Hunt Phase
Settlement Phaseで準備を終えた後、選択したQuarryを討伐(Showdonw Phase)しに行くための道中Phaseです。
ダイス運がモロに出るこのPhaseは場合によってはShowdonw Phase以上の被害を被ることも少なくありません。
Table Setup
Hunt Board(Settlement Boardを裏返したボード)をテーブルの上に用意します。
その他にもDeparting SurvivorsのGear GridやRecord Sheetも準備しましょう。
Choose Your Quarry
討伐しに行くモンスターを選択します。
モンスターはSettlement RecordのQuarry List内に記載されているモンスターからのみ選択できます。
最初のうちはWhite Lionしか選択できませんが、TLが進みストーリーイベントが起きるたびに新たなQuarryが追加されていきます。
Choose the Monster Level
モンスターのレベルを決定します。
レベルごとのモンスターの能力の違いはブックのモンスターのShowdownページを参考にしましょう。
Set up the Hunt
Hunt Boardのセットアップ
長細いボード(Settlementボードを裏返したヤツがHuntボード)にはスタートスペース、Overwhelming Darknessスペース、Starvationスペースを含む13のスペースがあります。
ブックのそれぞれのモンスターのページにはHunt Phaseのセットアップ方法が記載されています。
それを基に二種類のカード(Basic Hunt Event CardとMonster Hunt Eventカード)とモンスターのミニチュアをセッティングしましょう。
Basic Hunt Event Cardは白色のダイスと黒色のダイスを振ってイベントを決定するランダムイベントで主に構成されています(Expansionsをインストールしているとこれだけではない)
Monster Hunt Event Cardはモンスター固有のイベントです。
それでは順を追ってセットアップを詳しく解説していきます。
1.Monster's hunt event cardsをシャッフルしてブックで"E"と記載されている場所に裏返した状態で置く。
2.Basic Hunt Event CardをMonster's hunt event cards、Start Space、Overwhelming Darkness、Starvation以外の場所に一枚置く。
3.もしもギアグリッド内にSickleやPickaxeなどの特殊なHunt Eventが起こるギアがある場合、
任意の場所(Start、Overwhelming Darkness、Starvation以外)に対応するSpecial Hunt Event Cardを配置する。
これらは一度のHunt Phase内で各一枚までで、既に配置されているイベントカードの上に配置する必要がある。
4.モンスターのミニチュアを対応するレベルのHuntボード上のスペースに配置する。
5.Departing SurvivorのミニチュアをStartに置く。
Hunt Your Quarry
SurvivorたちはHunt Phase中、Event Revealerとなる。
Event Revealerは現在のHuntボード上にあるカードを読み他のプレイヤーにイベント内容を明かす。そしてカードの内容を実行する。
イベントが完了されればそのイベントカードはゲームボックスに戻し、次のSurvivorが新たなEvent Revealerとなる。
ボード上の現在のマス目のイベントカードが全て無くなった場合、
サバイバー達は1マス進み、Event Rebealerは進んだ先にある新たなカードを実行する。
もしも進んだ先にイベントカードが無い場合、スキップの指示が無い限りは次のマスに進む前にHunt Event Rollを一度行う。
各Hunt Phase中、最初にOverwhelming Darkness spaceにサバイバーが辿り着いたとき、
ストーリーイベント(ブック)のOverwhelming Darkness を実行する。
Find the Quarry
サバイバーたちが移動した先にモンスターが居た場合、
Hunt Phaseは終了しShowdown phaseがただちに開始される。
モンスターが居る場所ではStarvation以外のいかなるHuntイベントも起きない。
Hunt Event Cards
Basic hunt eventカードはEvent RevealerがHunt Event Tableをロールして何が次に起こるかを決定する。
Hunt Event Tableには100種類のイベント(別記予定)があり、
2つの10面ダイスを振り、1つは10の位(白の10面ダイス)、もうひとつは1の位(黒の10面ダイス)として扱い2つで100面ダイスとして扱う。
例えば白の10面ダイスが3,白の10面ダイスが5であれば結果は35となる。
白のダイスが10で、黒のダイスが1~9の場合は白のダイスを0として扱い、1d100の結果は一桁となる。
白のダイスが10、黒のダイスが10であれば結果は100となる。
Hunt Events
ハントイベントはたびたびプレイヤーたちにイベントの結果を判定するためにダイスを振るよう指示があるだろう。
それぞれのイベントには誰がダイスを振るのか指示がある。(Event Revealer、ランダムなサバイバー、特定の条件を満たすサバイバー)
もしも指定されたサバイバーが居ない場合はEvent Revealerがダイスロールをすること。
Event Revealerはランダムな選択をする必要がある。
(ランダムサバイバーやGear等を選ぶとき)
それはどのようなやり方で決めても良い。
ダイスを振ってもいいし、くじ引きで決めてもいい。
いくつかのイベントには参加や適応条件がある。
例えばCourageやUnderstandingの数値の高さなどが要求されたりだ。
Reaching Overwhelming Darkness(Overwhelming Darknessへの到達)
そのHunt Phase中最初にOverwhelming Darknessのスペースに到達したとき、
ストーリーイベントのOverwhelming Darknessが起こる。
サバイバー達はこのスペースをスキップできない。
いかなる理由であろうとこのスペースはスルーできず必ずここで止まらなければならない。
そしてOverwhelming Darknessのイベントを実行し適用しなくてはならない。(このスペースの他のイベントや効果を起こすよりも前に)
このスペースの他のイベントを解決したら次のスペースへと進む。
もしも何らかの理由でサバイバー達がOverwhelming Darknessのスペースにもう一度訪れた場合、そこはただの空白のスペースになる。
Gaining Gear on the Hunt
もしもハントイベント中にサバイバーがGearを獲得した場合、ただちにギアグリッドに装備することができる。
もしもギアグリッドがフルなら、彼らは獲得したギアをArchive(捨てる)か既にギアグリッドにあるギアを捨てて獲得したギアを装備できるスペースを作る必要がある。
なお、どちらもCursed(呪い装備)は破棄できない。]
この時、ギアグリッド内の再配置は行えない。(つまり既にあるギアを捨てた場合、空けたスペースに獲得したギアを配置することだけが許可される)
そして他のサバイバーのギアグリッドにアイテムを追加することはできない。
Event Damage
サバイバー達はハントフェーズ中にもダメージを被ることがある。
これはEvent Damage(イベントダメージ)と呼ばれ致死には至らない。
イベントダメージはアーマーポイントとinsanityをへらし、Light InjuryやHeavy Injuryを被ることはあるが、Severe InjuryやBrain Traumaを被ることはない。
Severe InjuryとBrain Trauma
特殊なケースでサバイバー達はSevere InjuryやBrain Traumaを被ることがある。
これらのケースはイベント内で明確に指示されているだろう。
もしもSkip Next HuntがInjuryで引き起こされた場合、
これを受けた今現在のハントフェーズではなく次のハントフェーズをスキップする。
Retire on the Hunt
もしもサバイバーがハント中にリタイアになったらShowdownが終了し無事にSettlementに帰れた時点でリタイアとなる。
Death on the Hunt
もしもSurvivor達がハントフェーズ中に息絶えたら、irreplaceableルールのギアを除いてイベントで指示が無い限りは全てのギアはセトルメントの倉庫へと送られる。
生き残ったサバイバーがこのハント中にそれらのギアを使用することはできない。
Ambush
もしもモンスターがサバイバーたちが居るハントスペースに移動してきたなら、サバイバー達は不意打ち(Ambush)を喰らうことになる。
直ちにShowdownを開始すること。
モンスターに不意打ちをされた場合、サバイバー達は自身らの最初のターンを必ずスキップしなければならない。
多くのQuarryは常に先行から始まるので、大抵の場合最初にモンスターは2ターン連続で行動することになる。
いくつかのハントイベントではサバイバー達がモンスターを不意打ちするイベントが存在する。
その場合、サバイバー達はShowdonwをサバイバー先行で始めることができる。
ブックに記載されているモンスターごとのShowdownページのTerrainセットアップルールは適用せずに、代わりにリストされたShowdown terrain、モンスター、サバイバーたちをプレイヤーの好きなように配置する。(ただしTerrainカードのセットアップルールには従うこと)
つまり、本来であればモンスターごとにモンスターやサバイバー、Terrainの配置場所は指示されているが、それらを無視して(Terrainカードのセットアップルールを守って)好きなように配置して良いということ。
配置できるTerrain自体はブックの指示通り。
Compulsory Movement
いくつかのハントイベントや効果はサバイバー達を移動させる。
このとき、サバイバー達は指示された数だけハントボード上のスペースを進んだり後退したりする。
サバイバー達はStartとStarvationのスペースを通り過ぎることはできない。
Monster Movement
モンスターたちはハントボードの外に移動することはできない。
移動しても最後のスペースで止まる。
Starvation
もしもStarvationスペースでモンスターと戦う場合、あまりにも長い旅路で食料を消費する。
d5(1d10の1/2で小数点切り上げ)のResourcesをセトルメント倉庫から失う。
The Hunt Fails
もしもサバイバーがハント中に全滅したならばハントフェーズは終了しQuarryは失われる。
Starvationのルール(上記Starvation参照)を適用し、この年は終了する。
そして新しいSettlment Phaseが始まる。
Run Away
InnovationでPictographsを作成している場合、サバイバー達は逃走することができる。
ハントイベントの内容を処理した後、サバイバーをノミネートしてRun Awayのストーリーイベントを起こすことができる。
それぞれのノミネートされたサバイバーは個別にRun Awayのロールを行う。