世からきている。彼女による専制政治、宗教政策は有名だ。彼女が主導したイングランドの宗教改革時代、300名以上の新教徒は火刑に処せられ、国外に流れた人も数多い。のちに圧政に耐えかねた人々が彼女を「血まみれメアリー」と呼び、恐ろしい逸話も数々残されている。一一とはいえ、それとカクテルとは無関係で、カクテルの色が鮮やかな赤であるゆえにこの名前が連想されたにすぎない。
ブラッディ・マリーの材料を見れば、それが酸味、甘味、苦味、辛味、塩味の5つの味が混ざり合う複雑な味のカクテルだと想像がつく。一般受けする味とは違うため、飲みにくいカクテルの一つと評されることが多い。ブラッディ・マリーの濃厚なトマト味、そして辛味、甘味、苦味、塩味は、口に入れると徐々に重なり、最後にはウォッカが体じゅうに温かくしみわたる。好きな人からすると、一杯の酒で人生の酸いも甘いも味わいつくすことができるようで堪らないというわけだ。
この味に偏愛する人たちは、ブラッディ・マリーのことを「飲んでも酔わないトマトジュース」と呼ぶ。トマトジュースのさっぱりした味で、アルコールの酒気を払い、素面でいられるかのように思うからだ。実際はトマトとアルコールには何の化学作用もないので、「飲んでも酔わない」というのはただのこじつけに過ぎない。アルコールに弱い人は控えめにするのがいいだろう。