【白猫】アマーリエ(正月)・思い出
アマーリエ・グラス CV:田澤利佳依子 マイペースなエルフの吟遊詩人。 唄さえあれば寒さもなんのその。 | ||
2015/01/01 |
メインストーリー
思い出1
明けまして、おめでと~♪
おめでとうございます、アマーリエさん。
あたし、<お正月>って初めてだけど……なんだか、みんな楽しそうね~♪
エルフには<お正月>に近い行事とかってないんですか?
エルフって寿命が長いじゃない?
だから、他の種族に比べて、1年が短く感じるっていうか……
毎年毎年、新年のお祝いをしようって考え自体ないの。
ふ~ん。そういうもんなのね~。
でも、いざやってみると、やっぱり楽しいわね♪
みんなのウキウキ気分が、じんわり伝わってくるみたい!
そうですね。みんなが楽しそうにしていると、島全体が華やいで見えます。
……まあ、それはいいんだけどさ。アマーリエ……アンタのその恰好、なに!?
え? <お正月>に合わせてコーディネートした晴れ着よ~?
<正月>には詳しくないけど、これだけは言えるわ……
絶対、合ってないっ!!
ええっ!? どうして~?
ちゃぁ~んと、<お正月>カラーに合わせてるじゃない~?
カラーが合ってても、露出が季節に合ってないの!
冬、だもんね……
ていうか寒くないの!?
<お正月>ムードで幸せぽっかぽかだから、ちっとも寒くないわ~♪
限度ってもんがあるでしょーよ!
思い出2
明けまして、おめでと~♪
二回目よ。
これは~リフレイン~♪
アマーリエさん、いまの時期に歌うような特別な歌ってないんですか?
もちろんあ~る~わ~♪
へ~、聞いてみたいな。
じゃあ、いくわよ。<おしょ~がつ~おしょ~がつ~>
ヤな予感…
<おしょ~がふ……>
きしゃー!
え? どうしたの?
別のにして。
いいわ。
<も~いく……>
きしゃー!
え?
どうしたのキャトラ? すぐにさえぎって……
アタシは守らなきゃいけないの。様々な、モノをね!
う、うん…
それにアマーリエ! 正月は知らなかったのに、どうして歌は知ってるの!?
ノリ~♪
そーゆーのよくないからねっ!!
思い出3
やあ、みなさん。明けましておめでとうございます。
明けましておめでとう、ジョバンニくん!
作曲の調子はどうかしら?
ええ、実にはかどっています。
やはり、こういう特別な雰囲気が場に満ちていると、いつもとは違った<衝動>を得られますね。
わかるわ~♪ あたしも、今日は歌いたくてうずうずしてるの~!
いいですね! あとで、みなさんにお声かけして、歌あり踊りありのパーティーを開きましょうか。
うんうん♪ あ、ところで、この間のコンサート――
ああ、すいませんでした。突然お手伝いいただいて。おかげさまで――
(ジョバンニは、あの露出を前にしても動揺しないのね)
(そういえば、ああいう格好の女性がたくさん集まって踊るカーニバルに参加したことがある、って言ってたわ)
(それで慣れてるのか~。ていうかアイツ、音楽の芸風、広いわよね~)
じゃあ、またね、ジョバンニくん。作曲、がんばって♪
はい! ありがとうございます!
…………
ジョバンニ?
ねえ、キャトラ。あの人……寒く、ないのかな……
あ、慣れていても不思議は不思議なのね。
思い出4
おい、娘。冬ぐらい、スカートの丈を長くしたらどうだ。寒くないのか。
え~? いいじゃん、かわいいし~。このくらい、平気だよー?
平気かどうかの問題では――
明けまして、おめでと~♪
ってなんだその格好は~♪ 今の季節がわかっているのか!
冬よね?
不思議そうな顔をするな!
な~に、オジサン? 激おこじゃん?
激おこにもなろうというものだ!
それよりアマっち、あけおめ~♪
エリーナちゃんもあけおめ~♪ あら、メイク変えた~?
そうそう~。革命軍の新年会があるから、それに合わせてさ~。
ええい、メイクよりも着衣を変えんか!!
うふ。
……な、なんだ、その不気味な笑いは。
あたし、知っちゃったの~。ジェガルさんが女王さまに仕えてた頃の歌~。
な、なにッ!? まさかッ! そんなものが残っていたのか!?
女王さま、ものすごく露出の多いドレスを着て、アクセサリをジャラジャラつけてたんですって?
うぐっ。そ、それはだな……
それに~……ジェガルさんがやったあーんなことや、こーんなことも、歌に残っちゃってたの~♪
あんなこと!? こんなこと!? ……どれのことだッ!?
じゃあ、特別に、ここで歌って発表しちゃいま~す!
いえーい! ぱちぱちぱち~。
や、やめんかエルフ娘! おい! どれの話だその歌は!?
ジェガルさんが大変そうだけど……
長生きしてるんだから、年の功でどーにかするでしょ。
だけど、アマーリエさんも長生きだよ?
そーいやそーね。
思い出5
ふんふんふ~ん♪
アマーリエ、なにしてんの?
今日の出来事を、歌に残してるの。
<お正月>なんて初めてだったから楽しくなっちゃって♪
日記……みたいなものですか?
そうね~♪ みんなもあるでしょ? こう……その日のなんでもない出来事を書いておいて――
100年くらい後になって振り返ってみたときに、<あれは良かったなぁ>って思ったりするの♪
ないわよ!! そんなスパンで生きてないし!!
ていうか、ソレもう伝承になってんじゃん!
そういうのも、面白いと思うの。
だって、300年後の人から見たらあたしたちのなんでもない日常も、ひとつの伝説になっているわけでしょ?
そう考えると、ちょっとロマンチックですね!
ふ~ん。で、どんなことを書いてるの?
<キャトラちゃん♪ キャトラちゃん♪>
<カニカマ大好き♪ キャトラちゃん♪>
<今日もおねだり したあげく♪>
<カニカマなくて 涙目よ♪>
<ふにゃ~ん にゃにゃにゃん♪>
<ぎにゃー ふしゃー♪>
って、こらぁ――――っ!
な・ん・で・アタシのことを残そうとしてるのよーっ!
カニカマが大好きで大好きでたまらなくって、アイリスちゃんにおねだりしたのに、肝心のカニカマがなかった……
その時のキャトラちゃんの、あの悲痛な鳴き声……あれは、後世に残すべきだと思うの!
絶 対 い ら な い!!
(ぎにゃー ふしゃー……)
思い出6 (友情覚醒)
あ~、みんなと話してたら、歌いたくなってきちゃった♪
もう、ここでコンサートを開いちゃう?
そうね~……久しぶりに、この島の動物たちと歌うのもいいかも♪
えっ? そんなこと、やってたんですか?
そうよ~? あたしたちエルフは、動物さんとおしゃべりできるから、よくいっしょに歌ってるの~♪
だからね……ほら、こうして、歌えば……
ラ……ラ……ラ……ルゥ―――
<アマーリエは、堅琴を流麗につま弾きながら、玲瓏たる歌声を響かせる。
すると、木陰から次々と、鳥や、リスや、猫……様々な動物たちが姿を現し、いっせいに鳴き声を上げ始めた。>
わあ、すごい――動物たちが、つられて出てきちゃった!
あはっ♪ みんなも、歌いたいのね♪ いいわよ~。
ほら、ラ、ラ、ラ、ル――
<動物たちの鮮やかな合唱が、アマーリエの声に導かれ――
冷たく厳しい冬の空気を、優しくあでやかに染め上げていく。>
う~ん、むずむずする~。アタシも歌いたくなっちゃう!
チェケラ、ヘイヨゥ、ソモサン、セッパ!
ウォウウォウウォウ♪
……何やってんのアンタ。
あ、これはどうも。クマです。
知ってる。
美しい歌声が聞こえてきたもので、つい……いっしょに歌いたくなりまして。
まあ、かわいい♪
ぜんぜんかわいくない歌を歌ってたわよコイツ!?
いいのいいの♪ 楽しく、みんなで歌いましょ♪
いつかまた……今日という日を思い出して、気持ちよく、歌えるように……♪
それじゃあ、行くわよ~? せぇ――のっ。
ラ・ラ・ラ・ラァ―――♪
思い出7
聞いてみんな、あたしもお正月の歌を作ろうと思うの~。
お正月の歌……ですか?
そうよ~。この楽しい気持ちを、歌に残しておいたら、いつでも思い出せるでしょ~?
なるほどね。いいんじゃない。
そうでしょ~♪ みんなと過ごすお正月の楽しさを、たくさん歌うわね~♪
思い出8 (神気解放)
さぁ~何から歌おうかしら。
この晴れ着のこと……それとも、お料理の歌かしら。
あ、そうね。せっかくだもの、最初のあいさつから歌わないとね♪
うふふ。この言葉から、楽しいお正月が始まるのよね~。
そうだわ♪ はじめは、みんなで一緒に歌いましょ? ね?
せ~の! 明けまして、おめでとう~♪
マイペース吟遊詩人
その他