【白猫】ファルファラ・思い出
100億$$$の歌姫 ファルファラ・クオーレ cv.水樹奈々 世界中の人々を癒し、酔わす、夜の蝶。 見た目とは裏腹に、非常に強い正義感を持つ。 |
2016/06/28
ネオンの島の100億$$$ Story
思い出1
――娯楽の島、<ジョカ>―
そこでの冒険を終えた主人公たちは、新たな仲間を迎えていた。
はっ!!
――あなたたちには裏の事情も話しちゃったけど、表向きはそれでお願いね♪
……ふぁ……
思い出2
しかしその正体は! 子供をさらう悪を憎む。正義の味方よ!
子供の未来を奪われるのは、誰だって悲しいでしょう?
……人知れず起きている、子供を狙う事件。その数はかなりのものなの。
本当は、一件一件、全て私の手で救い出しに行きたいけど……!
……でも、それでは終わらない……! 元凶を断たなければ……!
……仕方ないわ。まだ、あいつを仕留める算段はないの。
濃い<闇>は、変幻自在。しかも膨張する――
そんな相手を、弾丸で倒すことが出来るかは、ちょっと自信ないわね。
――いつか必ず。私が始末する――!
思い出3
たしかに、あのごちそうおいしかったものね~……♪ また食べたいわ~……♪
偏りなく栄養を摂らなくちゃいけないし、かといって、味気ないのも……ね?
今度はそれを作ってあげる♪ もちろん、塩分は控え目でね。
冒険で時間が取られると、ついついいつもと同じ料理に……中々レパートリーが増えなくて……
この料理のポイントはなんですか、って。
それで、家に帰ったあと、味を思い出しなから、その料理を作ってみるの。
そういうことを繰り返して、得意な料理を増やしていくのよ♪
趣味に口出しはしないけど、本業に支障をきたさないようにね?
思い出4
<ファルファラが銃を分解し、パーツの一つ一つを丁寧に拭いている。>
銃は繊細よ……特に、私の愛用するスナイパーライフルは、ね。
たった一つの部品の歪みが、精度を下げてしまうこともある……
だから、念入りに、ね♪
でも……どうかしら。仕事柄、特定の相手と長く付き合ったことはなくて。
私に釣り合う実力の人なんて中々いなくて……ケチがつくのは御免だから♪
思い出5
――キャトラちゃんの指摘は、おそらくではなく、間違い。
私は異性に尽くしたことなど一度もない――
――そう……一度も……だから、あのときも――
***
――その日は、数メートル先も見えないようなどしゃぶりだった――
「……合図は……? 予定の時刻は少し前に過ぎたのに……」
当時、私には相棒がいた。彼と一緒に、<闇>に染められた一人の商人を追っていた。
取引現場……そこでそいつを止めなければ、罪もない子供たちが、見知らぬ地へと、売られて行く――
「おかしい……なにをやっているの……!?」
『…………!』
「ルリ……? あいつに、何か……?」
<鱗法>とも呼ばれる、蝶を意のままに操り、情報を伝達する術――
私の得意技。そういえば、どこかの幼い女の子に教えてあげたっけ。
すごく飲み込みが早くて――――いけない、いまは、仕事に集中しなくちゃ。
『……しくじ………っ……た……!』
「――!?」
『…………撃て……!
お前の……銃で……! …………俺ごと…………!』
「そんな……!?」
彼は――知っていた。私の、奥の手を。
光を込めた私の銃は……全てを撃ち抜く……
だけど――それは――!!
『……早……く……しろ……!』
ターゲットもろとも、彼をも……消し去るだろう――
『……早……く……しろ……! ……子供たちは…………逃げた……!
……だか……ら……!』
私は――私は迷った!!
「――バカなこと言わないで!? すぐに助けに――」
『無駄だ……! はやく……撃て……!』
「でも!?」
『ここで……逃がせば……! もっと……子供たちが……!』
「――!!」
私は迷った!迷った、迷った、迷った……!
揺れていた! 揺れる自分がいた!
私がいるのは闇の社会! 出し抜かれた者は、脱落していく……!
私にはわかっていた! 私は――
「――………………――」
――『迷うフリをして、とっくに決意している』――!!
『……撃てェ!!!』
――ごめんなさい――!!!
***
……主人公! ファルファラを……!少しでも助けになるなら……!
思い出6 (友情覚醒)
「あぁぁぁぁぁっ――!!」
私は相棒を、撃った。もっと大きな平和のために、と、最低の理由をつけて。
その私が、子供たちの未来を守ろうだなんて…………笑えない。かもしれない。
それからはいつも一人。私には誰かといる資格なんてない。
…………いつもの悪夢は、ここで終わる――
記憶がつながるのは、もっとずっと先の……
『……これで……いい……』
――!? こんな、見たことない、悪夢に、続きが……!?
『俺は……闇に、染められていた……もう……使命は……お前とともに……
子供たちの未来を守るという……もう……無理だ……』
「…………」
『俺のことは……忘れろ……俺は……足手まといだった……お前の相棒には……なれなかった……
……すまん……お前の仕事に……ケチをつけちまったな……忘れて……くれ……』
――ああ、そうだ―― それ以来、私は人を遠ざけた。
――ケチがつくのは御免だと、澄ましてそう言い放つことで、気取って、とりつくろって――
だから――
――泣かないでください。私は、きっと隣に立っていられると思います。
でも、それでも、戦うことをやめないんだもの……すごい、決意だと思う……!
私は、子供たちの未来のために、宙を舞う、夜の蝶――――だから、よ♪
??? アレ? 意味つながってるソレ?
いつか闇夜が……晴れるまで……!)
闇をも酔わす夜の蝶 ファルファラ・クオーレ
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