【リバリバ】だからぼくの学園生活は間違っている。の性能
リバリバのスクリプト「だからぼくの学園生活は間違っている。」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (だからぼくの学園生活は間違っている。の性能)
「だからぼくの学園生活は間違っている。」のステータス
| レア | SSR | ロール | アタッカー |
|---|---|---|---|
| 実装日 | - | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | 413.0/1651.0 | 攻撃力 | 406.0/1625.0 |
| 物理防御 | 0.0 | 特殊防御 | 15.0 |
「だからぼくの学園生活は間違っている。」のスキル
| 1 | 装備騎士のBLADE発動中の攻撃力が30.00%増加する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士のスキルクールタイムが30.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士がレゾンなら、装備騎士の攻撃力が33.00%上昇する |
| 1 | 装備騎士のBLADE発動中の攻撃力が15.00%増加する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士のスキルクールタイムが15.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士がレゾンなら、装備騎士の攻撃力が16.50%上昇する |
「だからぼくの学園生活は間違っている。」の内容
だからぼくの学園生活はまちがっている。
祭りの熱狂が、まだ肌をびりびりと震わせている。
特設ステージの裏側。アンコールまできっちりやりきって、大歓声の中で幕を下ろしたORANGEバンドのライブは、文句なしの大成功だった。
「はーー…肉体労働、まじしんど」
ステージ袖のパイプ椅子に深く腰掛け、ぼくはベースをケースにしまいながら長いため息をつく。さっき無理やり撮られた写真の、フラッシュの残像がまだ目に焼き付いて離れない。……というか、網膜よりも記憶に焼き付いているのが問題なんだが。
(……やらかした。なんでぼく、あんな全力でピースとかしちゃったわけ?)
やらされたんだ。ぼくは悪くない。思い出すだけで、顔から火が出るどころか大爆発である。学園祭でライブして、そのあと記念撮影して、ああ、どう考えてもリア充。光の世界の民の儀式に参加してしまった。ありえない。けれど、ありえないことは実際に起きた。
陰キャの癖に、あの場の空気に当てられて、一瞬だけ「自分もこの光の中にいていいんだ」なんて浮かれた自覚がある。気がする。いや、ないか。ちょっとはあったかもな。
後悔、先に立たず。壁穴、自分で掘る。一生の不覚だ。おずずおずずー。
(……よし。今日のイベント分はこれでおしまい速報。あとは即帰宅して、暗い部屋でとりまログボ回収して、静かに心を殺して過ごす所存……)
今度はもう、絶対に流されない。
そう固く決意した、その時だった。
「ねえねえ! このあとみんなで聖典祭まわろーよ!」
元気いっぱいのブレム氏が、ぼくの決意を秒で粉砕するような提案を投下してきた。
「は……? ちょ、ブレム氏。ライブ終わったんだし、普通は解散。ていうかぼく、もう今日の分の社交力、使い果たして在庫ゼロな件について、むしろマイナス宇宙に突入中……!」
「宇宙?なんそれ、楽しそう!てか、いいじゃん別に!」
せっかくの聖典祭なんだし、
みんなで楽しまなきゃ損っしょ!
「くえー……ちょ、ブレム氏、暑い、重い、離して…」
「あっちっちなのも青春っしょ!まじ沸く!」
「ぼくの頭がフットーしちゃうんだが」
人混みを練り歩くのも、お祭り騒ぎに参加することも、本来ならぼくの人生には必要ない。
普段のぼくなら、適当な言い訳をひねり出して音速で離脱しているはずだ。なのに今日は、不思議とその強引さを振り払う気になKINGは、自分がかわいいってことを知ってやがんだよ。ちくしょう、かわいいなおい。
んでもって、ここでぼくが折れないとだな、次はアンサ氏が甘えてくるんだ。奴らの常套手段だ。ぼくは詳しいんだ。あの柔らかな体で押さえつけてきやがって、自分が魅力的だってことを知ってやがんだよ。ちくしょう、かわいいなおい。
「あら、レゾン。今日は逃げないのね」
「…まぁ、たまには」
「うふふ、嬉しいな。一生の思い出になっちゃうかも」
さらっと重いことを言う。そういうとこだぞ、アンサ氏。つくづく思うが、キミはどこでそんなセリフを勉強してくるんだ。
…ぼくか。ぼくが貸した漫画のせいか。なんというか、ごめん。
「えー!私も思い出ほしい!レゾンーー!
おーもーいーでーー!」
あなたがそれを言うと別の意味で重いって。わかけども。大切だよな。うん。ぼくもできる限り協力したいんだけども。人には得手不得手ってもんがあんだな。わかるかい、お嬢さん。
そんなふうに脳内が暴走していると、ブレム氏が入り口の方を見て大きく手を振った。
「運命くん、こっちこっちー!」
ぼくとアンサ氏が同時に顔を上げる。
ブレム氏に呼ばれて、運命氏がこっちに歩いてくる。
それを見てアンサ氏がさりげなく、ほんの少しだけ前髪を直した。
さりげない身だしなみチェック。ぼくでなきゃ見逃しちゃうね。
ん、ちょっとまて。いま一瞬、聞こえないようにブレム氏
「よし」って言った?気合い入れた?なにBLADE撃つの?オー
ルをディスティニーさせる気?
もしかしてぼく、とんでもねーことに巻き込まれてね?
「うふふ♪」
「えへへ!」
ふいに、ニマニマしたブレム氏とアンサ氏がぼくの顔を覗き込む。
何事だ、これは。これからぼくは何をされるんだ?
「……な、なに?」
「んーん、そんなにレゾンが笑ってるの、珍しいなって!」
「笑うのが珍しいっていうか、その笑い方!めっちゃかわいい♪」
……は?
ぼく、笑ってた?
ちょ!え!歯みえてた?お口みないで、はずい。
でも、けれど。たしかに、うん、きっとぼくはいま、幸せそう
に笑っていたんだな。となると、これはよろしくない。ぼくはこんな幸せであってはいけないんだから。
「……もういいでしょ、早く行こ」
あえて、光の中へ。
これがぼくに与えられた罰ならば、甘んじてうけてやる。今日だけ、特別な。
あと運命氏、あとでちゃんと罰ちょうだいね。とりあえず部屋行くから、と、ひそやかにデバイスからメッセージを送信する。
すぐ隣りにいるのに、すぐについた既読マークが、ぼくの胸を少しだけ温かくした。
…まあ、ぼく胸無いけどな。
「そんじゃどこいく?」
「うふふ、レゾンの行きたいところ、聞きたいな♪」
「無茶振り乙…」
——「だからぼくの学園生活はまちがっている。」より抜粋


