【龍が如く7】評価・感想・レビュー
龍が如く7光と闇の行方の評価(感想/レビュー)についてまとめています。龍が如く7のRPG戦闘システムやストーリーの感想などを紹介していきます。
目次 (評価・感想・レビュー)
龍が如く7のプレイ評価
バトルについて
◆シリーズ初のコマンドRPG仕様は上々の出来!
龍が如くシリーズ初のコマンド制RPGとなった本作ですが、RPGの出来はかなり質の高いものになっていると思います。
◆プレイヤーの慣れが良い方向に向かう
体験版のバトルでは時間をたっぷり使った演出に違和感や退屈を感じましたが、製品版をプレイすれば挙動事態に変化はなくとも、プレイヤーの「ゲームへの慣れ」がポジティブに感じられます。
◆能動的なバトル参加
上記の通り、今作はコマンド制のRPGになっていますが、攻撃選択後や被弾時にボタン操作を求められるなど、プレイヤーを飽きさせないことにも注力されています。
◆独特のリズム感が生まれて気持ちいい
しかもこのボタンプッシュが意外におもしろい。リズムも相まって気持ちよさが生まれてくるのは絶妙な仕上がりになっていると思います。
◆古き良き王道コマンドRPG
バトルはしっかり戦略を組んで戦うことができるバランスに設計されており、物理に強い敵には状態異常や魔法をかける、など王道RPGの定石通りの立ち回りをすると気持ちよくプレイできます。レベルがどんどん上がっていく設計も良い感じです。"古き良きRPG"を継承しています。
ストーリーついて
◆最大の変化は「主人公の変化」
今作の主人公は、歴代シリーズの主人公を担った桐生一馬から春日一番へバトンタッチされました。主人公の変化はゲームにどのような影響を与えたのでしょう?
◆愚直さと明るさを兼ねた新主人公
春日一番と桐生一馬でもっとも異なる点は独特の「愚直さ」です。桐生一馬が仁義を貫く古典的なヤクザであるとしたら、春日はもっと愚直でまっすぐ。それは仁義という言葉が持つ重みとは少し異なる明るさを兼ね備えています。
◆暗いトーンになりがちだった過去シリーズ
ナンバリング前作の『6』までの龍が如くシリーズは桐生の仁義を色濃く反映していて、利益追求のために変容する組織の中で、信念を曲げることなく打ち克つ、といった姿勢はストーリーを凄惨な方向へと導きがちでどことなく暗いトーンのストーリーがメインになっていました。
◆愛おしいキャラクターたち
しかし、『7』では主人公・春日の明るさのためか、周りに集まってくる人々は楽しいキャラクターばかり。とくに序盤から帯同するオリジナルメンバーというべき三人のコンビネーションは秀逸です。
◆パロディに溢れた世界観
今作のメインイメージが『ドラゴンクエスト』にあることは公言されていますが、そのほかのパロディも『7』の世界にはあふれています。
例えば、ポケ〇ン図鑑をモチーフにした「スジモン図鑑」をはじめとして、「一升瓶で殴られた相撲取り」や下町ロ〇ットを模した「浪漫製作所」などサブストーリーを中心にパロディ満載で楽しいです。
まとめ
◆過去シリーズから心が離れていた人にこそおすすめ
本作は主人公の変更と合わせて、ゲームシステムの変化(アクションRPGからコマンドRPG)、さらにストーリーのトーンの変更(決しておバカゲームではない)が行われたため、過去シリーズに食傷気味だったユーザーにこそおすすめできます。このゲームの楽しさは実際にプレイしてみないとわからないかもしれません。
◆骨太のメインストーリーとおふざけのサブストーリー
サブストーリーや散りばめられたディティールなどは"悪ふざけ"に溢れていますが、メインストーリーは一転して骨太でシリアス。特にメインストーリーの未知の謎に向かっていくおもしろさに心を引き寄せられます。二つのバランスが絶妙に入り混じっている『龍が如く7』の世界をぜひ自分の手で楽しんでみましょう。
龍が如く7の体験版感想
RPG戦闘システムはどうなの?
龍が如く7はドラクエやポケモンと同じく、ターン制の戦闘システムとなった。
前作までと違いアクションバトルではないため、爽快感が足らないと感じる人も多いのではないのだろうか。
しかし、極技(スキル)を使うことで敵を薙ぎ払ったり、ふっ飛ばすことが可能だ。アクションバトルに劣らない、違った爽快感がある。
プレイスポットについて
前作まででおなじみの「将棋」や「麻雀」などのゲームもあり、新たなプレイスポット「ドラゴンカート」、「名画座」なども追加され、本編ストーリー以外でも楽しめそうだ。
極技やサブストーリーはギャク要素満載!
体験版のストーリーではネタ要素が強く、サブストーリーではヤクザがオムツを履いていたりと思い切りネタに走っている。
主人公の春日も天然なため、更にギャグ要素が強まっている。