ネタバレ考察雑談場 コメント#168
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ななしの投稿者
1682024年03月10日 12:45 ID:higmwn5lこのお話はセイヤの死生観を表すお話だと思います。
レイの秘話でコアに関わる人間がワンダラーになっている描写があったのでセイヤはそのことを知っていると感じました。
コアに関わるハンターと研究員は一番ワンダラーになる確率が高いと思われます。
私はevolを持った人間はそもそも、なんらかの形でコアに日常的に触れていてワンダラーになるような可能性があった人だと思っています。
あの黒いエネルギーに侵食されるところを、氷や光や炎など他のエネルギーに変えて放出できる、そんな能力を持った人たちが
Evolverと呼ばれるセイヤたちだと考えています。
『奴らはエネルギーに変わって散っていく。それが奴らの終着点なんだ。
人間はいつか塵となり、宇宙で最も取るに足らない原子になる。星から来て、星に帰る。この宇宙から生まれたロマンが、人間が最後に行き着く終着点だ。でも、原子は永遠に消滅しない。いつかきっと、俺達はこの星空の下で再会できる』
ワンダラーになろうがなるまいがどの人間も最終的には塵となり原子になる。これは恋と深空のメインテーマでも塵と化し消えるという歌詞がありました。
ネタバレ考察雑談場 #168 の返信コメント
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ななしの投稿者
1692024年03月10日 12:53 ID:higmwn5l長文すみません!続きです。歌詞にもあるのでこの世界ではセイヤの塵となり、原子になる説明は本当のことだと感じています。
『セイヤは主人公や自分が亡くなったあと塵になっても、原子は永遠。二人の存在は永遠なので、自分たちは必ず会えると確信している』という話ではないでしょうか。
今までそうやって転生して再会してきたからだと思います。
文章でわかることは
「十数年前にワンダラーが現れた時、残された磁場によってこの蜃気楼のよう錯覚が引き起こされるようになった。ここに投影されているのは、数億光年先の星雲だ。それは完全に消滅するまで拡散し続け、宇宙の中を広がっていく。」
という点です。この話の冒頭でブラックホールのような、という説明もある。想像ですが、この場所は第七禁猟区、ロールバック二号がメインストーリーでブラックホールの特異点に墜落した直後もこんな状況だったのだと私は感じました。
真実でも幻でも好きなように取ればいいとセイヤは言っていたので、どちらにも、ifの世界(パラレルワールド)にも取れますし、メインストーリーと同じ軸の話にも取れます。