戦闘の避け方
ここでいう「戦闘を避ける」とは、敵に突っ込んでキルを狙うことよりも、デスをせずにレーンクリアやタワーを守る行動のことをいいます。 それらの具体的な方法や、注意点を紹介します。 |
序盤での戦闘の避け方
無駄デスが一番良くない
対面の相手との相性が極端に悪い、ヘルス差を付けられたが今はリコールしたくない、敵の方が人数が多い、そんな状況の時は積極的に攻めるのは得策ではありません。
敵が甘えたらそこを突きますが、基本的には無駄なデスをしないことを一番に考えましょう。
ジャングラーは立ち回りが特殊なので、レーン戦を想定した記載となります。
タワーに守ってもらおう
最も安全な行動は、自タワー下に引き籠もることです。敵の方が非常に有利だと感じたときは、タワーの援護を利用してください。
前に出過ぎることに注意してミニオンを処理します。
できればラストヒットを取りに行きますが、敵が突っ込んできたときは諦めて一旦下がります。
敵はゾーニングという行為をしてくる可能性があるので、そういったものがあるという事は知っておいてください。
敵はミニオンを無視して自分に攻撃してくる可能性もあります。
タワー下は安全と書きましたが、それは絶対的なものではありません。
敵はタワーダイブをしてくる可能性があります。
タワーダイブを受けても敵を撃退できるヘルスを保ってください。
特に、打たれ弱いキャラクターで1人の時は、タワー下でも安全でないと考えてください。
タワーを捨てるという選択肢もある
敵は人数差で有利なとき、レーン脇から回り込んで挟み撃ちを狙ってくることがあります。
人数差が2人以上ある場合は、かなりの確率で挟み撃ちのタワーダイブが成功します。(攻撃を受ける側が耐久力やCCに優れたタンクの場合は、守りきれることもしばしばあります)
そのように、タワー下でもデスをする可能性があるときは、自ベース側に引き下がってください。
自タワーが折られてしまいますが、それよりもデスをしないことを重視してください。
また、人数差が不利な状況はネガティブな面だけでなく、良い面もあります。
敵が一箇所に人数を割いているということは、他の場所では味方が人数差で有利を取っているということです。
不利な状況を上手に乗り越えて、味方が攻めを成功させてくれれば、チームは勝利に近づくでしょう。
中盤以降 (ベース/タワーの防衛)
先ほどに引き続き、人数、お金/レベル、体力で不利な状況の戦い方です。
中盤以降は集団戦が発生します。
また、タワーの折り合いが進んで、タワーに頼らない防衛も求められます。
自分のロールに適した行動を心掛けてください。
ポーク型対処 (エネルギー/マークスマン)
安全な位置取りを心掛ける
タワー/ベースを守る等の理由で、今居る場所を離れたくない場合は、まず敵と距離を取ってください。
敵がブリンクや長距離攻撃を仕掛けようとしてくるので、それらが届かないように距離を取ってください。
序盤以上に敵アサシンは背後から回り込むことを意識するので、サポートやタンクなどCCでピールできるヒーローは、エネルギーやMMの近くに居るといざという時に安心です。
最長射程距離で当てよう
敵は攻めようとして前進し、こちらが後退すると、移動の分こちらの技の射程距離が長くなります。
これを利用して自分はダメージを受けず、相手にだけダメージを与えます。
(長い射程距離を利用して、一方的にダメージを与えることを「ポーク」と言います)
上手くいけば敵は撤退を余儀無くされ、レーンを守ることができます。
また、敵のHPを減らせれば、味方アサシンはその敵に対してキルを狙うことができます。リスクはありますが、敵の位置関係をよく見て、生きて帰れると思ったら積極的にキルを取りに行きましょう。
スプリット型対処 (バトル/アサシン)
敵の裏をかく
次は、攻められているレーンを離れるパターンです。
前述の戦術は長距離攻撃を用いる為、エネルギーやマークスマンには向いていますが、アサシンやバトルには向いていません。
なのでいっそ攻められているレーンを離れて、他のレーンを押してみましょう。(これを「スプリット」といいます)
攻撃が防御になる
敵軍が防衛抵抗を受けつつレーンを押すスピードと、味方スプリッターが敵に守られていないレーンを押すスピードを比べたとき、味方のプッシュスピードが上回り、敵のタワーをどんどん壊せる可能性があります。
敵としてはそうなっては堪らないので、タワー防衛に行かざるを得ません。
相手は攻めに使っていた人員の一部(または全部)を守りに回すことになります。
敵の攻め手の人数が減ってくれれば、こちらは人数有利を作り防衛成功する確率があがります。
このスプリットという戦術は、離れたレーンを押しに行く、防衛に来た敵から逃げる必要がある、という理由で高い機動力が求められます。
ブリンクや移動速度アップの技を持っているアサシンやバトルを使っている時に一考してみてください。