【白猫】ヨナ(バレンタイン)・思い出
ヨナ・ブラックレオン CV: 戦闘民族<氷闇の牙>の生き残り。 お兄ちゃんに手作りチョコをせがまれる。 | ||
2019/02/14 |
メインストーリー
思い出1
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こんにちは、みんな。
いらっしゃーい、ヨナ!
ようこそ、ヨナさん。新しいお洋服、似合ってますね♪
えっと……あり、がとう。
せっかくのバレンタインだもの。おめかしくらいするわよねー?
そ、そんなんじゃないって。友だちが選んでくれた服だから……
照れなくったっていいのに。すっごくイケてるわよ♪
うう……やっぱり着替えてこようかな……
そんな必要ありませんよ。本当に素敵ですから♪
そう。ありがと……
次に服買うときは、アイリスたちも付き合ってくれると助かるな。私、よくわからないし。
はい、ぜひ♪
そういえば、お兄ちゃんは元気?バドルアイランドのときはいろいろ大変だったけど。
ん、元気だよ。いろんな意味で。
いろんな意味って、どーいう意味よ?
あの一件から、すっごく明るくなった。
抱え込んでたものがなくなって吹っ切れたんじゃないかな。
ストレスたまってたのねえ。
明るいのはいいことだと思います。本当によかったですね……!
うん。チョコをせがんでくるなんて、今年が初めてだったし。
ふふ、ちゃんと作ってあげたんだ?
まあ……ね。
感想は聞けましたか?
額縁に入れて飾ったまま、まだ食べてないみたい。
なんでよ!?チョコは飾るものじゃないでしょ!
やっぱ変だよね……
きっと食べるのがもったいなくなっちゃったんですね♪
そーいう問題かしら……?
思い出2
フフフ~ン♪いいお散歩日和ねえ、主人公♪
にしても、アイリスとヨナったらどこ行ったのかしら?
だから、どうしても……教えてほしいんだ、アイリス。
チョコ作りのこと……
ふふ、私でよければ♪
ありがとう。アイリスになら相談できるって思ったんだ。
(あらあらあら~……なんだか甘酸っぱい雰囲気ね?
ちょっと待って、主人公。
……もうちょっとだけ、隠れて様子見てみない?)
……チョコなんて、今年初めて作ったから、なかなかうまくいかなくて。
こんなのじゃ……恥ずかしくて、渡せないよ。
納得のいくものが作れるよう、全力でお手伝いします。一緒にがんばりましょう……!
……うん!!
(すごい気合い……ヨナも案外スミに置けないわね!
さてさて、誰に渡すつもりなのかしら……!?)
それで、どんなチョコを作りたいんですか?
まずは耐熱性が大事。溶けてベタベタになっちゃうから。
それと保存性。日持ちするほどいいね。
(……ん?)
……固くなりそうですね。風味はどれくらい残しますか?
味や食感は二の次かな。美味しすぎると、必要以上に食べちゃうから……
なるほど……配分が鍵になりそうですね!
(なんかコレ……想像してたのと違うよーな……)
あ、材料をまとめ買いするなら、バレンタイン期間の直後がおすすめですよ!
あ、確かに……!シーズンを過ぎた食品って安売りされるもんね。
はい、お買い物の基本です♪
うんうん。
……ねえねえ、ふたりとも、なんの話してるの?
あ、キャトラ。主人公も。
アイリスにチョコの作り方を相談してたんだ。
バレンタイン用のチョコ……よね?
ううん。傭兵団のみんなのための補給食。
ほきゅうしょく……?
仕事中に食べるための携帯食料だよ。
チョコって補給食として最適らしいから、自分で作れないかなって。
色気がナーーーイ!
思い出3
ヨナのいる傭兵団って、男のひとばっかりなんだっけ?
まあ、そうだね。それがどうかした?
今までチョコせがまれたりとか、そういうのなかったの?
ないない。私からもらって喜ぶ人なんていないよ。
ヨナさん、綺麗じゃないですか。そんなことありませんよ。
あるってば……私、あまり女の子っぽくないし。
ウーム……これはおそらく、アレね。
実はもてもてなのに、本人だけが気づいてないパターンだわ!
そんなことないって。なにを根拠に……
よぉく思い返してみて、ヨナ。
なにを?
毎年この時期、傭兵団の男のひとたちの様子が、普段と少し違わなかった?
…………ううん、特には。
たとえば、バレンタインなんておかし会社の陰謀だー、なんて聞こえよがしに話してたり……
あ、そんな話、してたかも。なんのことだろうって思ってたけど。
その日だけ、服装とか髪型にやたら気合い入ってたり……
そういえば、仕事前なのに高そうな服着てた人がいた気する。
特に用もないのに、ずっと居残ってたり……
寝られるときに寝ないと駄目って注意したかも。
ちょっと話しかけただけですごいソワソワしてたり……
いたいた。仕事前は集中しないと危ないよね。考え事でもしてたのかな。
ホラーーー!!やっぱそうじゃん!!
え、ええ!?なにが……?
それ、ぜんぶ、アピールよ!アンタのチョコがほしいってゆー!
考え過ぎじゃない?
たぶんですけど、キャトラの言う通りかもしれません……
そ、そうなの……?
兄さんのアピールはわかりやすかったけど……みんなもそうだったってこと?
もー、鈍感なんだから……
ふぅん……あれって、そうだったんだ。
……みんな、物好きだね。
なんて言って、ちょっと嬉しそうなクセに。
そ、そんなことないってば!
思い出4
はい、アイリス。野菜と肉、切っておいたよ。
夕食の準備、手伝ってくれて助かります。
気にしないで。いつもごちそうになるだけじゃ悪いから。
それに、こうしてそぱで見てるとすごく参考になるし。ね、先生。
ふふ、照れちゃいますね♪
カレー♪カレー♪
早く早くー!お腹と背中がくっついちゃうわーん♪
もう、キャトラったら……
次はどうする?
あ、それじゃあこのチョコを細かく刻んでくれますか?一欠片で大丈夫です。
チョコを?
カレーの隠し味です。コクが深くなって、ほんのりと甘みが加わるんです。
あ、そういえば聞いたことあるかも……
辛さもマイルドになりますし、おすすめですよ♪
へえ……今度、自分でも試してみるね。
そういえば、傭兵団のひとたちのご飯って、ヨナが作ってるのよね!
うん。いままではそんなに味にはこだわらなかったけど――
最近は本で勉強したり、アイリスに教えてもらったことを試したり、いろいろやってるよ。
食事は日々の原動力ですし、腕を磨くのは楽しいですよね。
うん、みんな喜んでくれるからこっちも嬉しいしね。
と、ごめん。このチョコを刻むんだよね。
はい、お願いします。
…………
どうしたのよ?チョコをじっと見つめて……
傭兵団のみんなに出すカレーの隠し味にチョコを入れたら――
それって実質、バレンタインチョコつてことにならないかな?
なるかーーー!
そっか……
思い出5
もーおなかいっぱーい……♪
ごちそうさま。すごくおいしかった。
カレーにチョコ……アリだね。
ふふ、今日もたくさん食べましたね、ヨナさん。
……やっぱり食べ過ぎかな?
アンタはそのぶん動いてるし大丈夫でしょ?
そうだね。太らなければ平気だよね。
……あ、そうだ、アイリス。今夜、台所借りてもいい?
はい、構いませんよ。さっき話した補給食の試作ですか?
それもあるけど……まずは、普通においしいチョコ作ろうかなって。
もしかして、傭兵団のみんなに贈るぶんかしら?
うん、せっかくだしね。
でも結構、人数いるんでしょ?
まあ……全員分作るのは、ちょっと大変かもね。
なら今年は焦らしておいて、来年のバレンタインに向けてなら今年は焦らしておいて、来年のバレンタインに向けて練習を重ねておくってのもアリだと思うわよ?
……でも、今年のうちにちゃんとやっておきたいんだ。
私たちは傭兵だから――戦うことがなりわいだし、基本、根無し草の生活でしょ?
一年後にどうしてるかなんて、自分でも、わからないから。
……ヨナさん。
そりゃそーだけどさ……
今年のバレンタイン、すごく楽しかった。
新しい友だちができて、服選んでもらったり、一緒にチョコ作ったり……
シャルロットにも、まあー応……喜んでもらえたし……
でも、楽しいバレンタインを来年も迎えられる保証なんてない。
戦ってるかもしれないし、どこか遠い所に行ってるかもしれない……
気持ちはわかるわ。
でも、考えすぎても仕方ないこともあると思うわよ?
ありがとう。わかってるんだけどね。
楽しかったぶん、反動でそんなことぼっか考えちゃって。
……ねえ、キャトラ、主人公。そろそろあれ、渡そっか。
……そーね♪
え……?
思い出6 (友情覚醒)
わ……眩し……
……?これは――
……チョコ?
はい。私と、キャトラと、主人公……
みんなからヨナさんに、バレンタインの贈り物です♪
私に……?いいの?
アンタからチョコ、もらっちゃったからね♪
カカオ不足の影響で、材料の調達が遅れちゃって……
少し遅めのバレンタインチョコになっちゃいました。
あ、うん……そう、なんだ……
ほら、ぼーっとしてないで、食べてみてよ~♪
うん、いただきます。
…………おいしい!ほんとに、すっごく!
ヨナさん。それは友チョコ、ですよ。
――うん。
私たちは、友だちです。困ったことがあれば力になります。
悩みがあるんなら、一緒に悩むわ!
みんな……
なにがあっても、ー緒に乗り越えて――
次のバレンタインも、友チョコを贈り合いましょうね。
うんっ!
ま、それはそれとして~……
せっかく時間もあるし、傭兵団のひとたちのチョコも、みんなで作っちゃいましょーよ!
もう……キャトラつたら、つまみ食いしたいだけでしょ?
チョコは別腹だもーん♪
ねえ、みんな。
これからも――よろしくね!
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