Settlement Phase
概要
Hunt phaseやShowdown phaseに向けた準備を行うフェーズ。
つまり拠点である。
後述するEndeavorポイントで拠点の拡張を行ったり、集めたResourceで新しいGearの制作などを行うことができる。
KD:M唯一の安息フェーズと思いきや、このSettlement phaseでもSurvivor達は死亡する可能性を秘めている。
1. Set up the Settlment
Settlementの準備を行う。
準備するもの
・Settlement Board
・Settlement Record Sheet
・Settlement Event Deck
・Settlement Locations(既に建築済みのLocationカード)
・Settlement Innovations(既に発明済みのInnovationカード)
・Principles(選択済みのPrincipleカード)
・Innovation Deck
配置
PrincipleカードとInnovation Deckはボード上に指定された場所があるのでそこに配置する。
Principleは表向き、Innovation Deckは裏向きで配置。
それ以外は自分たちのグループが使いやすい場所に置けば良い。
TL1の特殊ルール
もしもこれがThe First Storyを終えた直後のSettlement Phaseであれば、この段階でSettlementの名前を決め、Settlement Record Sheetに書き込む。
2. Survivors Return
先のShowdownから無事に生還できたSurvivorをReturning Survivorとして扱う。
Settlementフェーズ内のイベントで"Returning survivors"と指定がある場合は、彼らのことを指す。
Returning Survivorはこの段階でLight injury、Heavy injuryが回復する。
もしもこれらにチェックが入っている場合、チェックを消す。
また、トークンも全て取り除く。
しかしPermanent injuryは取り除くことはできない。
もし、先のHunt phaseやShowdonw phase中に全員死亡した場合、Returning Survivorは存在しないことになる。
3.Gain Endeavors
EndeavorはReturning Survivorが彼らの経験から蓄積された生産性エネルギーだ。
これらはSettlment Phaseの様々なシーンで使うことになる。
Returning Survivor一人につき、1のEndeavorを得る。
EndeavorはTLをまたいで持ち越すことができない。
このTLで得て未使用で残ったEndeavorはこのSettlement Phaseの終わりに全て失う。
4. Update Timeline
TLを1年先へと進める。
この時にSettlement Event Deckから1枚カードを引く。
TL1の特殊ルール
TL1はSettlment Eventはランダムではなく、"First Day"イベントで固定されている。
デッキから上記のカードを探して内容に従う。
引いたカードはプレイエリアに全員が見える形で公開する。
もしもダイスロールイベントなどの指示がある場合、それを行い結果を行い処理する。
Lingering Effects
このTL内は引いたSEカードに書かれている効果を受けることになる。
強制。
Endeavors
条件を満たしている場合、Endeavorを消費してそこに書かれている内容を実行することができる。
任意。
Settlement Deck自体はTL毎に毎回シャッフルしても良いし、ゲーム開始時にのみシャッフルしてそれからはTL毎のシャッフルは行わずに毎回一番上を引く、というやり方でも良い。
お好みで。
Time Lineイベント(ストーリーイベント
SEカードを引いた次に、もしも現在のTL上にTLイベント(ストーリーイベントや追加のSettlment Event)がある場合はそれを実行する。
例えばTL1の場合はReturning Survivorsイベントである。
イベント名の前にブックのアイコンがついてるものは、ブック内にイベントの内容が記されているのでそれを参照する。
なお、同じ年のSettlement Phaseで同じカードのイベントが起こることはない。もしもランダムで引いたカードとTL上のイベントのカードが一緒だった場合、二つ目のカードは無視される。
例えばTL上にMurderイベントがある時にランダムで引いたイベントもMurderだった場合、一回だけしかMurderイベントを起こす必要はない。
流れ
1.TLを1年進ませる
2.SEイベントデッキのイベントを起こす
3.TL上にイベント(ストーリーイベント)がある場合はそのイベントを起こす
5. Update Death Count
先のHuntフェーズ、Showdownフェーズ、このTL内のこれまでのSettlementフェーズでSurvivorが死亡した場合、Death Countの項目を死亡した人数分チェックする。
Death countを終えてからのこのTLのSettlementフェーズ内でSurvivorが死亡した場合は、
即座にDeath Countを更新する。
6. Check Milestones
レコードシート上のMilestone Sotry Eventsのトリガー条件を満たしているイベントを実行してチェックをつける。
もし2つ以上同時にトリガーした場合は任意の順序でイベントを行って良い。
Check Milestonesを終えてからのこのTLのSettlementフェーズ内でMilestonesのトリガーを満たした場合、即座にイベント内容を実行する。
メインキャンペーンのPeople of the Lanternのマイルストーンイベントは下記の5つ。
Principle: New Life | はじめて子供が産まれた。 |
Principle: Society | 人口が15人に到達した。 |
Principle: Death | はじめてDeath Countが更新された。 |
Hooded Knight | Innovationが5つに到達した。 |
Game Over | 人口が0人になった。 |
なお、Hooded Knightの発動条件"Innovationが5つになった時点で発動"はPrincipleはカウントに入れない。
7. Develop
このフェーズはEndeavorを使用してlocationのbuild(建築)を行ったり、Innovateカードを引いたりギアをクラフトすることができる。
消費するEndeavorの数やリソースの数は都度記載されている。
(Endeavorは数字ではなくアイコンの数で記載されていることが多い)
TL1でやっといたほうが良いこと
TL1の場合であれば先に行ったReturning SurvivorsイベントでLantern HoardのLocationが建築されていて、LanguageのInnovationがアクティブになっている。
もしも君/君のグループがEndeavorを3つ以上所持しているならLantern Hoardに記載されているBuildを全て行おう。
・Bone Smith
・Skinnery
・Organ Grinder
これらはそれぞれEndeavor1づつでBuildできる。
Endeavorを使ってBuildしたらLocationデッキから対応するLocationカード(Lantern Hoardみたいに硬い長いカード)から引いて、プレイマット上に置こう。
もしも全部建築するにはEndeavorが足りない場合、
建築するLocationを選ぶ必要がある。
好みの問題になってくるので任意で選んでもらってかまわないがざっくりと説明すると、
・Bone Smith(武器屋)
・Skinnery(防具屋)
・Organ Grinder(アクセサリー屋)
である。
TL0のWhite Lion戦で無事に全員生き残った場合、
Endeavorの数は4あると思う。
上記3つを建築しても1残るので、残りの1はInnovationをすることをオススメする。
InnovationはEndeavorを1つ、リソースのBoneを1つ、Hideを1つ、Organを1つ材料にして行うことができる。
Innovationデッキをシャッフルし、2枚を引き欲しいInnovationを選択してプレイマットに置く。
今後そのInnovationカードはイベントなどで破壊されない限り効果が適用され続けることになる。
他にもLocationカードにはEndeavorを用いたActivityがある。
カードの下の方に記載されているので、必要なEndeavorの数があるのならそれを使用して実行しても構わない。
また、建築したLocationに記載されているギアを記載通りの素材を消費して制作することもできる。
自分の好みで制作して問題ないが、序盤のリソースは限られているので特別こだわりが無いのならまずはBone Dartsの制作をしておくことをオススメする。
SPDは低いが序盤に作れる武器の中ではATKがそこそこ高いこと、range武器であることから非常に有用性が高い。
8. Prepare Departing Survivors
出撃するサバイバーを選定し準備する。
プレイヤー達はサバイバーの中から4人、出撃メンバーとして選択する。
たとえプレイヤーが4人以下でも一人で複数操作して4人のサバイバーを出撃させなくてはならない。
もしも拠点に存在するサバイバーが4人に満たない場合は可能な限りの数のサバイバーを出撃させる。
Returning Survivorsのギアを外し、Departing Survivors(出撃するサバイバー達)にギアを装着する。
この時にサバイバーレコードシートにアーマーポイントやAttributeの増減などを書き込む。
また、Settlement Phase内でのイベントやInnovationの効果もここで適応しておく。
9. Special Showdown
このLY内にNemesis Encounter(Special Showdown)が存在する場合、
Hunt Phaseが開始される前にNemesis Encounter戦になる。
いわゆるボス戦。
Special Showdown後、Settlementボードの5. Update Death Countに戻る。
生き残ったサバイバー達のL、H、Severe Injuriesは回復し、トークンを取り除く。
注意するのはNemesis Encounterを倒しても年を跨いだわけではないので、LYは進まないしEndeavorも得ないしSEも起こらない。
あくまでもボードに沿って同年内で再度Hunt Phaseに向けての準備を行うという認識。
10. Record & Archive Resources
使い切っていないリソースカードをSettlementシートのstorange(倉庫)に記載しておこう。
倉庫に記載したリソースカードはボックスの該当するデッキに戻しておく。
11. End Settlement Phase
・使用しなかったEndeavorは消滅する
・Innovationを格納する
・使っていないギアを格納する(格納前にSettlementシートのstorangeに記載しておこう)
・次のHunt Phaseに向けて使わないカードを格納する