戦術支援スキル 解説
瞬間移動 | ||
基本CD時間 | 120秒 |
指定方向に向かって、瞬時に一定距離の移動 (ブリンク) をする。
解説
現在、全戦術支援スキルの中で、最強のスキルの一つ。
特に理由が無ければ、2つの内の1つは、この瞬間移動がお勧め。
主に、敵を追う時と、敵から逃げる時に使う。
この2つの動作は全ヒーローが全試合で行うため、高い確率で役に立てることができる。
制裁 | ||
基本CD時間 | 40秒 |
指定のモンスター1体に 565+(57×ヒーローレベル) ポイントの確定ダメージを与え、自身のHPを 200+(使用者の最大HPの10%) ポイント回復する。
ミニオン1体を対象として使用した場合、同量のダメージを与えるが、自身のHPを回復させる効果は無くなる。
敵ヒーローを対象として発動することはできない。
パッシブ効果:『制限』
以下の効果は、試合開始後の6分間のみ有効となる。
この試合中に装備者が、ジャングルモンスター各種を倒して得た金額と、ミニオンを倒して得た金額を比較する。
ジャングルモンスターを倒して得た金額の40%の金額よりも、ミニオンを倒して得た金額の方が多いとき、ミニオンを倒して得られる金額が20%減少する。
スキル強化
プレイヤーが、中級または上級ジャングラーギアを装備しているとき、当スキル『制裁』は『絶対的制裁』にグレードアップする。
絶対的制裁 | ||
基本CD時間 | 40秒 |
指定のモンスター1体に 565+(57×ヒーローレベル) ポイントの確定ダメージを与え、自身のHPを 200+(使用者の最大HPの10%) ポイント回復する。
ミニオン1体を対象として使用した場合、同量のダメージを与えるが、自身のHPを回復させる効果は無くなる。
敵ヒーロー1体を対象として使用した場合、以下の効果が発動する。
ターゲットに 40+(16×使用者のヒーローレベル) ポイントの確定ダメージを与え、ターゲットの移動速度を2秒間、20%低下させる。
同時に、使用者の移動速度を2秒間、20%上昇させる。
パッシブ効果:『制限』
以下の効果は、試合開始後の6分間のみ有効となる。
この試合中に装備者が、ジャングルモンスター各種を倒して得た金額と、ミニオンを倒して得た金額を比較する。
ジャングルモンスターを倒して得た金額の40%の金額よりも、ミニオンを倒して得た金額の方が多いとき、ミニオンを倒して得られる金額が20%減少する。
解説
ジャングラー専用の戦術支援スキル。
ジャングラーを担当するときは、必ずこの制裁を持っていくようにしよう。
逆に、ジャングラー以外のポジションを担当するときは、採用してはいけない。
制裁のパッシブ効果により、ミニオンから得られるお金/経験値が少なくなってしまう。
制裁をジャングルモンスターに使うと、大きなダメージを与えることができる。
CDが終わり次第バシバシ使って、ジャングルでのファームを高速化しよう。
また、ジャングルモンスターに大ダメージを与えるという特性を活かして、敵がモンスターと戦っているところに奇襲を掛けて、制裁でラストヒットの横取りを狙うという使い方もある。( いわゆる「スティール」)
痛撃 | ||
基本CD時間 | 100秒 |
自身の周囲、半径450ヤード内にいる敵ヒーロー全員に、60+(20×ヒーローレベル)+(ターゲットの失ったHPの8%) ポイントの確定ダメージを与える。
さらに、その時点から4秒間、ターゲットはブッシュに入ったり遠くへ離れて行っても、自身と味方のマップ上に表示され続ける。
解説
瞬間移動に次いで人気の高い戦術支援スキル。
タンク、バトル、アサシンなどの近距離タイプのヒーローと相性が良い
敵にダメージを与えるというだけのシンプルなスキルだが、これが意外と強い。
与ダメージ計算の仕様上、このスキルはトドメを刺すのに用いる。
痛撃があれば、残りHPが僅かになった敵を仕留められる確率を、グッと上げられる。
射程距離は短めなので、ある程度敵に近付く必要がある。
その特性上、接近戦が苦手な遠距離攻撃ヒーローとは比較的相性が良くない。
医療 | ||
基本CD時間 | 90秒 |
自身と、付近にいる最もHPが少ないヒーロー1人に以下の2つの効果を与える。
① | HPを 300+(40×ヒーローレベル) ポイント回復する。 |
② | 1秒の間、移動速度が30%アップする。 |
その時から15秒以内に、チームメイトが戦術支援『医療』でHPの回復を行なった場合、既に回復効果を受けたプレイヤーは、獲得する回復効果が50%減少する。
解説
汎用性が高く、初心者にもお勧めの戦術支援スキル。
主な使い方は2通り。
① 敵ヒーローと戦っていない、または敵ヒーローが近くにいない、かつ自分や付近の味方ヒーローのHPが少し減っているときに使う。
回復量はあまり多くないということを覚えておき、2人のHPが少し減っている状況であったら積極的に使おう。
② 自分または付近の味方ヒーローが、敵ヒーローとの戦闘中、または攻撃を終えて退くときに使う。
HPが瞬時に少し回復し、敵の攻撃で倒される確率を減らせる。
交戦中であれば、少量のHP回復でも戦闘の勝敗を左右する差になり得る。
同時に短時間移動速度が上がるので、敵から逃げる際の手助けにもなる。
これは自分が逃げる場合でも、味方ヒーローを逃げさせる場合でも使える。
麻痺 | ||
基本CD時間 | 100秒 |
付近の敵ヒーロー1体を指定して発動する。
2秒間、ターゲットに以下のデバフ効果を与える。
① | ターゲットが、味方ヒーローに与えるダメージが50%低下する。 |
② | 移動速度が20%低下する。 |
解説
瞬間移動程ではないが、優秀な戦術支援スキル。
基本的には防御のために用いるが、敵を攻める際に使うこともできる。
防御の場面
敵の方がHPが多かったり相性が悪くて、敵1人から逃げたい時に使う。
敵の移動速度と攻撃能力が低下しているうちに撤退する。
攻撃の場面
相手のHPがある程度減っていたり相性が良くて、キルが見込める時に使う。
痛撃と比べると間接的ではあるが、ターゲットをキルできる確率が上がる。
味方複数対敵1人のときにより大きな影響力を与えられるのが、痛撃と比べたときの強み。
解除 | ||
基本CD時間 | 120秒 |
使用者の受けている全てのコントロール効果を解除する。
その後の2秒間、敵から受けるコントロール効果を無効化する。
スタン等のコントロール効果を受けて戦術支援スキルの発動が不可になっているときも、当スキル『解除』のみは例外的に発動できる。
解説
瞬間移動程ではないが、優秀な戦術支援スキル。
他の戦術支援スキルと比べると、シチュエーションを選んで採用すると、より活かすことができる。
《 解除を採用したい場面 》
① 自身が機動力の低いヒーローの場合
具体例を挙げると、ロキやスカーレット・ウィッチなどのエネルギーヒーロー。
一度重めのコントロールスキルを喰らうと、HPが多くても即キルされてしまう恐れがあるような打たれ弱いヒーローの生存率を上げることができる。
② 敵チームに強力なCCを
もったヒーローがいる場合
具体例を挙げると、マンティス (アルティメットスキル) やハルク (スキル1) など。
敵に危険なCCを食らったら、解除を発動して危機を脱しよう。
危険なCCをもつ敵ヒーローが複数いる場合は、さらに解除を採用したときのメリットが強まる。
加速 | ||
基本CD時間 | 90秒 |
当スキルの発動から8秒間、自身の移動速度がアップする。
移動速度の上昇値は徐々に増えて、最大で40%の加速となる。
同時に、その間に敵から減速効果を受けたとき、その効果を50%軽減する。
加速効果を得ている8秒の間に、敵ヒーローをキル、またはキルアシストした場合、加速効果の残り継続時間が4秒延長される。
減速耐性計算の具体例
敵が 80%減速スキルを発動 ⬇︎ 自身は 40%の減速効果を受ける |
解説
シチュエーションを選んで採用すると、高いパフォーマンスを発揮できる戦術支援スキル。
ボタンを押した直後に最高加速を得るのではなく、徐々に加速していくという特性があるので、逃げとして使うには少し使いにくい。
加速が選択肢に入るヒーローの具体例を挙げると、エクスキューショナーやウルヴァリンなど。
自分が有利なシチュエーションのとき、ガンガン攻める能力が高いが、機動力が低めなヒーローと相性が良い。
しかし、前述のようなヒーローを使うときも他の戦術支援も強力なことに変わりないので、好みで選んで良いだろう。
転移 | ||
基本CD時間 | 120秒 |
当スキルを発動すると、画面が目標選択モードに切り替わる。
マップ上から味方タワー、または味方ミニオンを1体選び、「転移」を開始する。
目標を選択してから3秒間の準備時間の後、選択した場所にワープする。
上記の過程の途中で、当スキルボタンを再度タップすることで、「転移」をキャンセルできる。
その場合、本来の半分 (60秒) のクールダウンタイムに入る。
目的地へ転移した時から5秒間、使用者は加速効果を獲得する。
加速効果は、転移直後が移動速度60%アップで、その後時間経過によって減衰していく。
解説
少し特殊で、間接的な利益を得るための戦術支援スキル。
他の戦術支援と違って、敵を倒したりするような直接的な利益は無いが、転移を使って得られる利益は大きい。
主な使い方は以下の通り。
リコール後の戦線復帰
敵との戦闘でHPが少なくなってリコールした後、転移を使うことで即座に戦っていた場所に戻ることができる。
先程まで行っていた戦闘で対面の敵のHPが減っていれば、キルのプレッシャーを掛けることができる。
そうでなくとも、即座にレーンに戻ればミニオンロスで得られなかったはずの経験値&お金を得られたり、転移を使わなければ折られていたはずのタワーも守ることができる。
離れたレーンへの移動
たとえば自分がトップにいて、攻撃されそうなボットタワーを守る味方が誰もいないとき、普通なら折られてしまうところを、転移を使えば守りに行くことができる。
タワーだけでなく、離れた場所での集団戦への参加にも使える。
偵察 | ||
基本CD時間 | 70秒 |
カーソルを移動させ、エリアを指定して発動する。
指定の位置に、偵察エリアを設置する。
偵察エリアは、設置から30秒が経過する、またはエリア内に1人目の敵ヒーローが入ると消失する。
偵察エリア内に1人目の敵ヒーローが入ると、3秒間自身から遠く離れた場所やブッシュの中だったとしても、自身のマップ上にその敵ヒーローが表示され続ける。
さらに、ターゲットに『偵察マーク』を付ける。
(『偵察マーク』は自身のマップ上に、目のマークとして表示される )
マークされた敵をマップ上で見失ったとき、ターゲットが最後にマップ上に映った地点が、目のマークとしてマップ上に表示され続ける。
解説
おそらく全戦術支援の中で最も使われていないスキル。
他に優秀なものがたくさんあるので、それらから選んだ方が良いだろう。
説明文に書いてある偵察エリアの設置は、たとえるとロケットラクーンのウルトの下位互換のようなものなのだが、比較的便利なのはここに書いてない方の効果。
もしも偵察を使う場合は、ブッシュ内にこっそり設置するのではなく、敵ジャングラーにぶつけるように使うのが良いかもしれない。
マークされた敵は一瞬でもマップに映れば、最後に映ったポイントが記録されるので、「マップに映ったのが一瞬だったから気づかなかった」という可能性を減らせる。