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【白猫】Extend Horizon Story1

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん

目次


Story1 ブリーフィング的な?

Story2 見知らぬ大人たち

Story3 本題

Story4 宣戦布告

Story5 続々



登場人物


 



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story1 ブリーフィング的な?


アピス

――つーわけで!こっからはちょっとばかし頭を使う授業多めでいくよん!

修行は続行なの?

修行つつーか、ブリーフィングみたいな?

ブリーフィングて?

こないだ言い忘れてたんだけど、ル=グインがだよ、俺じゃなくて。

どっちでもいっしょッス。

まーたしかにね!島にさ、偉い人くっから。

えらいひとくっから???

強い人もくっから。

強い人も?どゆことスか?

実は色々話が進んでて。俺とかル=グインとか法王とかの間でさ。

ほーおー?

知り合いでさ、前からこの島にも顔パスでちょいちょい来てたのよ。んで、ちょっとヤバイヤーツが接触してきたらしくて。

接触?

それがさー、お恥ずかしい話、この島出身のヤーツでさ。

俺の元教え子でさ。ホント恥ずかしい話なんだけど、悪の道に染まっちゃって。

だもんだから、みんなでこの島に集まって、作戦会議しよってなって。

色んな人が来る流れなわけ。そんなときにさ、お前らがなんも知らないと恥かいちゃうじゃない?

だからせめてブリーフィングでブリブリ伝えようかなって。ぎゃはは。

おいおいおいおいオイ師匠!聞き流せないことたくさんあったぞ!?

わかる。でも時間はねーの!だからー気に言っちゃった!

ならここからQ&Aだ!

師匠、元教え子って――

wお、み~つけ。

法王オズマ。いやに早い到着だな。


待つのも待たせるのも好きじゃないタイプでさ、オレって。

…………

……なんだ、子供たち。双角竜がそんなに珍しいのか?

ど、ドラゴンが……!

しゃべった!うおー、かっけー!

ふん。当たり前さ!

こいつらが、ヨゲンノコ?

そうだ。


<法王>オズマ cv.関俊彦

ヘー!おう、おめーら!オレはオズマだ。よろしくな!

今晩、飲み行く?

……へ?

や、お前じゃなくて、そっちのカワイコちゃん♪

はぁ……?初対面で……?

初対面なんて理由にゃならないさ、男と女はフィーリング。そうだろ?

ええと……今晩はちょっと……

アピスよぉ、教育がなってね~んじゃね~の?

こんなイロオトコの誘いを断るような人間に育てちまうなんてよ~?

戯言はよせ。ー人か?

見りゃわかんだろ、ペンタと二人だ。

召集はかけてっから、おいおい来るだろーけどよ、その前にやることがあってな。ル=グインは?

案内してやる。ついてこい。

おう、じゃあなお二人さん~♪

長い逗留になる。空いたらいつでもノックしてきな♪

……はぁ……

お前のその軽いノリはいつになったら直るんだ?

決まってんだろ~?この世界から、闇が晴れたら、さ。


…………

……あれが……

……偉い人……?

……なのかな?



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story2 見知らぬ大人たち



……師匠、さっきの人のこと。『法王』って呼んでたよな。

うん。最初に。

法王って……なんだっけ?

たしか……<白の法>とかをつかさどってる?人?

つかさどってるっていうか、白の法を管理してるとこの、代表?みたいな?

それって……どういうこと?

……どういうことだろ?

……とにかく。師匠と偉い人が知り合いだという事実を目撃してしまったなあ。

このあと、大人同士で話し合うのかな。

俺らもー応、研修中とはいえ、統領だけど……

まだ混ぜてはもらえないんでしょ。

蚊帳の外かぁ……

……ん?

見慣れん犬だな。

何者だ!

ぬおっ!?

しまった。急な誰何に驚き、人語を発してしまった。

しゃべった!?

わんわん!

なんだコイツ?

あやしいヤツめ!過去の例もある、敵かもしれぬ!

ま、待てわん!

……すまない。

おわわわわぁ!?だれ!?

驚かせたことは謝る。この犬はコテツ。害はない。

俺にも敵意はない。

この島の人……ではないですよね……?

どちらさまです……?

……グレイヴという。

…………

…………

…………

……初めての相手と会話するのは……

……苦手だ……

くくくくく。白き死神よ。初手で行き詰まる癖は直っておらぬようですなあ。

!!

そう固くならずに子供たち。我らはボスがため、しばらく前より侍っておっただけなのです。

ボス……?

そう……その名こそ……

…………

……やめにしましょう。すぐに正答を与えては子供の向上意欲を削ぎます。

え……?

くくくくく……!なあに、とって喰いやしませんよ。

合意は取れている。安んじて異物を受け入れろ。

んだよそれ……?

……すまん。説明できる自信がない。スッ……

悩み惑え若人らよ。社会とは目線よりも高き先にあるものなのだ。

あっ……!

…………

…………

私も失礼する。シュガーは変人だが、私よりもマシな教育哲学を有しているようだからな。


……どういうことだよ……?

……合意は取れている……か……

……師匠たちと、かな?

強い人も来る、って言ってたもんな。そういうことでしょ。

もっとたくさんくるんじゃないか?

……名前、覚えきれっかな……

失礼にあたるから……必須でやんなきゃなあ。

……しんどみ。



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story3 本題



よ。相変わらず調子悪そうな顔色してんな。

開ロー番それか?私の予言のおかげでいくつの難局をしのいできた?

それには感謝してるって。エキドナんときも、裏でアピスが動くいてくんなきゃやばかったかもしんねえし。

五年も前の話だ。それに、ヨーゼフとやらはその後お前が始末したんだろう?

アイツも来てるぜ。

なに?

今はもう無害さ。人格を移した先は、なんともかわいい犬だしよ。

さっさと本題へ入れ。

無関係じゃねえんだコレが。人格転移の術はヨーゼフの専売特許じゃない。

そもそもヨーゼフのも、ティーダ島の科学者が生んだテクノロジーって話だし……

……竜族の幽心の術なんかも、大枠は似たようなもんだ。他にもたくさんあるんだろうぜ。

なんの話だ?

うぅ~~~……!

怖かったか?

ー人にされると…………ううん、怖くなんかないぞ!

えらいえらい。……よっこい、しょっと……

<オズマはペンタの背から横になった人間ほどの大きさの荷を下ろした……>

<巻かれていた布をはぐと、中から現れたのは――>

……死体か。

三十年ほど前に消えた、当時のアルゴス王国の第三王子さ。

その頃はまだ子供だろう。よくわかったな。

ー度会ったことがある。透き通るように綺麗な目が印象的だったんでね……

目、だと?

オレの目の前で自害したんだ。

『すまない』とだけ、言ってね。

…………

つれてきたぜ。

<ソウルが集まり、死体の顔が別人へと変貌していく……!>

???

w――お久しぶりですね。師匠――




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story4 宣戦布告



お前は……!サニオ……!

死体を操る術……いや、他人の遺体を媒体にして、意思を転送する術か。

……<禁忌>か?

いいえ、僕のオリジナルです。チョコチョコ理論は拝借しましたが。

あれほど手を出すなと……!

師匠はお気になさらずに。僕が弟子だったのはもう十年も昔のことでしょう?

呪いの類に蝕まれようと、責任は全てー人で取りますよ。

本体でか?

フフフ……!鋭いなあ、師匠は。

なんでこんな術を使うと思います?かわいいからですよ。自分の体だけはね。

貴様ア……!

感動のご対面をさせるために連れてきたんじゃねえぜ?

そうだった。ご足労をかけたね、法王サマ。

オメーはこの島出身だろ。こんな回りくどいルートで、オレたちに言いたかったことは?

フフ。単純なことだよ。尊敬する師匠たちに、僕の術を見てもらいたかったのさ。

悪趣味な芸だ。

この意思転送術だけではありませんよル=グイン様。僕の発明は。

魔術だけでなく、ルーン魔法、神気道、ルーンエ学、どれから発表しようかなあ?

……その好奇心、知識欲が、いずれ破滅を呼ぶだろうと……!

今の僕、破滅してます?

暴発させたこととかー度でもありましたか?

そうではない!今に伝わるあらゆる技術には、全て先人たちの想いが込められている……!

サニオ、たしかにお前は天才かもしれん。だが……!

古いんですよ。僕はリスクのないことしかしてません。

それともル=グイン様。未来樹はなんて言ってます?

……そういうことか。

希望の火種を消さんとする者、それがお前か……

僕は怒ってます。

なに?

レディ・キラー、アテル・ラナ……寒い名前のことはこの際置いておきますが。

この二つを潰します。

僕の結論では、あなた方こそがこの世界に害を為しているからです。

過程は割愛。胸に手を当てて考えてください。

後ろめたいことはーつもないね。

罪悪感とは高尚な感情です。猿にはわからないでしょうね。

へえ。

しかし二つとも強敵だ。戦力を散らせたい。

そこで僕の兵たちに、各地の島々を荒らさせます。

兵だと?

みんなかわいい子供たちです……僕にとっては……フフフ……

ゲームというていをとりますか。少しは楽しいでしょう。たとえ敗北しかなくてもね。

僕があなたたちの首を取る前に、あなたたちは、僕の本体を探し出すことができるでしょうか?

オレたちが付き合う義理は?帝国や連邦あたりの大部隊にパスしたっていいんだが?

その方が普通に詰みますよ?それでもよければ。

…………

長居しすぎました。では、僕はそろそろ。師匠。

イズネも会いたがってましたよ。

…………

<再び動かなくなったとき、顔もまた元に戻っていた……>


…………

なんて口喧嘩のつええヤツだよ。アピス、鍛えてやりすぎだっての。

……あれは天分だ。

大人三人が、なんて様だ。

そこにプライドもってもしゃーねー。後手に回ったのを素直に認めて対策を練るとしようぜ。

そうだな。

…………




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story5 続々


――おや、今度の飛行艇は真っ黒じゃのう。

あらあら、黒ければカッコイイと思ってるのかしらねえ?

男ってのは、いくつになってもカッコつけてたい生き物なんでしょうなあ……

あら?

……赤にすっか?いや、でもなぁ……


…………

……


お待ちしておりました。法王様よりうかがっております。

あら、歓迎してくれるのね。ありがとう。オズマは?

呼んだかい?

ほ、法王様……!

いいの?あなたが直々に?

美しい女性の前では、どんな肩書も、ー輪の花に遠く及ばない……

花束を用意してから言うセリフだったわね?

あっ。

先に行ってるわ。

ちょ、そんな~。

…………


……ふぅ~……

<――>

飛行艇が……?

レディ・キラー号はメンバー全員の馬。

酷使は心苦しくもあるが、今こそ駆けるとき。ここにつないではおけぬ。

はぁ……?

あ、姉貴の言うことはあんま気にしなくていいっすから。

……承知しました。お二人が最後ですね、宿舎にご案内しま――

島が、空を……!

もしや、あれが……!

来たみたいですね。あの人たちも。






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